喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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ブラックホール (1979) ★★★☆☆

2022-01-08 13:31:59 | 邦画

ディズニー+にて鑑賞。

監督:ゲイリー・ネルソン

脚本:ゲイリー・デイ、ジェブ・ローズブルック

製作総指揮:ドン・B・テータム

出演:マクシミリアン・シェル、アンソニー・パーキンス、ロバート・フォスター

音楽:ジョン・バリー

製作:ウォルト・ディズニー・プロダクション

配給:東宝

上映時間:98分

 

本作は日本ではDVD化されておらず、高価なVHS版を購入するしかなかったが、このたびディズニー+にて配信が開始され、多くの人の陽の目を浴びることになった。

高橋ヨシキ氏も近々Youtubeで解説動画出しそうな雰囲気で待ち遠しい。

 

本作は、ブラックホールの謎を解明するには手段を選ばないラインハート博士と、宇宙で遭難してそれに立ち向かうデュラント博士一行の話である。

R2-D2の劣化版みたいなロボット、ヴィンセントが愛くるしい。デザインも模倣しているような。しかしR2より戦闘能力は極めて高そうだ。

デュラントを演じたのは『サイコ』で有名なアンソニー・パーキンス。

そんなに魅力的なキャラは本作には登場しないが、背景は非常に美しい。

ほとんどがマット・ペインティングで描かれているが、それを感じさせないリアルさで観客を飽きさせない。

あまり古臭さを感じさせないのだ。不思議と。

 

ブラックホールに突入してどうなるのか?と観客の興味を引き寄せるものの、そんな終わり方でいいのか?というのが本作がヒットしなかった要因かもしれない。

以上

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