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岩倉9条の会「ぶらぶら歩き」で歴史発見!- 会員の交流深まり、運動の広がりへ

2014年06月10日 | Weblog

 岩倉9条の会が5月24日(土)に9条の会の行事として「岩倉北部ぶらぶら歩き」を実施しました。

 これは昨年4月に岩倉市南部を歩いた「桜と岩倉街道ぶらぶら歩き」で岩倉城址など岩倉の歴史を辿ったことが好評で、「今年もやろう」となったものです。昨年は市の南半分を訪ねたので、今度は北半分を探索しようとなりました。

 当日は午前9時半に石仏駅に集合して、会員で元高校社会科教員の関戸祐一さんの案内で弥生時代の遺跡や6世紀の七面山古墳、7世紀に立てられた奈良法隆寺にも匹敵すると云われ、今は廃寺となった長福寺跡(一宮市千秋町の法光寺本堂前にある巨大な礎石が長福寺の五重塔の塔心礎だといわれています)、義経ゆかりの熊野神社などを訪ねました。岩倉には歴史遺跡も沢山ありますが、太平洋戦争の戦死者の忠魂碑など戦争の傷跡を感じさせるものもありました。

 当日の参加者は22人で、「近くに住んでいながら初めて知った」「いつも車で素通りしていた。こんなところに、このような史跡があるなんて」「岩倉は城下町だったからか、神社・仏閣が多いところだね」などの感想が出されて、「岩倉の歴史発見!」となりました。

 岩倉9条の会では市全体の取り組みとしての催しだけではなく、身近な人たちが気軽に集まって情勢についての話し合いや交流をしようと、小学校区単位の活動も追及しています。岩倉市には5つの小学校があり、校区の集まりで岩倉市の「核兵器廃絶都市宣言」を読み合わせ、宣言が行なわれることになった経緯を学んだり、その地区にお住まいの会員の方が講師になって料理教室を開いたりしながら、運動を進めています。

 2011年曽野小学校区で、2012年5月南小学校区で、それぞれの史跡・戦跡を訪ねる会を行なってきました。昨年4月曽野・南校区合同で第一弾「岩倉街道ぶらぶら歩き」が実現しました。
「ぶらぶら歩き」でも移動の途中で「集団的自衛権をめぐる情勢について話し合ったり、岩倉では普段着の9条運動が行なわれています。