犬山市の羽黒・池野九条の会は11月20日(土)に会の発足3周年の記念行事を行いましたが、会の責任者の方から以下のような報告をいただきました。
オープニングは長者町団地在住のグループ「音」による音楽。夫婦+友人という若者3人のさわやかで、心に残るサウンドにみなさんうっとりでした。
つづいて『戦争体験を語り平和を考えよう』というテーマで土肥、江口、澤田さんという地元在住の3人の方のお話を聴くことが出来ました。
いずれも80代の方々で、3人とも戦争当時は10代で直接の戦場体験はありませんでしたが、軍国主義まっただ中での生活を生々しく話してくださいました。
当時は、先生、訓練所の上官には絶対服従、級友同士が殴り合うビンタ横行の学校生活、無意味な竹槍訓練、たえず出動できるようにゲートルを巻いての就寝、焼夷弾空襲で周りは火の海、おびただしい死体の山。
満州から辛くも脱出しシベリア送りを免れたことなど、今でも鮮明に思い出す悲惨な状況を話してくださいました。たえず死と隣り合わせの生活だったためか「死の恐怖」は感じなかったそうです。
戦後は食べるもの、着るもの、仕事もないというどん底の生活から出発。しばらくは飛行機の音、工場のサイレンの音に身体がすぐ反応したり、空襲で逃げ出しても足が前に進まないという悪夢など、自分達の悲惨な青春時代に比べれば、今の若い人はちょっとなよなよしているが、ホントに幸せでうらやましいそうです。
参加した人は感銘を受け、「ぜひ学校などで自分達が知らない戦争について語ってもらい、伝えることが大切ではないか」という若いお父さんの感想も頂きました。平和の尊さを痛感した2時間でした。
オープニングは長者町団地在住のグループ「音」による音楽。夫婦+友人という若者3人のさわやかで、心に残るサウンドにみなさんうっとりでした。
つづいて『戦争体験を語り平和を考えよう』というテーマで土肥、江口、澤田さんという地元在住の3人の方のお話を聴くことが出来ました。
いずれも80代の方々で、3人とも戦争当時は10代で直接の戦場体験はありませんでしたが、軍国主義まっただ中での生活を生々しく話してくださいました。
当時は、先生、訓練所の上官には絶対服従、級友同士が殴り合うビンタ横行の学校生活、無意味な竹槍訓練、たえず出動できるようにゲートルを巻いての就寝、焼夷弾空襲で周りは火の海、おびただしい死体の山。
満州から辛くも脱出しシベリア送りを免れたことなど、今でも鮮明に思い出す悲惨な状況を話してくださいました。たえず死と隣り合わせの生活だったためか「死の恐怖」は感じなかったそうです。
戦後は食べるもの、着るもの、仕事もないというどん底の生活から出発。しばらくは飛行機の音、工場のサイレンの音に身体がすぐ反応したり、空襲で逃げ出しても足が前に進まないという悪夢など、自分達の悲惨な青春時代に比べれば、今の若い人はちょっとなよなよしているが、ホントに幸せでうらやましいそうです。
参加した人は感銘を受け、「ぜひ学校などで自分達が知らない戦争について語ってもらい、伝えることが大切ではないか」という若いお父さんの感想も頂きました。平和の尊さを痛感した2時間でした。