今も元信者が逃げている。長野から始まり、山梨県、地下鉄でサリンを撒き、逃げ回り・・・教祖は延命のために裁判を長引かせ、国のお金を莫大に奪う。
今逃げている元信者には1,000万円の懸賞金がかかっている。
捜査、検挙など大量の警官などの費用は今までの合計は呆れるぐらいの大金だ。我々はややもすると捜査などにかかるお金は「ただ」と思いがちだ。捜査に100人、場合によれば500人なんて時もある。給料の他に時間外手当、食事費、主張手当、そのほか事件がない普通の場合の3倍ぐらいが国から出るのではないか。
それでも事件は解決すべきだ。恐らくオウム真理教関連では一番大きなお金が出たと思われる。ただ一人不思議な、まるで狂喜に近い、浅原教祖が怪しげな野心のために大金を消耗させられた。いい加減にしてくれないか。我々は1円安いガソリンスタンドに遠回りしても走る。主婦は10円のお金に神経を尖らせ、自転車に子供2人を乗せて走り回る。この主婦はテレビで事件を見て、そこに流れる諸費用に思いがいったことがあるのか。庶民感覚としてはそんなことは考えたくない。
私も一々「弁当代、移動交通費、加算されるお手当」それが掛ける100人、500人ともなれば膨大だなんて計算はしたくない。しかし現実にはお金が大量に出ているのだ。
大阪で自殺したいができないで2人を殺した男。一番安い死に方の何千万倍もの国のお金を奪った。殺された人に対する国から支払われる補償は一人2,000万円とも言われている。迷惑極まりない。
事件が少ない国、それは理想郷で乙女の夢か。それでも事件は起こらないほうがいい。国会では消費税の駆け引きが、まるで綱引きゲームのように行われている。10%に上げれば、それだけ事件、犯罪が増えるはずだ。率を上げて得たお金のかなりが犯罪増加で消えるのではないか。この論争は「みんなの党」でもしない。
1年間で事件にかかる費用の合計計算を誰かにやってもらいたい。だからどうなんだと虚しいが。