新着情報/県内各九条の会の催しのお知らせ

あいち九条の会ホームページに県内九条の会活動を紹介するコーナー

加藤周一さんの志を受けついで

2009年05月19日 | Weblog
 タイトルに「加藤周一さんの志を受けついで」と題された「9条の会」の講演会が近く催されます。

 日時・場所は以下のとおりです。
 会場の座席は自由席となっているようですが、チケットは前売が既に販売されており、当日券もあるようです。

 講演会は、井上ひさしさん、大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんらが講演者として予定されています。

 詳しくは「九条の会」オフィシャルサイト内「九条の会」講演会欄をご覧下さい。

  http://www.9-jo.jp

  日  時  6月2日(火) 開場 午後5時30分 開会午後6時30分

  会  場  日比谷公会堂(東京都千代田区日比谷公園内)

   
  

あんじょう九条の会が誕生

2009年05月19日 | Weblog
 あんじょう九条の会が、15日、安城市民会館で「発足のつどい」を行い、約200人が参加して「九条の会」の結成・発足を確認しました。以下あんじょう9条の会からの報告です。

 「つどい」には、あいち九条の会代表世話人の天野鎮雄さんが参加し、「天ちんが語る憲法9条」の講演を行ってくださいました。天野さんは、参加者のひとりひとりとまるで個人対個人で話されるように、ご自分の体験や見聞を心を開いて話されました。

 天野さんは、1936(昭和11)年生まれで、戦争の中に子ども時代を過ごされましたが、ご自分のその体験や見聞から得たこととして、「戦争は人々の上に災いをもたらすが、その災いは、すべての人々に降りかかってくるのではなく、極めて不平等に降りかかって来るものですよ。僕らのような庶民には、とても過酷に降りかかってきても、一部の人々の上には災いはほとんど降りかからない。

 雨はすべての人の上に一律に降るが、戦争の災いは決して一律に降りかかるものではありません。」と話されました。

 天野さんのこうした実感のこもった言葉を通して、会場の皆さんは戦争を放棄した日本国憲法の大切さを再認識していました。

 また天野さんは、ご自分が韓国の旅で感じられたこととして「韓国の若者たちが演劇に熱狂的に群がります。その感性や元気さに比して、日本の若者たちの無気力さを想いました。そして、これは結局、日本の若者たちが受けてきた教育の在り方にも遠因があるのではないでしょうか」という趣旨のことを述べられことが印象深かったと、この報告は述べています。

 あんじょう9条の会は、今後、「上(役員)からの働きかけではなく、下(ひとりひとりの会員)からの声で、憲法9条を守る運動を発展させていこう」と申し合わせて、会の発足を確認しました。

  なお、あんじょう9条の会は、あいち県下で最も新しく誕生した九条の会ですが、永らく中学校の教員や安城市立博物館の館長を務められた天野暢保さんが、最近の憲法状況を見て今9条を守る運動を広げる必要があると、知り合いの農機具店経営の夏目裕史さんとも相談していろんな立場の人に声をかけたところ、「待っていたのだ」などと21人の方が快く呼びかけ人になってくださいました。

 発足のつどいにも200人もの方が参加してくださったのを見て天野さんは「憲法を大事にしなければいけない」と考えている人が思ったよりも幅広く、多くいると感じたと話しておられます。