私の生徒の一人が香港の有名なライブハウスで、大きな声でホールの音響機器のヒューズを飛ばした。リハーサルでマイクテストの時に、彼の力強い、大音響の声は、機器を守るために設置してある、ヒューズを飛ばしたのだ。今まで多くの外国人歌手が公演しているが、初めてだと言う。
その日はブラジルのトップの歌手との競演で、彼も大きな強い声の持ち主で、強い丈夫なヒューズに急遽交換した。
私の生徒は日本でも、声でメーターの針が振り切れ壊した経験がある。
先日も東京のライブで音響マンから「ちょっと待ってください。絞りますから」といわれた。しかし、絞りすぎるとモニターからの音が聞こえなくなる。こんな歌手は初めてだとも言われた。
その彼は私の教室に来る前は、何度も声帯結節・ポリープで医者から「声を出しては行けない」ととめられていた。
つまりトレーニングで声は何とでもなるわけだ。
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