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さや9条の会が5周年を記念してうたとトークで「平和のつどい」

2009年11月11日 | Weblog
 さや9条の会(旧海部郡佐屋町・現愛西市)は2004年3月に結成され、今年で5周年を迎えました。これを記念して10月24日(土)に「平和のつどい」を行いました。

 「つどい」では、オープニングに小学校教員の板谷信彦さんが「戦争嫌なら999 平和が好きなら999」という自作の「憲法9条音頭」をロックのテンポで披露し、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。

 旧佐屋町は非核都市宣言をしており、毎年中学生の代表を8月6日の広島平和祈念式典に派遣していましたが、そのあと、中学生の時広島に派遣された2人の高校生がその時の感想文を朗読しました。

 「戦争を知らない私たちの世代が原爆の悲惨さを語り部の方から学び、過去のことでなく身近のこととして考えるきっかけになりました。

 本当の平和とは何か。戦争はなぜいけないのか。自分たちにできることは何かを考えて行動していきたいと思います」と述べ、参加者からは来夏は私たちも広島へ行こうという声も出て、若者から勇気をもらいました。なお中学生の広島派遣は愛西市にも受け継がれています。

 この後、明通寺の坊守北条至子さんの「地域の人たちと一緒に平和と人権を考える」というお話。

 明通寺は佐屋町で一番古い真宗大谷派の名刹で、北条さんはさや9条の会の世話人、愛知宗教人平和の会の会員でもあります。

 つづいて命どう宝事務局長の新城政雄さんが沖縄の基地の現状を紹介し、「沖縄から平和の大切さと人の命の大切さを学び取ってほしい。そして自分になにができるかを考えてほしい。私たちは微力だが無力ではない」と訴え、人々に感銘を与えました。
 
 トークを終わって、愛西市在住のカワイ音楽教室講師の二村尚子さんのうたに移りました。懐かしい「手のひらを太陽に」から始まりました。「里の秋」は郷愁を誘いました。

 ここで二村さんは腹式呼吸をしてから歌うと声がよく出てうまく歌えますよと教えてくれたあと、「みだれ髪」を熱唱し、会場はうっとり。感動と楽しさの一日となりました。

 「つどい」には80人が参加しましたが、開会前、会場の展示コーナーを熱心に見ていた80代と思われるご夫婦が「この憲法9条ってなんですか」と言っていましたが、アンケートには「憲法9条というのを初めて知りました。なにもできませんが、子どもや孫に戦争の話をしようと思います。この9条は私たちのみならず、世界の財産と思います。」と感想を書いたものがありました。


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