モラトリアム真っ最中の朝倉あき...
詩とファンタジー年間優秀賞を
最年少で受賞した
慶應大卒の28歳中川龍太郎さんが
監督を務め、
主演は横道世之介の倉持の嫁
朝倉あきさんです
かつてのユーザーとしては
もっと中央線風景を見たかったり
街並みを見たかったりもしましたが
国立の程よいにぎわいは
映画の空気感に合っていてよかったです
朝倉あきのストレスを溜め込むタイプの
幸薄そうな男性経験少なそうな
主人公の演技も適切で
じわりじわりストレスが溜まっていくのは
個人的かもしれませんが
妙にサスペンスフルにも感じられました
と所々
褒めたい気持ちもあるんですけど
やっぱり
手紙+ナレーションと
ポエミーな1人語りっていうのが
あまり好きではありませんし
ちょっと青臭いセリフも多くて
正直、作り物感、演技してます感が
漏れてきていたように感じました
なんかこう
恋仲になる前のあの甘酸っぱい空気も
童貞感ありすぎて恥ずかしかったです
なんか
「ずっと見てました...!すみません」
みたいなすみませんエクスキューズとか
言わせてるな〜とか
思いましたし
あと
ことある事にラジオ、流れてくるんですけど
その紹介される投稿メッセージのぬるさが
超ノイズでした
あんな温いメッセージ送るの
主婦だけですって
もっと工夫を凝らしたメッセージ送りますって…
とそういった細部を切り取ってわかるように
色々と惜しい
モラトリアム映画でした