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平針九条の会準備会が憲法講座-自民党憲法改正案の問題点学ぶ

2013年05月02日 | Weblog
 名古屋市天白区の平針地区ではいま、九条の会を結成しようと準備が進んでいますが、この準備作業のなかで5月19日の結成総会に先立って憲法講座を開くことが決まりました。



 その第1回の講座がゴールデンウィーク最中の4月27日(土)に20人ほどが参加して平針南コミュニティーセンターで開かれました。



 会では名古屋南部法律事務所平針事務所の伊藤朝日太郎弁護士が自民党改憲案の問題点などを解説しました。



 伊藤弁護士は最初に「憲法というものは政冶権力が恣意的に政冶を進めて国民の権利・自由をおかさないようにするため、国民が権力を縛るために存在する」という立憲主義について解説しました。



 その立場から96条を改正しようというのは、政権の側が自分たちのやりやすい政冶にしようとするもので、立憲主義に反すると説明しました。



 ついで、自民党の改正案は今の憲法が持っている平和主義の否定、「公益や公の秩序」を理由に基本的人権の制限、社会保障の切捨てなどの問題点があることを指摘しました。



 このあと、参加者から日本の旧憲法は立憲主義からみるとどうなのか、世界の国々ではどうなっているのかなどの質問や立憲主義についての意見が出され、憲法についての理解を深める勉強会になりました。



 平針九条の会は5月19日に結成総会を開き、自衛隊イラク派兵差止め訴訟の会代表の池住義憲立教大学教授の「今、九条が危ない」という講演を聞き、会則や活動方針、役員を選出することにしていますが、結成後も憲法講座を続けることにしています。

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