自分はトマト系のラーメンって結構好きでメニューを見つけるとつい注文してしまいます。「完熟トマトらーめん@めん商人」「トマトつけ麺@おもと」あたりがお気に入りメニュー。あと本竈の今春期間限定メニュー「濃・トマトつけ麺@本竈」にもハマって月に3回も食べにいってました。
そんな中、どうしても忘れられないトマト系メニューがありまして「麺工房らーめん太郎」の「トマトラーメン」650円(写真上)です。「らーめん太郎」と言えば「ドラゴン食堂@小松島」の前に入っていたラーメン店で、ラーメンマニア(ヲタ)からはあまり注目されていなかった町の食堂系。いつの間にかひっそり閉店してしまいましたが、ここの「トマトラーメン」は美味だったんです!
トマト系のラーメンスープの味付けっていくつかのパターンがあるようで、デミグラスやバターorマーガリンの隠し味でコクを作ってお好みでチーズを乗せちゃう洋風系や、ウスターソースでコクを作っちゃう簡単食堂系とかが主流で、概ねトマト量はそこそこにして味付けを濃厚にする傾向にあるようなんですが、
対して「トマトラーメン@らーめん太郎」はまずトマトの分量がメチャ多かった。ホールトマトを1缶丸々つぶして投入したような濃厚なトマト味が主体となり、タマネギの甘味・香味を合わせ、大量の挽き肉で肉味をMAXに増してあり、いうなれば濃厚トマトスープの和洋折衷ミートソース仕立て。ボディが濃厚なのに味付けがふんわりとしてるので普通にトマトスープとして完飲出来ちゃうナチュラルテイストがトマト好きにはたまらなかったですね。 ←こちらは連れが注文した「醤油ラーメン」550円
スタンダードなあっさり醤油系の見た目のもの。普通にじんわりと美味しいタイプでした。
そして写真右は再訪時の「塩タンメン」550円→
白濁の鶏ガラスープベースにほのかに薫味をのせた塩ダレをブレンド。ラー油、黒胡椒でスパイス感を加えた風味に、シイタケやら入った野菜と豚肉をゴマ油で炒めて投入。塩味、油量はほどほどだが胡麻ラー油の高い香ばしさを生かして味わいは濃いめ。麺はゆるい縮れの加水率高めの細麺が合せられます。
…本当はトマトラーメン食べに行ったんですが既にメニューから消えてました…。(10/04/07食)
(限定じゃないからと)油断して結局一回しか食べられないままメニューが消えてしまい、何時しかお店自体も無くなってしまいました。ラーメン一期一会。いつまでもあると思うなレギュラーメニュー。好きなものは食べられるうちに食べておけ、ですね。