(前回の続き)仙台空港内の人気ラーメン店で朝の一杯を頂いた後は飛行機にて本州脱出。
今冬2月には沖縄に行きましたので夏は北海道にバカンスでございます(おーほほほ)
最近ピーチエアの格安航空券にすっかりハマってますが、ちなみに新千歳空港まで往復9,000円弱だったんで本当に安い。新幹線だったら東京へ片道すら行けない値段ですよね。多分コロナ禍の今だけ価格でしょう。
途中青森の下北半島を通過。窓下に見えるのは鳥取砂丘より実は大きいという「猿ヶ森砂丘」のようです。昔陸地から見に行ったことが有りましたが(クリックで過去記事へ)自衛隊敷地の立入禁止で砂の一粒も見られなかったっけ。ようやく見れたなぁ。ちょっと遠いけど。
さて嬉し恥ずかし初の北海道上陸。ここが新千歳空港ですかー。なんかお店が沢山あって仙台空港や那覇空港とは別世界のよう。さすが観光の街。
美味しそうな香りに惹かれてカルビーのお店でおやつを購入。揚げたてのポテチとか絶対美味しそう。こんなのは買うしかない。
なんかジャガイモばかり買ってしまった(笑)まぁカルビーだし北海道だし良いでしょう。実際めっちゃ美味しかった。
北海道ではレンタカーを借りて移動。4WDの小型車を借りましたが本当は軽を借りたかったけど一番安いのがこれでした。1日約2,500円の格安レンタカーだし贅沢は言えません。4日間頼むぜ相棒。
さて北海道初日は好天に恵まれました。とりあえず札幌経由で積丹半島方面に向かってみます。積丹半島の海沿いは積丹ブルーと呼ばれる海が綺麗なんだらしい。一度見てみたい。
うむむ日の入時刻:19時頃との事でちょっと積丹ブルーには間に合わない。暗闇で積丹ブラック見てもなぁ。しかも雲も出てきたし行きたかった日帰り温泉施設にも間に合わない目算。なるほどさすが北海道、地図で見るより結構距離が有るから普段のだらだら無計画旅行が通じない。
予定変更、積丹ブルーは諦めて小樽の夜景を観光することにします。小樽は北海道三大夜景の一つなんだらしい。ググると天狗山展望台が有名でロープウェイがあるようでしたが有料なのでパス。無料の毛無山展望所の方に行ってみます。
19時の日没。霞がかかっていて夕日は見られませんでしたが緑が綺麗で空気がよく人もまばらでのんびりと過ごす事が出来ました。海の近くに小樽の街が見えますね。あの辺が夜景になるのかな。
駐車場に戻って1時間くらい車で仮眠を取りふと目覚めるともう夜になっていて、夜景目当ての車が沢山停まっててビックリ。遅ればせながら展望台に移動してみると見事な小樽の夜景が広がっていました。
さてラーメンはこの日のお昼に札幌市内で頂いた一杯から。
北海道のラーメンと言えばまずは札幌味噌ラーメンでしょう。数多の人気店がひしめく強豪地域ですがやはり、いの一番に行きたかったのがこちら「すみれ 中の島本店」でした。カップ麺にもなってる超有名店ですね。
ちなみに「純連(すみれ)」と「純連(じゅんれん)」と「すみれ」の関連性についてはこちらのサイトが詳しいので勝手ながらリンクさせて頂きます。
純連・すみれ・純連系について : 「北海道ラーメンガイド てく」 ブログ版
新横浜ラーメン博物館に昔出店してたのは「純連(すみれ)」の方で、そいえば以前博物館の人から出店を口説かれてた時に漢字表記は許されないがひらがな表記”すみれ”で良ければ出店しても良いと許諾した旨のエピソードを聞いたことあります。”純連”という漢字表記にこだわりが有るのかなと思ってましたが結局北海道の店舗も全部ひらがなすみれにしちゃったんですね。まぁその方が確かに分かりやすい。
ちなみに仙台には「純連(じゅんれん)仙台店」(店名クリックで過去記事へ)が有りますので”すみれ”と純連の違いにも注目してみたい。
おおー「純連仙台店」の味噌とは違いますね。いや大まかには近しいスープですが思ってたより差異がある印象です。
まず豚骨ガラベースは強めでラードが入り分厚く油膜が入って見た目通りのこってり感があります。すみれの方がやり過ぎ感有りますがまぁこの辺の動物系は近い印象。
味噌ダレは豆味噌の風味が感じられて香りが”すみれ”と純連とでなんか違う。味噌自体が違うのかな。
昆布出汁が効いていて旨味がしっかりしていて挽き肉がふんだんに入り肉味を加えているスープの組み立ても仙台純連に近いですが”すみれ”はより味噌が濃ゆくて気持ち塩気が強い気がします。
ビックリしたのは挽肉の他にチャーシューも入る事。値段もちょっと張りますがコスパ的にはお得感ありますね。
麺はもちもちな太麺で濃厚なスープにガッチリと絡むタイプ。少しクドいかなというくらいこってりした味噌ですがハマれば極上に感じられる美味いスープに思います。
スープまでしっかりと完食です。ドンブリの底に”感謝”の文字が。こちらこそ旨い一杯に感謝!
仙台純連では塩も美味しいのですみれの「塩」はどうんな感じでしょう?
動物系ベースは味噌と共通で油量が多くラードが入り旨味の塊のようなスープに塩ダレは昆布出汁を主体とした感じで塩気が味噌よりも強いくらいになかなか生じょっぱい感じです。
仙台純連の塩があくまでも豚骨主体に適度な塩ダレ量で纏めている「とんしお」的なバランスなのに対し、”すみれ”の塩はもっと昆布が主張していて旨味も強いが塩気が半端なくなっているような気がします。
あーでも旨味が強いから全然飲み干せちゃいますね。急激に水が欲しくなるパターンかも。
(後から思ったのですが”すみれ”の塩は少し函館の塩ラーメンに引っ張られたようなスープっぽいです。)
トッピングは玉子焼きと白いのはカマボコでした。カマボコ入るのは北海道っぽくて面白い。
錦糸卵に刻みのりがパラり。赤いのはなんと明太子でこんなの美味しいに決まってますね。
ラーメンのスープを蓮華でかけてずずずっと飲むように頂くのが至高。旨し。
お店は住宅街の中にあり駐車場完備なので車でも来られるのが良いですね。店内は人気店だけあってサイン色紙が沢山飾られてました。おっとゴー☆ジャスな方の色紙を発見。なんか各地のラーメン屋でよく見かける気がする(笑)
さて札幌味噌ラーメンの雄「すみれ 中の島本店」ですが想像以上にパンチの有るこってり系の一杯でした。塩気の強さも有ってクセになる味わい。カップ麺食べてその気になってたらダメですね。やっぱ本場で食べてみないと分からないものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます