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自民党よ、先ず消えてくれ

2012年06月04日 10時10分04秒 | Weblog

 最悪の状態に落ち込みつつある日本国に今の自民党は必要ないと私は言いたい。もし次回の総選挙で政権を奪取しても、ここまで悪化しているわが国を建て直す力はない。理由はここまで日本を傾斜させている原因はすべて自民党のでたらめ維持・管理にある。2,3年冷や飯を食ったぐらいで大きく変わるとは思えない。終身刑か死刑相当の囚人が懲役4年の収監で180度生まれ変わることはない。

 特に困った問題は「お金だ」。無いのだ、足りないのだ。政権を取り返した当初の一番大切な課題は、干からびた金庫、飢えきった議員、職員、地方事務所費・・・・等、潤うことに全力が注がれるはずだ。体たらくの現民主よりもひどくなるだろう。国の将来等、重要順位では最後になる。当然、庶民の生活は良くならない。

 狭い日本に56箇所もの原子力発電所を建設、稼働させ、使い終わった核燃料の処理も定かではない。原発を推進してきたのは自民党の自己利、にほかならない。ある原発設置地方は原発でしか生活できないところも多い。設置は地元が潤い、選挙の票が自民に周り、各電力会社から、法のアミノ目に触れないお金が自民党、その関連に落ちていた。にも関わらず、原発の危機管理には全く関心がなかつた。

 自民党の原発反対派の河野太郎代議士等を徹底的に冷遇、左遷して原発の安全を疎かにした。ご用科学者を登用し、「絶対不安全な原子力発電」を「絶対安全に」すり替えさせて、進めてきた。

 各電力会社に異を唱えることは、失業、貧乏のどん底に落ちるが明白であった。
 
 では誰がここまで落ちた日本を途中で切り替えられたのか。結論は「選挙民」か。以前、山梨県では選挙の度に一票が買われた。山梨県都留市の市会議員選挙でA候補が選挙民に1万円渡した。しかしB候補は2万円を同じ選挙民に渡した。最終的には1表は3万円になった。1+2+3は6万円になった。「誰に投票しましたか」と私が聞くと「一番多くお金をくれた候補者」と選挙民は答えた。「早く、どんどん選挙をやってくれ」とも私に言った。同じく清里の町町会長選ではお金が乱れ飛び、候補者の手持ち資金がなくなり自分の土地(別荘地)を急遽売りに出した。私はその土地を見に行った。不動産屋は「選挙でお金が乱れ飛び資金がなくなり、どんどん土地を売りに出している」と言う。

 多額のお金を選挙民にばらまいた後は回収しなければならない。山梨県秋山村では村から受注した仕事の5%以上の裏金を村長に渡さないと、次の仕事はないと業者が私に言った。500万円の仕事で5%とは辛いですよと嘆いていた。しかも入札制だ。低い金額を提示しないと他の業者に落とされる。儲け無しに近い状態で落札して、その5%を裏金としてわたす。当然、赤字だ。そこで業者は「子請け、孫請けに回す」。自分が工事を請け負っても材料業者に強く値切りを要求する。

 この回転のなかで「誰が儲かったのか」。みんな損でわずかに選挙民の売票のみだ。

 有名な権力者が山梨では逮捕、収監された。山梨県は「自民党王国」であった。お金で買った王国なのだ。鹿児島もその他も似たり寄ったりだつた。ある時期、日本全国同じ状態であった。

 原発はこんな背景から多く生まれたのではないか。

 関西電力大飯原発は今まさに、地元民のお金のために再稼働(仮)が進められている。地方でお金が儲けられない。これをどうにか解決しない限り。日本の転落はとどめられないだろう。