朗読がブームだ。
黒木メイサさんでも朗読をやる。
古くは吉永小百合さん。朗読家とすればBランクだ。声がよくない。
朗読は100%自分の声を開発しておかねばならない。吉永さんの場合は60%ぐらいだ。つまり60引く100はマイナス40だ。だからBランクと私は反対する。
生徒の一人が「朗読本」を持ってきた。教材が主であとに呼吸法、発声の仕方が述べられている。
一言でいえば「やめてくれ、何も益がない」。つまりこんな方法で声は絶対に良くならない。それでもCDをつけて1,600円だ。何故、教材だけにしておかないのか。
以前、ウオーキングのトレーナーが声gよくなるトレーニングをやっていた。そのやり方は噴飯ものであった。
声にはみんな苦労している。だから少しでも声がよくなれば飛びつきたくなる。しかし本当に声をよくする方法を持っている人は皆無だ。
声の専門学校に年間50万円以上支払い、結果は声帯ダメージという最悪なものだった。
声のトレーニングは「誰でもやれて、誰もできない」分野だ。
簡単に「おいしい言葉」に乗らないほうがよい。
一度壊すと何度も繰り返す。
恐ろしいと思いませんか。