ゾンビの中心で愛をさけぶ 2019
60点
離婚寸前夫婦が
ゾンビパニックで部屋の中に閉じ込められる...
スウェーデンデンマーク合作の
異色ゾンビ映画でした
ゾンビ映画というよりは
ゾンビ映画的設定を活かした
ラブストーリーとなっていて
グロゴアなどの人体破壊描写はほぼ無くて
すっきりと観れました
序盤ね
ゾンビ感染が拡大していく世界の静かな混乱
おもにテレビですけど
部屋から出ずに静かな混乱を表現してくのは
ロールプレイング感もあって良かったです
外はゾンビいるから
2人手を取り合うしかないっていう究極の
吊り橋効果的設定からはじまり
互いを知っていく
知ろうとしていく過程は
他のゾンビ映画のような激しいアクションが
ないのでじんわりと
夫婦の関係を辿れるのも良かったです
ただ
ライフライン
水、電気、ガス
トイレとかも
どうなってんの問題は
最後までノイズに感じてしまいましたし
もうちょっと追い込まれてからの
極限状態みたいなのも味わいたかったし
ゾンビ映画のアクション的な見せ場も
1箇所でいいから欲しかったなあとも
思いました
しかし
見事な着地
2人が体現する愛の威力は
なかなか凄まじいものがあった
変化球ゾンビ映画でした〜