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勝川九条の会がイラク判決を学び生かすための「憲法を語る会」

2008年12月09日 | Weblog
勝川九条の会(春日井市)は毎月「憲法を語る会」を行ってきましたが、師走に入り今年最後の「憲法を語る会」を12月6日に行いました。


テーマは「4・17イラク裁判判決と憲法九条を守る活動」で、DVD「イラク戦場からの告発」の1、2、5章を見てから、イラク派兵差し止め訴訟弁護団の伊藤勤也弁護士から、この判決の特徴・政府の対応、そして私たちがこの判決を武器にどのように9条を守り、生かす活動を展開するかというお話をうかがいました。  

 伊藤弁護士は豊富な資料を基に解説し、「政府は自衛隊をいつでも海外に派兵できる『派兵恒久法』を成立させようとしている。この確定判決から『派兵恒久法』は違憲と見るのが普通だが、政府が判決を無視できなくするまで追い込むためにも、学習を深めてほしい」と要望されました。

参加者からは、「『あれは傍論・そんなの関係ねぇ』という声を一発でノックアウトできるような説明を身につけたい」「確定判決なのに政府を縛れないのか?私たちの運動が決定的だと思う」「憲法を守り、生かす政治勢力を増やさねばならない」などの意見が出されました。

新年の日程などは未定ですが、例年通り【新春のつどい】からスタートすることにしています。

 最後に山下事務局長の新年の抱負を紹介します。

 「『憲法九条は宝の持ち腐れだ』などと言われないためにも《9条を守る》活動から一歩踏み出し《9条を生かす》ような活動を目ざしたい。

 全国・全県・全市レベルの大きな九条の会とは活動を棲み分けて、地域の、草の根の、地面を這いつくばうような地味な活動で、私たちとともに歩む人を一人でも多く増やし、大きな力にしていきたい。」