学生街の殺人(東野圭吾)/60点

旧学生街で起きる連続殺人...！！



切れ味鋭い伏線回収！トリック！
ではなく、お前がやったのか的な火曜サスペンス劇場要素強め。

主人公冴えまくりなのと、
動機どろどろ、人間関係そこでつながるの修羅場だろ感が強いので、
やや都合主義かしら。

そして必要以上登場人物が多く、
また描き分けもなんだか鈍いので、
正直読みづらかったかなあ...。

それでも、好きな人のために真実を知りたいという素直な気持ちには動かされるものがありましたよ...。

学生って、ほんとにいいよね。

セイレーンの懺悔(中山七里)/80点

マスゴミさんのお仕事っすか




マスゴミって言葉やたら流行った時期あったけど、いつだっけ

ハーメルンの誘拐魔とリンクも思いきや全然違うのね。
事件をおう警察とマスコミさん、
多角的にみてみえてくる事件の全貌ももちろん面白いけど、

それよりもマスコミさんの社内で何が起きてるかという職業体験＆職業倫理体験がおもしろい！

主人公のモチベも気になるところですし、事件もたゆまなくすすむので、グビグビ読めます。

原点に立ち戻るとやっぱり、どの職業も同じ金言あり。


やっぱり読ますね～中山七里

ルーム/50点

6年間監禁された母と娘...。




こりゃ実話ですか...
なんだかいろいろな賞とってるみたいだけど、
子役がすごい！...
だけの映画なんじゃないのかこれ？

母が見たら違うんだよとかみんな言うんだけど、おれ、母じゃないので...。

前半の逃走劇に目新しさは無く、むしろツッコミどころ多くて困る。
なぜ確認しない...頭おかしいんかお前！
あ、頭おかしいんだった...。

からの、こっちの想像を出ない話に終始うんざり。
そりゃ子役の女の子になっちゃった男の子演技、おどおど演技すごいけど、
俺好みな映画じゃないのよ。


監禁されてました、脱出しました(警察すごすぎ)、社会復帰します、
小さな物語に頼らないと生きていけません、それでも現実受け入れて、この世界で生きていきます

↑
ほぼこの序盤頭に浮かんだ筋からはみ出さないのよ！

そりゃ実話すげーよ！
そりゃ母の愛すげーよ！
(終盤薄れてないか？)
でも、なんにも想像の外に連れてってくれないのよ...。

結局生活感出る前に意味アリげにおわって、なんですかこれ
すべて予想通りのお話でした。

10 クローバーフィールド・レーン/55点

車で事故ったしまった...あれここ地下シェルター...？




クローバーフィールドと銘打ってるからと構えていても、斜め上から殴られるようなとんでも展開。

なんにも情報なく見ちゃったほうが吉！
なのですが、
道中があまりにも退屈...。
CABINとか見ちゃってるんだよこちとら！
そんじょそこらの変化球じゃ驚かなくなってしまっている恐怖...。

密室スリラー
やたら優しいアイツはなんだ？
系の話がなあ、もっとひねりあればいいんだけど、定石過ぎて、とくに驚きなし！

てゆーか、倒し方あれしかないんかなあ笑
何度めなのよ^^;


んーこれ見るんだったら、もっと見るべき映画たくさんあるよね...

ちはやふる 下の句/55点

競技カルタ部！




人気原作からの実写化！
原作読んでるので上の句飛ばして下の句行きましたが、
うーん、上の句のほうがスポ根感ありそうで、非常に損した気分...。


下の句は精神世界入ることおおいし、一人語り多いし、敵の分析ノート扱いひどすぎだし、札飛びすぎ...

とりあえずスローモーションにしておけば、エモーショナルでしょ？スタイリッシュでしょ？
という感があってなんだかなあ。


てか団体戦どうなった？
あのノートは役に立ったのか？
取ってつけたような都合の良いラストシーンもげんなり...。
そんな、キャプテン翼じゃないんだから...
↑
と不満点あげればきりがない！


漫画にあった、各人が懸命にカルタを通じて自分と仲間に向き合うひたむきさの代わりに、
クイーンがどうの、昔の友達がどうの、という表面的な人間関係なとこにとどまってるのが惜しい...！


しかし！
広瀬すずの顔面美さることながら、
松岡茉優のジャージジャガーポーズスローモーションは最高にエロいです...。