バルーン 奇跡の脱出飛行 2020 125
70点
気球で西ドイツへの脱出をしようとする
家族...
1979年
まだ東西ドイツに別れて
西が資本主義アメリカ
東が社会主義ソ連
東西に別れて全く異なる国家体制のあった
ドイツを舞台にした
実話ベースのお話です
東ドイツのやばい感じを冒頭5分くらいで
手際よく描きつつ
家族みんなで
熱気球に乗って亡命するため
気球を作ろうと画策するけど
ガスボンベのトラブル、カゴのトラブル
ついで
そもそもこの気球用の大量の布買うのって
あやしまれるんじゃね?
と色んな気球作りのゴタゴタもありつつ
亡命なんて絶対させたくない
国境超えるやつ銃殺待ったナシで
おなじみ
東ドイツの秘密警察シュタージの
執拗で強引な捜査との
気球が出来るのが先か
捕まるのが先か
というか
そもそも気球で逃げれんのか
っていう
ふたつの推進力がまず
普通に面白かったと思います
が
もっと東ドイツにい続けることで
おこる不幸とか
東西ドイツの地理的な位置関係
どこから離陸して、
どこを目的地としてるのとか
わからなかったのも残念ですしたし
あとあと
滞空時間とか高度をやたらと伝えるシーンがあるんですが
それが何を意味してて
数字の変化がどう物語に影響するのかが
あんまりわからなくて
そこも残念だったと思います
ただやはり
全体としてのクオリティは
高いのでなかなかに楽しめる
東西ドイツ亡命スリラー映画でした