ドロステのはてで僕ら 2020 70分
65点
2分先の未来の自分から声をかけられた男...
劇団ヨーロッパ企画の主宰者
サマータイムマシン・ブルースとか
前田建設ファンタジー営業部の
脚本担当
上田誠さんが
脚本を担当した
ほぼ70分ワンカットの
タイムパラドクスコメディ映画です
2分先の未来が映るテレビが
突如として現れて
大混乱
次第に色んな人が集まり
知恵を出し合い
2分先の未来が見れるテレビの
とんでもない使い方を見つけてく
っていうワクワク展開もさることながら
やはり脅威のワンカット
2分後の未来で映っていた自分たちと
同じ動きをしなければならない
という
激ムズ演技
に加えて
2分後という時間的制約の
2つを同時にクリアしていく
難易度の高さに唖然としますし
ついで
きちんとタイムパラドクスのつぼをおさえた
頭を柔らかくしてくれるストーリー展開は
サマータイムマシン・ブルースにあった
バカっぽさ
子供っぽさとは一味ちがって
ちゃんと大人の鑑賞にも耐えれる
大人設計となっておりました
が
良かったんですけど
ワンカットと2分後設定が
諸刃の剣的な感じで
あーこれね
緻密に計算して
めちゃくちゃ頑張ってるんだなあ
いや〜関係者みんなすごいなあ
ってのが
透けて見えちゃって
映画に映らない裏の部分が
ノイズになってしまって
ちょっと
映画そのものを楽しめなかった感は
正直ありますが
この楽しいアイデアと
とんでもない
頑張りには素直に拍手を送りたい
タイムパラドクスコメディ映画でした〜
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