仙台ラーメン最強伝説

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旭川らぅめん青葉 本店(北海道旭川市)

2024年04月05日 | 日本全域

前回の続き)真狩村で至極の一杯を頂いた後は翌日の旭川に向けて国道230号線を札幌に向かおうかと予定していたのですが…、

昨日室蘭で夕陽が見られなかったのがちょっと心残りで、私バカよね~♪とか歌いつつ洞爺湖の横を抜けて南下してみます。

さっきあんなに近くに見えていた羊蹄山が洞爺湖の向こう側に。やっと頂上見せてくれましたね。

実は数日前に洞爺湖から近い昭和新山で土砂崩れがあったそうで現場が見られるかもと思い一応行ってみたのですが

そもそも崩れる前を知らないのでちょっとよくわからなかったw

昭和新山で大規模な土砂崩れ、「ガラガラと音立ち、上空に砂ぼこり」 [北海道]:朝日新聞デジタル

ただ昔は平地で畑だったところが隆起してあの頂上になったってのは流石にビックリです。火山のパワー恐るべし。

 

白鳥大橋を渡れば目標の道の駅はもうすぐです。

 

さて今旅で2回目の「道の駅みたら室蘭」に到着したのが16:30頃。今度は日没に間に合いました。

あいにく水平線際は雲がぶ厚くて太陽が海水に浸かる瞬間は見えませんでしたが、レンタカーのシートをリクライニングして100均で買ったクッションを首に当てて辺りが暗くなる中のんびりと仮眠を取らせて頂きます。

そして疲れがたまっていたのかぐっすりと寝てしまい目が覚めたのが20時頃。夕飯がてらどこかで室蘭カレーラーメンでもと思いググってみましたがどこも結構閉まるの早いのね。

まだ開いてそうな店に行ってみましたが閉まっててカレラーは断念。まぁ幸い昨日コープさっぽろで買った菓子パンが沢山あるので食うには困らず。ただこうやってラーメンを食べるチャンスを逃してるのは遺憾です。旅の忘れ物(心残り)を回収しながら増やしていってるような気がします。

 

さて今旅ですが事前に一応ざっくりと予定は立ててまして
明日3日目は旭川ラーメンを食べる事になってます。ちなみに明日以降は…

4日目:納沙布岬で日の出を見る。夜はホテル泊。
5日目:網走で海鮮丼を食べたい
6日目:仙台に帰る

という事でどこまで回れるかな?

とりま明日の旭川に向けて出発。苫小牧~札幌~滝川へは下道で進みます。

国道12号線沿いにいくつか道の駅があって出来るだけ旭川に近いどこかで車中泊しようと立ち寄ってみたのですが24Hトイレがウォシュレットじゃなかったりしたので(←大事)スイマセンパスさせて頂きまして、

深川ICから旭川近辺まで高速に乗りまして音江パーキングエリアで力尽きて車を停め翌朝まで仮眠を取らせて頂きました。えっと車中泊はNGというSA/PAがあるのであくまでも仮眠です(←大事)

売店とかの無い小さめなPAでしたが花壇に花が植えられていて綺麗なところでしたね。また旭川に来るときに立ち寄らせて頂こう。

 

さて翌朝起床後は旭川市街地に向かいまして旭川ラーメンの老舗「旭川らぅめん青葉 本店」で朝飯を頂きたい。

こちら旭川のラーメンを語るうえで一度は食べておくべき超有名店な訳ですが到着が遅れてスープ切れ閉店後だったり定休日に当たってしまったりと一度もありつけてなかったので今回は”忘れ物その3”青葉本店のらぅめんを頂きたい!の回収です。

 

駐車場が無いので近所のコインパーキングに停めて少し歩きますと青葉本店の開店時刻9:30前でしたがもう行列が出来ていて自分も列に接続。

開店少し前に二代目の店主さんが出てきましてベンチに座り注文聞きを始められました。

どこから来たの?と常連さん以外には必ず出身地を聞いてらして待ち時間ずっと何かしらおしゃべりされてて毎日のルーティンなのだろうが並んでいる人が暇にならないようにという配慮なのだろう。

「仙台さん入店どうぞ」と地名呼びで入店を促されてカウンター席に着席。厨房に渡された伝票にも仙台と書かれてて意外と便利なシステムなのかもしれない。

厨房内は三代目のご主人が仕切られてて狭いながらも活気があふれてました。

お兄さん仙台から来たの?と三代目から話しかけて頂きまして、その昔「仙台ラーメン国技場」(懐かしい…)への出店を誘われてたんだよと衝撃の事実を聞かせて頂きました。条件が合わず出店には至らなかったとの事でしたが、もしかしたら20年前に国分町で青葉のラーメンを食べてたかもしれなかったわけですな。すげー

 

正油らぅめん」850円

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで油量は程よく強め。適度にこってりさせた動物系に煮干しと昆布の魚介系がWスープで合わせられて旨味をブレンドしたスープ。

香味野菜でスープボディが太く充実感も有り。鰹節の粉が少し浮かべられて香りも良し。

醤油ダレは濃口主体で配合も適量。スープ表層にラードがあり肉味も効いていてやや動物系が強めですが、ただ旭川ラーメンってもっと醤油が強くてラードが強くてという印象を持っていたので想像してたよりかこってり突出という感じではないですね。

普段はあっさり派な方でも美味しく頂ける無化調で素材の良さを生かしたスープに仕上がっていると思います。

麺は加水率中~低の中細麺で緩い縮れの入ったもの。旭川でよく見かけるタイプの麺ですね。チャーシューはバラ肉ロールでトロっと柔らかな仕上げ。ネギ、メンマとトッピングも必要十分ですね。旨いです。

 

塩らぅめん」850円

スープベースは共通で動物系と魚介系のWスープが基調ですが醤油ではなく塩ダレを合わせる事で動物系の油脂がかなり前面に出てきてますね。

油脂の甘さがフワッと膨らんでマイルドさがあり香味野菜の甘みも相まって正油とはずいぶんキャラクターの違うスープになってました。

結構甘目なので少し胡椒を振っても良さそう。麺は共通の加水率低めの中細麵が合わせられます。

 

さて「旭川らぅめん青葉 本店」ですが店の外では二代目が店内では三代目がお客さんとずっとお話をされていてよくネタが尽きないというかトークスキルが凄いというか人柄の良さが際立ったアットホームな雰囲気が最高の一杯。

(23/10/01)
旭川らぅめん青葉 本店/北海道旭川市二条通8丁目左8 二条ビル名店街


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