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戦争体験を聞き、平和について考えた-羽黒・池野九条の会が3周年の記念行事

2010年11月26日 | Weblog
 犬山市の羽黒・池野九条の会は11月20日(土)に会の発足3周年の記念行事を行いましたが、会の責任者の方から以下のような報告をいただきました。

 オープニングは長者町団地在住のグループ「音」による音楽。夫婦+友人という若者3人のさわやかで、心に残るサウンドにみなさんうっとりでした。

 つづいて『戦争体験を語り平和を考えよう』というテーマで土肥、江口、澤田さんという地元在住の3人の方のお話を聴くことが出来ました。

 いずれも80代の方々で、3人とも戦争当時は10代で直接の戦場体験はありませんでしたが、軍国主義まっただ中での生活を生々しく話してくださいました。

 当時は、先生、訓練所の上官には絶対服従、級友同士が殴り合うビンタ横行の学校生活、無意味な竹槍訓練、たえず出動できるようにゲートルを巻いての就寝、焼夷弾空襲で周りは火の海、おびただしい死体の山。

 満州から辛くも脱出しシベリア送りを免れたことなど、今でも鮮明に思い出す悲惨な状況を話してくださいました。たえず死と隣り合わせの生活だったためか「死の恐怖」は感じなかったそうです。

 戦後は食べるもの、着るもの、仕事もないというどん底の生活から出発。しばらくは飛行機の音、工場のサイレンの音に身体がすぐ反応したり、空襲で逃げ出しても足が前に進まないという悪夢など、自分達の悲惨な青春時代に比べれば、今の若い人はちょっとなよなよしているが、ホントに幸せでうらやましいそうです。

 参加した人は感銘を受け、「ぜひ学校などで自分達が知らない戦争について語ってもらい、伝えることが大切ではないか」という若いお父さんの感想も頂きました。平和の尊さを痛感した2時間でした。

普天間基地爆音訴訟の弁護士さんの講演-てんぱく学区九条の会

2010年11月26日 | Weblog
 てんぱく学区九条の会が12月4日に「静かな空を取り戻すために」という講演会を行います。

 講師は普天間爆音訴訟に取り組んでいる西川研一弁護士です。


                    てんぱく学区九条の会講演会


    と き   12月4日(土)    14:00より


    ところ   天白生涯学習センター視聴覚室


    講 演   静かな空を取り戻すために


    講 師   西川 研一 弁護士


    参加費   無料、どなたでも参加できます。


    連絡先   石塚 夜間 804-0815  昼間 819-5180


 西川弁護士は、青法協あいち、自由法曹団愛知支部、東海労働弁護団に所属し、普天間爆音訴訟やイラク派兵差し止め訴訟、市バス運転手過労自殺事件などの弁護に取り組んでおられます。


 ※ 講演会のあと忘年会をおこないます。場所は栄太郎(天白スポーツセンター南)、講演会場より送迎バスがあります。
   会費は3,500円です。