仙台ラーメン最強伝説

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きわみや(2)

2008年05月23日 | 仙台市青葉区

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近所に「みずさわ屋」「鬼がらし」などの人気店がひしめくラーメン激戦区・栗生の住宅街の中に隠れるようにあります「麺工房きわみや」で食してきました。尾道ラーメンのお店が出す「味噌」は一体どんなんだろう?と興味しんしんで再食です。


みそらーめん」750円(写真1枚目)+今日のご飯250円(写真2枚目)を注文です。ちなみに今日のご飯は「豚肉生姜焼きご飯」でした。さて早速のスープは豚骨ベースで味噌ダレは赤白ブレンドにラー油を加えたピリ辛仕立てですね。ラードが表面に張ってあり更に十分な量の背油をスープ全体に溶かし込んでありしっかりと動物系のうまみを効かせてあります。


そして煮干(※後で調べたら煮干ではなく焼干を使用しているそうです)の香味・酸味が強く効いており、この辺が尾道ラーメンっぽさですね。更にチャーシューのこま切れと大量のひき肉を投入して肉味の甘みも存分に効かせてあり、とどめに玉ねぎ刻みもたっぷり加えて野菜の甘みも参加させて、ラー油、胡椒のスパイス系で味を整えてあります。


これはとにかく旨みが濃厚!もう美味しい!ちょっと感動すらしてしまいました。ひき肉と玉ねぎの組み合わせはラーメンに限らず他の料理でも相性バツグンですから上手く使ったなぁという印象です。しかも玉ねぎ刻みを生で使用することで濃いめのスープを中和する役割も果たしておりシャキシャキの食感も楽しめます。これは燕三条系で使用される技ですね。


麺はゴニゴニの太麺で濃い目のスープとよく合います。モヤシとネギ2種に糸唐辛子で彩を添えて、チャーシューは写真では沈んでますがしっかりと乗っておりトッピングも豪華で大満足です。


K3100597_2 今日のご飯「豚肉生姜焼きご飯」も大きい肉がてんこ盛りでかかるタレも甘めでご飯が進みます。これも美味いですね~。あと綿菓子無料って興味あったんですが見た目がいい大人なので手は出せずじまいでした(^^;


K3100602 さて、あまりにも味噌がヒットだったので調子に乗って次の日も「きわみや」へ行ってしまいました。で、同メニュー「みそらーめん」(写真3枚目)を頼んだのですが、あれ?見た目が違う…。実際にスープを頂くとベースは同じと思うんですが、ひき肉・玉ねぎの量が全然少なくて(リアルに昨日の1/5~1/10くらい…)ラー油・焼干の酸味が突出してしまい別メニューかと思うくらい昨日と異なります。昨日の今日なので記憶違いとかではありません。昨日があまりに好印象だっただけにちょっと残念です。しかも今日のご飯「豚肉生姜焼きご飯」も頼んだのですが写真撮り忘れましたが、肉の量が昨日より少なかったです…。


K3100600 連れは「味玉らーめん」680円(写真4枚目)を中華麺で注文です。スープを一口頂きましたが、ガラベースに節、焼干し、昆布のダシを程よく効かせた味わいのスープで塩味はほどよい加減のもの。品の良い醤油の風味に魚介の酸味・旨みがうまく絡み、背油がコクを醸し出しています。完成された美味しいスープでこちらは安定してますね。


実はこの後も何回か「きわみや」で「みそらーめん」を食しているのですが、どうも2日目(写真3枚目)のバランスがレギュラーのようで、初日(写真1枚目)のあの最高傑作とはめぐり合えずじまいです。玉ねぎとひき肉を増量するだけで良いバランスになるのになぁと、まぁ好みの問題もあるのでしょうが、気まぐれな一杯でした。これも一期一会ということで、ごちそうさまでした。


(08/02/15・16)
麺工房きわみや/仙台市青葉区栗生4-6-20

コメント (4)
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