バトルシップ/60点

宇宙人と交信してみたら、地球侵略しに来た...！



アメリカではズッコケ作品ですが、
エンタメ特化＆2017年に見るの正解作品でした。


例の空母と大統領の名前が出てきてにやり

ほぼ人類進化系のエイリアンの武器の斬新さ＆凶暴さが楽しい！
なんですかあのイガイガ巨大ヨーヨー！
沈み込むミサイル！てかミサイルって！もっとフレッシュな武器もってこいよ！のツッコミも面白いという

でもエイリアンの装甲ってなんでいつもあんな石材系なんだろね笑


本戦の3対3はもちろん
(ツッコミどころ沢山あるし、相手の装甲案外脆いんだけど、そこら辺も楽しむべし)

他の細々した戦いも地味な工夫があって、しょーもないのに、
しょーがなく楽しめるという新説設計。


日本人なのになぜか中国戦法ってのは無しだと思うけどさ怒

力まずに楽しめるアホ作品でした。

永い言い訳/75点

妻と妻の友達が死んだ、妻の友達の子どもと遊ぶようになる。




西川美和監督作品、本木雅弘主演です。

夢売るふたりの突拍子もない設定と話から、
だいぶ地に足ついた丁寧で細かな描写と話で安心です。

男をしびれさせるあの一言の切れ味、
鏡を使っての一瞬で「ああ、こいつ最低だわ」をわからせる演出、
の人間内面ほじくりだす技を序盤でかけられ、あとは手のひらで転がされる。


すべてコントロールできてる、と思い込んでいた情けない男が
本木雅弘の幼さあどけなさにマッチして、抜群な味付け。

コントロールできない子どもらとの交流と生活で他人と、自分の気持ちを知る、、ひゃー
うまく出来てるなあ。


準主演の竹原ピストルさんも
中卒→ただ働く感
が直撃で、本木雅弘との対比が見事。

こいつどこでキレるのかなラインの表現が絶品。

うんうん
地に足ついた、描写演出ばかりの佳作ですぜこれは

グッドモーニングショー/55点

立てこもり犯人の要求は男子アナ...？！



うーん。
最初こそフジテレビが作るテレビ局の話！
のマジ話感が伝わってきて、
テレビの仕事にワクワクしてたんだけど、

事件が進むにつれ、みんな喋りすぎ、動機の意外性無し、
全然銃火器爆弾のヒヤヒヤ感無し、

というより変なやつばっかだなおい

にて、無事ちーん


けど、顔泥話が非常によかったので、
なんか悪い点数付けづらい笑

ザ・ギフト/60点

引越し先にいた元友達と名乗る人物...





金持ちイケてる夫婦の豪邸に元友達と名乗る元友達が...

豪邸が舞台なもんで、
目のやり場にこまる
↓
人物のほか、鏡とか、窓の向こう(なんでカーテンしないんだよ)
ピントがあってないところに目がいく
↓
なんか写ってるんじゃないの
↓
怖い

これが舐めるようなカメラワークで繰り返されるもんで、緊張とぎれねええ


でもさあ90分くらいでいけたんじゃないのこれ、はやく終わってくれよおお
でもオチ気になるううう

で見ちゃう不思議...。

定番オチかなと思わせの、まさかの急展開...
うまいよなああれ伏線だったんかいな。確かに違和感あったもんな...。


元友達との距離感演出のいやらしさ、
クソ野郎の心底クソ野郎感、
ミスリード、驚かせ方法と褒めるとこいっぱいあるけど、


もっとお前の会社の装置使えよ
そんな豪邸なのに不用心すぎるだろ
おい嫁、嫁！
てなノイズがあるのと

胸糞エンドなので、オススメはしづらいとこです

SCOOP！/65点

中年パパラッチと組むやる気なし若手女子...。




大根仁監督...
前作のバクマン、モテキとなんとなーく楽しげな、作品だったけど、

今回はガチ。
リアルな社会で生きるために、
こういう生き方もあるのよなあーとつくづく関心。

パパラッチの仕事ぶり、工夫を新人研修と合わせて勉強するのが楽しいわ〜

隠しカメラはもちろん、火遊び、ラグビーあたりの体当たり取材の数々

本気の仕事ぶり楽しそうです...。


そしてそれを支えるモチベーション。
「あいつムカつく」
誰もが持つ気持ちだけで、世の中に俺のムカつくことを映し出すさまがすかっとするぜ！

グラドルと！怒
アイドルと！怒
巨乳アナと！怒
...そしてあいつむかつく


それを代弁してくれるのかスカッとしますで！


グラドル実名だったり、
似たようなスキャンダルで、
サービス精神満点なのも好感！


しかし福山雅治汚すぎ、リリーフランキーガチジャンキー感に違和感感じることあるかと思うけど、
そこは好き嫌い！


いやー
楽しかったです