がじゅまるの樹の下で。

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中頭方東街道(西原エリア)

2016年10月22日 | ・琉球歴史/文化風景

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西原町の幸地グスクのそばには
琉球古道が残っています。

その名も中頭方東街道。

中城にあるそれは以前歩け歩けして
記事にもしているのですが
その同じ街道の西原エリアの道です。

(現在は全てがきちんとつながっているわけではありません)

 

 

幸地グスクから中城に向かって
歩いてみたのですが、
住宅地に出たところでいったんおしまい。

そんなに長くはなかったかな。
距離測で測ったみたら500mくらいだった

写真はその場所からの逆ルート、
つまり首里向けの目線で紹介します。

 

 

いかにも古道って感じです。

 

 

舗装された道に出たら
そこはもう幸地グスク。

幸地グスクの内部を街道が通っています。

15世紀前半に立てられたとされる幸地グスクは
関所のような機能を持ち、
戦争になると封鎖するという役割も
あったのではと推測されています。

詳しくは幸地グスクの過去記事へ→ 

15世紀前半…

第一尚氏最盛期やん。

勝連を脱出し首里へと急いだ鬼大城と百十踏揚は
この道を通ったのかもしれない…。

 

 

グスク内を抜けると首里に向かう道が
もう少しだけ続いています。

もう首里はすぐそこです。

 

 

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