mid90s ミッドナインティーズ 2020 85
65点
スケートボードをはじめる13歳の少年、、
21ジャンプストリートとか
コメディ畑出身のジョナヒルが
まさかの監督脚本を担当する
みずみずしいけど痛々しい青春映画です
A24配給作品なので
ジョナヒルのバカっぽいイメージからは
まるで想像できないような
静かで割と淡々とした作品となっております
で
タイトルの通り
1990年代を舞台にロサンゼルスで
兄と母親と暮らす
か弱そ〜な少年が
スケートボードに憧れ
スケボーをはじめて
スケボー友達が出来て
という
小さななきっかけで
静かにけれど、どかんと物語が
動き始める感覚は
昔たしかにあじわったことのある
懐かしい気持ちと
じんわり黒歴史を思い出させてくれるような
ポジティブけれど
ネガティブな感情を同時に
味あわせてくれました
で
スケボーをはじめて
スケボーが上手い下手からはじまり
徐々にスケボー仲間が増えていき
スケボー仲間のスケボー以外の事も知って
行くと同時に
スケボーを始めたことで
家族との関係性の変化がおきたりと
外側の世界の変化
家の中、内側の世界の変化とに
ぎゅいんぎゅいん
板挟みになる感じ
ひとつの人間の器の中に色んなものが
同時に入ってきちゃうあの感じは
当時感じていた喜怒哀楽全部
詰まっていたようでした
ただ
スケボーもヒップホップも全然詳しくないので
90ずの音楽やカルチャーはまるでわからず
そこの面白さ懐かしさは
ほぼ感じられなかったのと
ちょっと無理矢理感ある
喧嘩の始まり方がだったり
終盤の展開が唐突で雑だったりと
荒削りなところが気になった感じもありましたが
とにかく
胸にしまっていた何かを
静かに
突き刺してくるような
スケボー青春映画でした〜
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます