キネカ大森にて鑑賞。
監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
原作:ウィリアム・S・バロウズ
製作:ジェレミー・トーマス
出演:ピーター・ウェラー、ジュディ・デイヴィス、イアン・ホルム、ジュリアン・サンズ、ロイ・シャイダー
音楽:ハワード・ショア、オーネット・コールマン
配給:松竹富士
上映時間:117分
12カ月のシネマリレー観るのは初。本作、本来なら去年の今頃観てたんですが、公開が遅れに遅れてようやく観ることができました。
キネカ大森も初訪問。大森って山手線圏外だからなかなか行きませんよね。
テアトル系のミニシアターでした。ライトが散りばめられた内装が素敵。
さて、恥ずかしながらクローネンバーグ作品鑑賞は初。
『ザ・フライ』や『ヴィデオドローム』くらい観なきゃならんですね。
原作は、大学生の頃、目を通しましたがわけわからなかったのは覚えてます。
本作を観て、そういえば捜査官から指令受けるみたいな設定だったな、と思い出しましたよ。精子があーだこーだ、みたいな描写は流石に無理でしたか。
ウィリアム・テルごっこてこんなに地味なんか?本作はバロウズについて詳しくないとあんまり楽しめなさそうですね。
しかし、ゴキブリ用の殺虫剤でハイになる、てイカれすぎやろ。ここは高橋ヨシキ氏のシネマストリップでの解説によると、実在の薬物を映画に登場させるのは避けたとのことで、なるほどなと思いました。
うーん退屈で寝てしまいました。とにかく気持ちの悪い幻覚の虫の数々。
タイプライターが話しかけてくるというのは、作家ならではのメタファーですね。
久々にいいもん観た気がします。