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春日井9条の会「平和のつどい」に320人 -高校生の「沖縄」報告に共感と励ましの拍手-

2014年06月03日 | Weblog
 春日井9条の会はこのコーナーでもお知らせしましたように5月25日(日)に「憲法九条 平和のつどい2014」を春日井氏東部市民センターで行いました。

会では同朋高校放送部が制作したドキュメンタリー映画「沖縄戦―肉弾攻撃―」の上映と制作に当たった高校生の報告、一橋大学名誉教授の渡辺治さんの「安分倍内閣の改憲にどう立ち向かうか」の講演が行なわれました。

 春日井9条の会事務局長の細江幸右さんからレポートが寄せられましたのでご紹介いたします。

(春日井9条の会からのレポート)

映画を作った高校生の発言に会場から共感と励ましの拍手

 第一部は同朋高校放送部制作のドキュメント映画「沖縄戦―肉弾攻撃―」が上映された後、映画の製作に携わった高校生とOB4人が発言しました。

 4人ともハキハキした態度で「修学旅行で沖縄の高校生と交流し、沖縄で何があったかということを知ったことが取材の発端でした」「取材に応じて証言してくださった皆さんはずーっと苦しみを抱えて生きてこられたことがわかりました」「戦争についてこれからも学んでゆきたい」などと意見を発表してくれました。

 会場からは共感と励まし大きな拍手が高校生に送られました。

   「より広い層の国民に運動を拡げよう」渡辺治さん講演

 続いて第二部に入り、九条の会事務局でも活躍しておられる一橋大学名誉教授の渡辺治先生が「安倍内閣の改憲にどう立ち向かうか」という講演を行ってくださいました。
 渡辺先生は「自民党は1951年から改憲策動をおこなってきたし、アメリカも望んできたが、60年安保闘争をはじめとする国民の闘いが明文改憲を阻止してきた」「そこで解釈改憲を1990年代に持ち出し、戦争する軍隊を国民に認めさせることを目指し、集団的自衛権を持ち出している」「今こそ9条の会の頑張るとき。より広い層の国民と共同を拡げていこう」と訴えられました。

 当日は会場一杯の320人の参加で「平和のつどい」は成功しました。
 なお、春日井9条の会では7月に「シベリア抑留」についての憲法講演会と「平和のアート展」を企画しています。

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