(前回の続き)旭川市で強烈インパクトな一杯を頂いた後は完全フリータイム。今旅のテーマ「忘れ物を回収に行く」も取りこぼしながらも概ね回れましたしあとはのんびり過ごすのみ。
そういえばサザエのおやき(大判焼き)が食べたいなと18:30頃イオン旭川西店に立ち寄ってみましたが生憎の売り切れ。結構早くなくなっちゃうものですね。
総菜コーナーを覗いたら美味しそうなお寿司が値落ちしてまして今夜の夜食にいろいろと購入。醤油も忘れずにゲットしておきましょう。
明日は今旅6日目でいよいよ最終日。千歳でのレンタカー返却期限が15時なのでとりま札幌方面に向かいます。
札幌のどこかで夜鳴きラーメンでも食べようかとススキノに繰り出してみたのですが0時過ぎだというのにどこもかしこも開いてるラーメン屋がことごとく大行列になってて兎角人混みが凄かった。コロナ禍も遠くになりにけり。平日なのになんでこんなに混んでるの?(笑)
夜ラーは諦めて「北欧の風 道の駅とうべつ」にて車中泊を決行。
こちらは2017年にOPENしたばかりの新し目な道の駅でして札幌から近いせいか夜中なのに若者がたむろしてたりしてかなり賑わって(ってかちょっと煩かったw)ました。でもトイレが綺麗なので何の文句も無し。
翌朝は起床後「北のたまゆら東苗穂」に移動してひとっ風呂頂いていきます。
こちら朝8時から開いてて大人490円で天然温泉で露天もあるって最高ですね。札幌って何気に日帰り温泉が安くて助かります。大広間も有るのでお風呂上がりに180度横になって休憩出来るのも有り難い。アラームかけないとこのまま夜まで寝てしまいそうです…
さてレンタカー返却前にサザエ@イオン千歳店に行きまして昨日買えなかったおやき(大判焼き)を土産に買っていきたい。
サザエのおやきにはノーマルな茶皮のものと、白いモチモチした白皮のと2種類ありまして個人的には後者が好きなんですが生憎この日は白皮のがお休みとの事でちょっぴり残念。茶色のをいくつか買いましたが、次回こそは白いおやきを食べたいな。ああまた旅の忘れ物が出来たかも…。
ってことで今回の旅もここまで。1泊6日で約2千キロ走りましたが道路が広いのでそんなに疲れないですし各地にグルメが有るからやっぱ北海道って楽しい。今回で根室・網走など道東エリアを回れたのでひとまず北海道を1周した気がしますが、まだ訪れていないもっとマイナーなご当地ラーメンとかもあるようなので次回が有ったらその辺を巡ってみたい。LCCピーチ様、格安セールをまたよろしくお願いします。
さて北海道を離れる前のラスト一杯は、この日のお昼に札幌市内の南区真駒内エリアに在ります「麺処 白樺山荘 真駒内本店」にて頂いておりました。
白樺山荘はそれこそ新千歳空港やススキノのラーメン横丁にもある超人気店ですがせっかくなので本店に乗り込んでみましたらログハウス風の店舗がなんともお洒落で雰囲気が良いですね。
メニューは味噌、正油、塩と一通りあり。本店限定鶏塩にも惹かれますがまずは定番のこちらを頂きます。
席にはゆで卵が置かれていて何と食べ放題な模様。いや素晴らしい。常識の範囲内でパクつかせて頂きます。
早速のスープですがベースは豚骨で臭みは無く油量は強めでコク深く取られています。昆布系がさらりと効かせてあり根菜類も多めに合わせてあるようでボディの太いスープベースに仕上がっている印象。
味噌ダレは麹の効いたやや甘めな調味で配合もなかなかの濃い目。ただ塩気はそんなには強くなくて飲みやすさが有りますね。
野菜の甘みと相まったナチュラルな美味しさが有ってかすかに感じるゴマ油が良い隠し味になっているバランス感あり。札幌味噌系のスープには違いないけれどそのカテゴリーの中では少し味噌タンメン寄りなスープ印象かもしれません。
麺は味噌に合う黄色い中細麺で軽く縮れの入ったもの。チャーシューは細切れのサイコロ上で入り大き目なキクラゲは食感が良く板海苔、メンマ、カイワレ、ネギ、モヤシが少々入りシャキシャキッと頂けます。旨し。
早速のスープですが動物系のベースは味噌と共通のようで豚骨ガラ味に油脂多めは変わらず。スープ表層に軽く背脂が振りかけられてコクの強さが印象的です。
塩ダレは割とストレートなタイプで味醂系で少し甘みを加えてますが基本は動物系と野菜の旨みをそのまま生かした味わいになってますね。味噌よりも塩気が強くて磯海苔や昆布系の塩気も後押しになっているのかも。
チャーシューが豚バラのロールになってあと磯海苔が乗せられアトランダムに磯の香りをスープに与えてくれています。野菜は味噌には無かったニラとタマネギが入っていて味噌との差異化がいろいろと図られている模様。
実際スープの味わいもとんしお(豚骨塩味)的なものになっていて味噌とは全く異なった表情が見えるのは良いですね。美味いです。
さて「麺処 白樺山荘 真駒内本店」ですが平日にもかかわらず家族連れなど多数のお客さんで賑わって活気にあふれておりました。
「純連」「すみれ」辺りのいわゆる純すみ系のような味が濃くてラードたっぷりのストロングな札幌味噌ラーメンを食べなれてしまうと味が薄いような印象を受けてしまいますが、滋味に溢れた自然の旨味たっぷりの良いスープは老若男女に好まれる傾向があるかもしれない。ごちそうさまでした。
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