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日本、人の命が軽すぎないか

2012年06月10日 23時19分08秒 | Weblog

 私がマンションの管理組合の理事長であった時、自分が区分所有するマンションの売主の不正を見抜き、みんなに働きかけて民事裁判に持ち込んだ。換気設備不良で風呂場でガス中毒で一人が死亡、天井からの大量の水漏れで自分のお城が無残にも潰され、自殺した中年独身女性。権利関係が建てぬし・売主に都合よく分捕られていたなどを発見して、本職を疎かにしてでも私に「戦い続けさせた」。それは7年以上に及ぶ。当然、無給、手弁当、諸雑費も持ち出しであつた。

 怒りを弁護士にぶつけても「法が整備されていない」で終わり。それまで国にお任せしていれば万事よいで、暮らしてきた私は、立法府の怠慢を色々知らされた。そういえば何十年も変わらない時代遅れの法律が日本にはたくさんある。20世紀、21世紀と文明は急速に進歩した。その進歩の陰には新たな犯罪も多発している。しかし代議士たちは仕事をしない。

 その結果、人の命が軽くなっていないか。たとえば京都で起きた、睡魔で起こした自動車事故。未成年で無免許であった。無免許で3.7名を殺した。法判断では無免許であっても散々
乗り回していて運転技術は悪くないで、最高7年の刑だ。もし無免許の偽医者が医療行為で3・7名を殺せば7年の刑で済むのか。

 殺人マシンにもなる自動車運転で、無免許で人を3人以上殺せば「死刑」を適用すべきだ。しかし法律はそうなってはいない。軽いのだ。色々の分野で法整備が遅れているために、悪質な犯罪など対応しきれていない。1日100万円のお手当をもらいながら、法整備もなおざりだ。要するに働かない・仕事しないの横綱が国会議員だ。

 母親とその体内にいた7ヶ月の子供を殺された夫は、7年の刑で終わりと、娑婆に出てくれば、自らの腕でこの少年を殺したくなるだろう。もし殺せば3・7名の死が、合計5.7名に増えるかもしれない。

 自動車事故で重過失で何人も殺せば「死刑」もありうるとすべきではないか。無免許は重過失に当たらないのか。裁判所の判断に強く抗議したい。今朝は裁判官のいい加減さを述べた。「無免許でも自動車運転にたけていた」という裁判関係者の判断に「人の命を軽く思う姿勢」を感じる。一体、裁判官とは何者なのか、何をする人なのか。この言葉を追及していけば、不必要な人まで辿りつくのではないか。

 

日本の裁判は恐ろしい?

2012年06月10日 09時33分41秒 | Weblog

 ネパール人が無期懲役で15年服役していた。東京電力の超助平女性社員殺人の刑だ。この女性は30代半ばで独身で、不特定男性との性行為関係がすこぶる激しかった。

 だから犯人を絞り込むことは危険であった。当時の検察官は「第三者の存在はない」と今日テレビで断言した。理由の一つにネパール人が唾液の採取を強硬に断ったであった。なぜか女性の体内に残っていた男性の精液のDNA鑑定は行っていない。その理由は捜査にあたった検察官は黙して語らない。しかもネパール人にはアリバイがあった。このような状況でも終身刑に最高裁判所までが決めるのは、日本の裁判の恥だ。少なくともネパールでは「出鱈目裁判国日本」と認識されるだろう。

 昔から裁判官の心証を害すると刑は重くなるといわれている。私は民事裁判だが、マンション問題で裁判を起こした。話が進まない、2年ごとに担当裁判官が変わる。2年間放っておけば、次の裁判官に移る。下手な判決を下して悪い評価逃げたい。だから7年以上もかかった。この間の弁護士費用、原告の時間、お金のロスは大変だ。

 私には日本の検察、裁判官は自分の将来をバラ色にしたいために働いていると思える。しかもプライドが高い、幼少時から頭がいい、できるで過ごし、いつも周りから抜け出ていた。何時の間にか「自分が一番偉い」意識が染みついた。自分が決めることは「神のレベルだ。間違いはない」が植え込まれた。

 もし今回のネパール人の裁判では当初、強制退去で外国に追い返される。その前に判決を下さなければの事情があった。15年の収監。その重みはどんなものか。こんなことは裁判官は全然考えない。もし自分が間違った判決で15年間無実の罪で監獄暮らしをしたらどんなものか。他人、特にネパール人など人とは思っていない。これが日本の裁判の恐ろしい点だ。

 幼少時から人の上に立ち、周りを見下してきた人が、幸い裁判官になる。医者もそうだが日本のエリートは他人の痛みを感じない冷血人間の集まりだ。だから恐ろしいのだ。