やっつけ映画批評!

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お伝えするやっつけ映画批評!

さよならくちびる 2019 50点

2019-10-30 08:08:58 | 映画


さよならくちびる 2019
50点



ハルレオというギターデュオの解散ツアー




監督は
害虫、黄泉がえりの
塩田明彦さん
今回は原案脚本監督ということです

主演は
門脇麦と小松菜奈と成田凌




2018年を舞台に
アコースティックギターデュオって
どうなの?
という疑問からはじまり

エゴサーチもしない、
TwitterFacebookとかでの広報活動もしない
YouTubeも動画あげてない
みたいな
アーティストとSNSの描き方が
弱すぎるのに

そのくせライブ配信とかしてるの
なんか胡散臭いと

僕を納得させるリアリティは
感じられなかったですし

あいみょん、秦基博からの
楽曲提供を受けた曲も
弱くないですか?これ
特にあいみょんの曲が

どう聞いても
アルバムの7曲目に入ってるような
いわゆる捨て曲にしか聞こえなくて

そこにも
やっぱりリアリティを感じられなかったです


でねー
個人的に1番ハマらなかった要因が
歌詞なんですよ
リリックですね

僕ね、音楽遍歴として
なぜか英語歌詞でうたうインディーズバンドとか
インストバンドとかを
よく聞いていていたので

歌詞を噛み締める、
歌詞をマジマジと読み込む
みたいなことを
全然してこなかったので

歌詞からハルレオの関係を
読み解くみたいなのが
全然捗らなくて、うーんダメでした


過去と現在の行間も相当広くて
想像の余地が大きすぎるのも
ちょっとめんどくさいし

なによりね
ラストが蛇足すぎて
最後の最後まで
弱いし、面白くないなと

言う感じの解散ツアー音楽映画でした

イットカムズアットナイト 2018 45点

2019-10-25 09:58:51 | 映画


#イットカムズアトナイト 2018
45点

いやーめんどくせえ爆
人間の想像力怖い!猜疑心恐ろしい!的なのわかるけど、そういう''機微''がメインな映画って合わねえ~

別の意味で「92分精神を保てるか」というね、、
エンドロールでうなだれてしまった...
外角攻め得意な投手の配球みたいな構成よな....

デッドロック絶対王者ボイカ 2016 55点

2019-10-23 10:37:51 | 映画


デッドロック絶対王者ボイカ 2016
55点


地下闘技場で敵の罠にハマる主人公...




うーん、
たしかにリングの上でのアクション
カメラワークなんかは
かなり良いんですけど

この映画、致命的な弱点が3つあって
そこまで面白くありませんでした

致命的な弱点ていうのが

まず1つ目
リングの上での
映像表現の限界ですよね

ほんとずっとリングの上での格闘が続くので
相手が多少変わろうが、アングルとか
戦い方とかそんなに変わらないんですよね

だから、簡単に言うと、
2試合目で飽きちゃうっていうね


そんで次
2点目ですけど

主人公の能力が向上しない
っていう点です

時間的な制約があるのは仕方ないと思うんですけど
基本的には劇中で
主人公の能力が訓練により向上する
みたいな
スポコン的な、ロッキー的な
熱さがないので、面白くないんですよね

練習してた技が本番で...
みたいなのないので、
そりゃ面白くないわっていう...


そんで3つ目
主人公の、精神性の幼さ
です

結構ね、この映画
許し、
っていうのをテーマにしてるんですけどね

自分の愚かさに気がついた
みたいなことを主人公が言うんですけど

言ってるだけで、結構ガンガン
人殴りまくるというか
いやいやお前全然反省の色ねえのかよ
ってうね...


はいということで
アクションに飽きる
主人公の強さが変わらない
主人公の精神性が幼い

以上の3点
面白くない
残念地下闘技場映画でした~

半世界 2019 55点

2019-10-21 10:33:18 | 映画


半世界 2019
55点


田舎で炭職人をしている稲垣吾郎...





監督脚本は
亡国のイージス
闇の子供たちなど
イマイチヒット作に出会えていない
阪本順治さんです


地方都市でのリアルな暮らし
手詰まり感、閉塞感を

炭職人の仕事ぶり、夫婦生活
こどもとのやりとりを通じて
まざまざとみせつけてくれます


そこに中学の同級生
長谷川博己ハセガワヒロキが
帰ってきて...

物語が動き出すんですが

ちょっと登場人物の描き方のバランスが弱いというか

稲垣吾郎が田舎で1人で黙々とする仕事
長谷川博己が都会風吹かせてる人
渋川きよひこが田舎でも社会とのつながりを持ってる...

とかの描き分けだったらわかるんですけど

稲垣吾郎へのバランスのかけ方が多くて
ほか二人の思い、モチベーション
田舎での生活への思い

がイマイチ伝わってこなくて残念でした...



話の仕掛けも色々と唐突で
ちょっとこれ急じゃね?
と思うシーン多々ありましたし

もう少し伏線というか
前ブリのようなものがあってもよかったんじゃないかなあと思います


ただ
タイトルの半世界というのが
強烈で

どこまでの世界を知って生きているのか?
そもそも
自分の世界を知っているのか?
守れているのか?

半世界で暮らす3人のこれまでの人生の
実は「反省会」というダブルミーニング
でもあるんじゃないのかとも
感じました

自分の世界ははたして
半径何メートルなのか
世界の住民のことを知ろうとしているのか
知ろうとしてこなかったのかと
反省してしまう田舎映画でした〜

美人が婚活してみたら 2019 40点

2019-10-19 20:43:03 | 映画


美人が婚活してみたら 2019
40点


婚活をはじめる黒川芽以...




カントクは勝手にふるえてろの
オオクアキコ

原作は
とあるあらこ

脚本は
お笑いコンビのシソンヌの
じろうが担当しています


タイトルまんまのお話ですが
一昔前の月9ドラマのようの話運びと
キャラ設定

新鮮味の無いストーリーが
面白くありませんでした

恋愛上手くいくと仕事も上手くいく
みたいなの
めちゃくちゃつまんなくないですか?


そんでこの映画が致命的につまらないのは
なんといっても
脚本にあると思っています

シソンヌのコントが
そもそもそんなに好きじゃないっていうのもありますが
映画のセリフが
ホントにコント仕様のセリフばかりなので

「あーいまこういうキャラのセリフだな」
「あーいまこういう設定のコントのセリフだな」
っていう、すごく、セリフ、
セリフ以外もコントコントしてて
映画の画面には耐えられない
見るに堪えない
全く笑えない

滑り続けているコントをみているような
非常に痛いクオリティになっていました

あと
原作が悪いのか、脚本が悪いのか
よくわかりませんが
出てくる人達の
恋愛観、職業観、結婚観、人生観が
どれも浅くて、気持ち悪くて、

やっぱり全員コントに出てくる人物のような
設定を詰め込んであるだけなので
実在感がないように感じてしまいました

結局
男にとって都合の
いいだけの女になってるような
主人公の描き方も胸糞ですし

まー
今の恋愛ってこういうもん
なのかもしれませんが

とにかくつまらないコントを見せられたような
残念婚活映画でした~