がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

世界のウチナーンチュ大会「翔べ!尚巴志」

2011年10月16日 | ・現代版組踊レポ

今週2度目のコンベンションセンター。

第5回世界のウチナーンチュ大会公式プログラム
「翔べ!尚巴志」

が降りしきる中、行ってきました!

去年の12月に鬼鷲今年の8月に琉球浪漫シアター
尚巴志の舞台は演じられてきましたが、
「翔べ!尚巴志」としては去年のコンベンション公演以来、約1年ぶりデシタ。




≪「翔べ!尚巴志」と「鬼鷲」≫

同じ尚巴志を題材としていながらも、すこ~し舞台構成の違う「翔べ!」と「鬼鷲」
(大筋は一緒ですが)

簡単に言えば、翔べ!は登場人物やシーンが多めでややストーリーに趣があって、
鬼鷲は翔べ!よりは登場人物やシーンが若干減って、その分演舞多めのショー的要素が強い

という感じです。

が、今回は結構「翔べ!」と「鬼鷲」が融合した感じの構成になっていました。
森の住人はいないけど、護佐丸はいる。
平田親比屋やシーンはあるけど、オモロもいる、みたいな。
冒頭は「出発の朝」で始まるけど、クーデターのシーンもある、とかね。
「あまみ≠きよら」とかね。
(11月の翔べ!では=だったんだけどなー)

細かな諸演出に関しても、

ん?前って何だっけ?
これって前もやってたっけ?それともその前にあったものだっけ。
これって翔べ!だっけ、鬼鷲にもあったっけ?

とかちょっと迷って、毎回の備忘録レビュー、ざっと読み返してみたけど…

 

 

 

もう、どっちがどっちでもいいや。

(ノ゜∀゜)ノ⌒□ ホウリナゲ

公演がよかったんだからそれでヨシ!!(笑)

 

 

 

あ、でも個人的にはやっぱり「あまみ=きよら」の設定ほしいな~。
「身は女子といえども、心は益荒男」
っていうセリフも出てくるし。

やっぱり「益荒男」な女性像が見れるシーンがあったほうが、このせりふが生きるよね。

 


≪鮫≫

うをっ!!2匹に増えてる!!!!

おお、迫力満点!(゜∀゜)

3人verと、6人ver.

そのぶん、尚巴志も苦戦してる感じがリアル(^ε^)
(何度か攻撃喰らったとか)

1匹の鮫も3人になったり6人になったりという
大きさの変化があったりと面白かったです♪

「呪われし御霊よ、天に召されよ」の後の、決め技時の立ち位置も、
これまでの一直線から変わって、
中心から左右二方向になっててハデさupでよかったです♪

 

≪特設ステージの舞台美術≫

今回は特設ステージということで、
背景美術などの入れ替わりは一切なし。

「尚」の幕と、「万国津梁の鐘」の銘文幕が左右に常時設営されているのみという
シンプルなつくり。

首里城幕が出せなかったのはちょこっとだけ残念でしたが、
(しょうがないけどね…)
でも「しょぼい」とかっていうことは全然なかったのは
さすがのさすが。
というトコロでしょうか。


ところで「尚」の幕、字体変わってましたね。
顔みたいに見えてしまうから?(笑)

万国津梁の鐘の幕は鳳ホールでの鬼鷲から登場。
(平田さんの3つのコダワリ。首里城と進貢船と万国津梁の鐘。)

万国津梁の幕、コレまでは普通に「ああ、万国津梁の鐘だね」って思ってたのに、
夜公演見に来たコタチが、
「モアイ像に見える~」って言ってきたもんだから

…チッ…、そう見えてきてしまったじゃないか( ̄△ ̄;

 

≪大人数での大演舞!≫

今回は総勢80名だとか?

大人数での大演舞は、さすがに見ごたえのあるものでした

天も海も陸も、人数増加に伴い新しい衣装で加わってたので
それはそれは華やかでした。

冒頭の「出発の朝」、間髪いれずに続く三つ巴の演舞。
しょっぱなからトリハダたちまくりでした。

中央に主人公を立たせて冒頭の語り→出発の朝
というのは琉球浪漫シアターから来た演出パターンですね★
昼公演であったほら貝もいい味でてました!!
(夜はなかったような?…あったっけ?)

大地の踊りは見ててすごくわくわくするし(海・天・陸の中では1番好きかも!?)、
アカハチメンバーが加わってのマミドーマも見れたし!(好き好き♪)

クライマックスの鬼鷲→ダイナミック琉球、そしてシンカヌチャーは言うまでもなく。

昼は最前列で見せてもらった分、
音響の振動も身近に感じられて迫力満点でした!

夜は全体を見ようかな~と思って
後ろの2階部分に行ったんだけど、
ステージとちょっと距離ありすぎて、
やっぱ前で見ればよかったかも~と思いました

加えて、夜は時間の関係もあってでしょうが、
シーンのカットなど、やや巻きで進行したこともあってか、
(曲もややテンポアップめ?)
後の公演のほうが「追加」「修正」がある現代版組踊には珍しく、
今回は昼公演のほうに「お徳感」を感じました☆

 

でも夜公演、北山戦…何か起こりましたね。
ハラハラしました…。

「一時はどうなることかと」
BYアカインコ(笑)

ハプニングはつきもの。

だとすると、夜のほうがおいしかったとも言えるのでしょうか(笑)

で、翔べ!の北山戦、前回も書いたけど、
やっぱり、やっぱり、もうちょっと「間」(区切れ)がないほうがいいな。。。

 

≪役者チーム≫

…どうしよう。

詳しく書いたら日が暮れる。

一部の人物のみをピックアップするには惜しすぎる。

 

 

よし、役者全員分を一言で!
(※プログラム順)

 

 

尚巴志、ナイス威厳!

攀安知、ナイス狂いっぷり!

本部平原、ナイス悪巧み仕草!

平田親比屋(昼)、ナイス咳込み!

オモロ、ナイスかわいさ!

アカインコ、ナイス乗り切り!

与那覇、ナイス実は悪い奴!

平田親比屋(夜)、ナイス死に際!

あまみ・きよら(夜)、ナイスかっこいい女性!

きよら(昼)、ナイスアカペラ!

鍛冶屋、ナイスお調子者!

護佐丸、ナイス27歳!

“小”巴志、ナイス子ども知能犯!

 

以上!

 

…えっ、どーゆーこと!?∑(´Д`;)

って人はコメントもらえたらお返事で詳しく書きますよ(笑)
(本当は一人当たり3・4行書きはじめてたんだけど、長ーーーくなるので中断しました( ̄△ ̄;))

ところで、夜の屋比久は…だれ?
平田之子と屋比久之子、昼と夜、ごっちゃになってます

 

≪最後に≫

物販コーナー。

ぎゃっ!∑(゜д゜;

ってなりました。

思わず「まわれ右」しました(笑)

ワタシはイラストデータを渡しただけで
グッズ化はすべてお任せ状態だったので
こんな風になっているとは驚きでした。

周辺の壁にも色々貼られているしで、
恐縮しきり

父母の会の皆様も、お疲れ様でした!
また色々とお声かけもいただきありがとうございます!
(思ってたよりも若いですね!と言われていい気になった和々です(笑))

 

 

今日はウチナーンチュ大会グランドフィナーレ。
関係者の皆さん、コドモタチ、今日いっぱいまではバタバタでしょうね。

ワタシは今日は参観にいけませんが、
ニュースを見ながら応援してますね!

 

にほんブログ村 歴史ブログ 琉球・沖縄史へ
歴史ブログ 琉球・沖縄史
今日もご訪問ありがとうございます。

↑クリック応援していただけると励みになります♪

64・65~。

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする