未来のミライ 2018 45点

未来の姿の妹に会った
4歳のお兄ちゃん...



時をかける少女、サマーウォーズの
細田守監督作品です

未来のテーマ、という山下達郎の曲を聞きながら
妹が未来からやってきたって？
どんな冒険が待ってるんだろう〜

なんて胸を弾ませていると
思っいっきり肩透かしをくらいます

4歳の男の子の幼いフィルターを通じた
目線で話が進みますが

全体を通じたストーリーというのはほぼ無く
脈絡のない
訳の分からないタイムトリップや妄想の
短いエピソードが繰り返されるので

(しかもどのエピソードも
都合がいいというかなんというか)


まったく面白くありませんでした


そんで
全編通じて
育児の大変さってものが
描かれてはいるんですけれど

子供が覚えたての言葉を使うような
観ていて恥ずかしくなるような
無邪気なディテールだらけなのも
良くなかったなあと


ゼロ歳児の育児に
あのレベルであたふたされたりすると
さすがに冷めるというか、引くというか...


ファッション育児というか
雰囲気育児感がビンビン伝わってきて
まったく乗れませんでした

ほんとに育児したことあるなら
もっと気の利いたディテールあるでしょ～
と、ね



ストーリーは面白くない
メッセージは平凡
ディテールは赤点

と
映像美以外いいとこ無しの
エセイクメン映画でした～