やっつけ映画批評!

主に映画を
あらすじを1行で!
ネタバレ無しで!
簡潔に魅力(たまに罵詈雑言)を!
お伝えするやっつけ映画批評!

イントゥ•ザ•ストーム/75点

2014-12-31 22:25:16 | 映画
とんでもない竜巻が!大量同時発生!





これはただの災害パニック映画じゃあないですよ!あなどるなかれ
いや、災害パニックだろどうせ、、
的なテンションで見ると大吉!!


竜巻カメラマンクルー!
偏差値3のYouTuber!
学校の卒業式!
カップル!
親!

と最初バラバラな一癖も二癖もある登場人物が竜巻を何個か経て、出会うケミストリー!!
うまくできてんなあ。

SF過ぎない竜巻の圧巻のリアリティと
群像劇的な展開と、小道具を使った丁寧な伏線の積み重ねで引き込まれます!

手持ちカメラ主体の臨場感そこにある感もたまらん!!

暇つぶし用の映画ではありませんぜこれは…。

はあー見てよかった!

ロフト/75点

2014-12-30 18:05:49 | 映画

5人の男たちは不倫のためにロフト部屋を共有していた。

ある日、その部屋で女性の死体がみつかる・・・。



ベルギー人口10,000,000の10パーが観たらしいエロティカサスペンス。
もっとエロいかと思いきやそうでもなかったのがちょっと残念笑

警察の取り調べとともに過去の出来事が少しずつわかっていく。

そんでこの”不都合な事件”の全貌が明らかになっていくってゆーwktk展開。



そりゃあ、こんなやり部屋がばれた日には・・・
懲戒免職じゃすまないよ。

にしてもこの不倫の危機感みたいなのがひしひしと画面から伝わってくる嫌な感じはなんだよ・・ww

「これとかバレたらやばいだろ」

の不安がいつまでもあって一気に観てしもた。
にしても男は馬鹿だねー

それに加えて町の権力者との心理戦なんかもありありでサイドストーリーもぼちぼち良し

真実は途中でわかっちゃったけど、それでもなかなか楽しめました。終盤怒濤の足し算はいらなかったと思うが・・。
なかなかな切れ味でした。

映画を観終わって思ったこと、
「結婚する前に遊んでおきましょう」
法律と約束じゃ重みが違いすぎるのね・・・。

96時間/65点

2014-12-30 18:04:32 | 映画


誘拐された娘を助けるために元米工作員の父親ブライアン(リーアム=ニーソン)はパリへ向かう・・。





この手の映画ならお任せリュックベッソンさんが脚本担当

”96時間”というのは誘拐された人質が無事でいられる制限時間らしい。

それを過ぎれば娘は戻らない。

ってゆー誘拐業界暗黙の知識らしいです。はい。

制限時間以内に娘を救う。←このストーリーはものすごいわかりやすいんだけど、それだけに若干退屈。序盤の実践的(?)なアクションは感心したけど、後半はマンネリ化して飽きてしもた。

全体的に地味だし、社会の闇をスパイスにした重たい仕上がりでアクション映画ならではの爽快感はすげー弱い。

まーここは四日四晩寝ずに必死に頑張った父親に拍手

バーン・アフター・リーディング/35点

2014-12-30 18:02:05 | 映画

ジムトレーナーのチャド(ブラッド=ピット)はCIAの機密情報の入ったCDを見つけ、CIA工作員をゆする・・・。


CMをみた感じ「ブラピのおバカコメディーか、なんかおもしろそうだな」ってイメージだったけれど、

いざ見てみると話はややこしいわ、
特に笑うとこがないわで期待外れ。

なんなんだろうねCMって・・。
考えてみれば「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟が
万人受けするような映画を作れるはずがない。

いきなり銃殺されるシーンみて笑え、って無理があるよな・・。
CIAの機密情報や主人公の行動動機が序盤からまるまる明かされちゃってて関心が続かないのも痛い。

なんでそうなるの?

っていう取っ掛かりがあるかないかで映画の面白さは全然違ってくるんだよなー

CMとのイメージがちがいすぎるから・・
いや、普通に見てもたいしたことはなかっただろなww

思ったことを自由に書けるのって楽しいのね。
140字で人生狂う時代みたのなの?w
かわいそうね彼女も。

私の中のあなた/85点

2014-12-30 18:00:13 | 映画

白血病の姉のケイトのドナーとして生まれたアナ(アビゲイル=ブレスリン)は臓器提供を拒むために母親を訴える・・・。





これが日本の死ぬ死ぬ映画と同じ値段なのが信じられない。
こんなに死生観揺さぶられ、温かい余韻が続く映画はそうそうないってのに。

人を都合よく殺せば、そりゃ泣くよ。
人が死んだら悲しいんだから。


白血病の姉とそのドナーの妹。
それなのにこの姉妹はとても仲が良い。それだけに関係は複雑。

割り切れないんだよな・・・。
もちろん姉を助けたい、でも私の人生ってなんなの
そもそも臓器を提供したら姉は絶対助かるの?


あちらを立てればこちらが立たずの選択には観てるこっちの死生観も揺さぶられる。

それを見守る両親の思いもばらばらだけど家族として楽しかった思い出は共通で持ってる。

病気の経過とともに過去を振り返る構成のうまさは尋常じゃない。

「あんなに楽しそうだったのに、いまはこれかよ・・・」

このコントラストがじわじわ

特に静かに姉妹を見つめる父親の姿がほんとに心に染みる
あの海のシーンはおもわず目から汗が・・泣

1を3では割り切れない。
けれど、そんなもの誰かがほんの少しの優しさを足せばいいことだけだったんだよな・・。

それを思い出すたびに胸が熱くなる、そんな映画でした・・・。