やっつけ映画批評!

主に映画を
あらすじを1行で!
ネタバレ無しで!
簡潔に魅力(たまに罵詈雑言)を!
お伝えするやっつけ映画批評!

風が強く吹いている/80点

2014-08-30 19:11:44 | 小説
10人で箱根駅伝を目指す!



三浦しをんが書く最高に爽やかで熱くなれる駅伝スポ根エンタメ小説!

ジャンルはスポ根なんだけど、暑苦しさは薄め。
ひたすらに走り、速度を上げ、時間を削る過程は冷酷で、どこか虚しさすら感じる。


速さを、何より強さを求めた彼ら出したゴールはまさに十人十色。
ランナーの見てる風景と内面、さらに見守る人たちの心の動きが繊細で、常に琴線震わされてました。。

レースの結果は、やりすぎなんだけどね笑



映画版は、
うまいことまとめてるなーって。小説版よりリアリティあるし、無駄なとこ削って燃えるところ足した感じ!

どっちも面白いっす




ストリングス/55点

2014-08-29 07:53:57 | 映画
話の内容はたいしたことないからいろんなとこが目に着く。

表情のない人形に表情があるように見えたり、
動きに違和感がなかったりと、なんだかうまくできてるなー

糸だけであることをあらわすシーンとかとんでもなくうまくできてるなー。
芸術性高いのながあった。

が、吹き替えがしっくり来なかったり、
人形の世界の設定がわけわかんなかったりと納得できない部分が多々あった。

ついで
「人はみな誰かに操られている」
という哲学も背景にあったけど、個人的に受け入れずらい思想なので割愛させていただきます・・。



あと草なぎ剛下手すごだろ・・。
鼻水垂らしてるんだろ、吹き替えながらも

ゆれる/85点

2014-08-29 07:53:12 | 映画

東京で華やかにカメラマンをしている弟、かたや実家で家業を継いだ兄。
母の死後、久々に帰郷した弟は兄が想いを寄せる幼なじみに近付き事件は起こる・・・。


感情のつり橋でゆれた兄弟。

サスペンスなのだけれど、物語の鍵を握るのは小手先の安いトリックではなく、
それぞれの人物の感情。

人間の記憶なんてそのときの感情で変化するもんなんだから、ものすごい曖昧なものなのよ。
そのときなにを考え、何を思ったのかがものすごい左右するのね。


結末がどうこうとか、どんでん返しなんて派手さなものは
ないのだけれど、この映画に強く惹きつけられたのは、
誰もが持つ、郷愁と兄弟(家族)に対する愛なんだろうな・・。



都会でいくらちゃらちゃらしてようが、あんたのルーツは故郷だろ。家族だろ。
変わるわけ、変えれるわけないだろ・・。

そんな誰もが持つ心のやわらかい箇所を西川監督さん(天才)が生々しくくすぐってくるもんだから
たまったもんじゃない。
そりゃあ胸も熱くなるさ・。


にしてもロケ地がまさか実家近くだなんてww

クワイエットルームへようこそ/75点

2014-08-29 07:52:13 | 映画
目が覚めたら精神病棟ですか・・・。




「自分では普通と思っているけど、はたからみたらそれ異常なんだよね。」

てなもん誰しもが持ってると思われ。それに気がついてるかどうかは別としてね。


コメディタッチながらも締めるとこは締める緩急のつけ方がうまい。
脚本も読んだけれど、脚本の雰囲気以上にこの映画は完成度が高いのよな。
やっぱり松尾さんすげーな。

なんなんだろうな、あの空気感は。
どんな育ちしてきたのか。後天的なもんなのか。先天的なもんなんか・・。


舞台は精神病棟、異常者 対 異常者 対 正常者であるナース
てな構図で基本的にはカオスなんだけれど、
その中にも「普通」は確かにある。普通って馬鹿にしがちだけど、大切なんだよな。

異物だらけの世界でどう自分を出していけるのか、
それがコミュニケーション力たるものなんだろうね。

カンナさん大成功です/70点

2014-08-29 07:51:03 | 映画
デブスのカンナさん、全身整形しちゃうのかよ





整形後がホントに綺麗すぎるのに中身はデブでブサイクなまま、
だからこその人から虐げられる痛み、辛さを知っている。
にしても外見て本当に大切だよな・・。
男の人の手のひら返しったらないぜww

女の人は大変だよな・・。
何度もいうけど入り口は所詮顔なんだからね。


ぶっちゃけ前の板野より今の板野のほうがいいでしょ。
10年後知らんけど、定期的にメンテしなきゃいけない類の顔らしいからな・・。


嘘はついたら突き通さないといけんけど、それってどうなんだろうな。

所詮顔でしょ。されど顔なんだよなー。
絶対顔って性格に影響あるし・・。
くそー


男は顔じゃないでしょう。顔は25歳まで。男は中身でしょうか(残高)