私がマンションの管理組合の理事長であった時、自分が区分所有するマンションの売主の不正を見抜き、みんなに働きかけて民事裁判に持ち込んだ。換気設備不良で風呂場でガス中毒で一人が死亡、天井からの大量の水漏れで自分のお城が無残にも潰され、自殺した中年独身女性。権利関係が建てぬし・売主に都合よく分捕られていたなどを発見して、本職を疎かにしてでも私に「戦い続けさせた」。それは7年以上に及ぶ。当然、無給、手弁当、諸雑費も持ち出しであつた。
怒りを弁護士にぶつけても「法が整備されていない」で終わり。それまで国にお任せしていれば万事よいで、暮らしてきた私は、立法府の怠慢を色々知らされた。そういえば何十年も変わらない時代遅れの法律が日本にはたくさんある。20世紀、21世紀と文明は急速に進歩した。その進歩の陰には新たな犯罪も多発している。しかし代議士たちは仕事をしない。
その結果、人の命が軽くなっていないか。たとえば京都で起きた、睡魔で起こした自動車事故。未成年で無免許であった。無免許で3.7名を殺した。法判断では無免許であっても散々
乗り回していて運転技術は悪くないで、最高7年の刑だ。もし無免許の偽医者が医療行為で3・7名を殺せば7年の刑で済むのか。
殺人マシンにもなる自動車運転で、無免許で人を3人以上殺せば「死刑」を適用すべきだ。しかし法律はそうなってはいない。軽いのだ。色々の分野で法整備が遅れているために、悪質な犯罪など対応しきれていない。1日100万円のお手当をもらいながら、法整備もなおざりだ。要するに働かない・仕事しないの横綱が国会議員だ。
母親とその体内にいた7ヶ月の子供を殺された夫は、7年の刑で終わりと、娑婆に出てくれば、自らの腕でこの少年を殺したくなるだろう。もし殺せば3・7名の死が、合計5.7名に増えるかもしれない。
自動車事故で重過失で何人も殺せば「死刑」もありうるとすべきではないか。無免許は重過失に当たらないのか。裁判所の判断に強く抗議したい。今朝は裁判官のいい加減さを述べた。「無免許でも自動車運転にたけていた」という裁判関係者の判断に「人の命を軽く思う姿勢」を感じる。一体、裁判官とは何者なのか、何をする人なのか。この言葉を追及していけば、不必要な人まで辿りつくのではないか。