「九条の会」愛知・大学人の会が「国際法から敵基地攻撃を考える」Zoom講演会を開催します。どなたでも無料で参加できます。
Zoomによるオンライン形式ですので、参加ご希望の方は、下記へメールでお申込ください(期限:4月24日 17:00 締切)。
【日 時】 4月25日(月)18時45分~20時45分
【講 師】 山形英郎(名古屋大学大学院 国際開発研究科教授)
【申込先】 yhadachi@khe.biglobe.ne.jp
◆主催者からのメッセージ◆
国際法上の自衛権について概説した上で、敵基地攻撃に関わる国際法上の問題点を指摘します。敵基地攻撃は外国領土に対する攻撃である点と、先制的自衛が含まれる場合がある点とが問題となります。敵基地攻撃を否定するためには、憲法上の制約として専守防衛の法理が確立していることが重要です。憲法が自衛権を許容しているのかどうかについての再検討も行います。先制的自衛に関しては、相手国による「武力攻撃の着手」でもって自衛権行使が可能である、と政府は答弁してきていますが、「着手」段階では、自衛権行使の要件である「武力攻撃の発生」を満たさないことを論証していきます。ロシアによるウクライナ侵略の問題点にもできる限り言及したいと思います。