やっつけ映画批評!

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ミセスノイズィ 2020 70点

2021-10-11 08:47:37 | 映画
ミセスノイズィ 2020 106分
70点

騒音おばさんの住む部屋の隣に
引っ越してきたスランプ中の小説家、、




騒音おばさんを知ってる人なら
間違いなく連想するチープな設定と
チープな演技

ついで、まぁまあ都合のいい人物配置に

え、これ大学生の作った映画なの?
と若干せせら笑いながら見ていましたが

映画が進むにつれて
見てる人の正義感や倫理観を
揺さぶってくるようなパワフルで
ダイナミックな展開が待っていて

気づけば画面に釘づけになっておりました


序盤は一方的な視点
隣人の立てる騒音にストレスを感じる小説家
視点で進んでいき

中盤からは
実はその騒音を立てる意味が、、

視点をずらした話になっていって
視点をずらすんだろうなあと
予想はしてたんだけど
やっぱり面白いんですけど

この映画の本質はそこじゃなくて


まずはAの視点
つぎはBの視点
映画のように
ただAの人、Bの人の視点を
見るんではなくて


どうしたら
Aの人はBの人の視点に立てるのか
他人を理解するためには
そもそもどうすればいいのか?


っていう
意外とみんな出来ない
それこそ
テレビとかSNSの些細な印象でもって
1度特定の意見を持ってしまった場合

その意見を変えるのって
実はめちゃくちゃ難しいってことを
突きつけてくるので

最初、舐めていたぶん
ぶっ刺さるものがありました

ただ
スランプ中の小説家の設定が
ちょっとイマイチで
そんなに締切追われてないのに
自分で勝手に締切作って
子供放置っていうのが

母親として幼稚というか
リアリティなくて冷めた感じもありましたが

1度立ち止まって
人の立場にたって
考えてみるのって
超大切だなと改めて感じた
騒音おばさん映画でした〜

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