70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

歌手・日本だけの固有の変種

2007年10月20日 23時59分42秒 | Weblog
  私の生徒の一人がドイツの有名なヘビメタ歌手と合同リハーサルを日本で行う。

 外国のグループのメインボーカルはアメリカ人である。演奏もボーカルも世界で認められている。

 彼らは日本のヘビメタ、ロックを頭からバカにしている。特に歌手の声は最低に近いと認識している。

 しかしヨーロッパでも上位にランクされるだろうレベルの高いボーカルを聞き、驚いた。

 日本にこんな声の持ち主がるのかと。私の生徒の声は彼らに絶賛されたのだ。そして「ぜひヨーロッパに来い」と誘われた。

 日本人でもかなりの数の歌手がアメリカ、ヨーロッパへ進出した。しかし評価された歌手はいない。そのおもな理由は「声」である。

 昔、ピンクレデーがアメリカ進出を企てた。結果は惨敗で解散の引き金になった。松田聖子も同じく相手にされなかった。

 日本人の多くが自分の本当の声を開拓していないのだ。

 アメリカやヨーロッパは偽物を極端に嫌う。

 日本では偽物でも大手を振って商売できる。その結果、偽物天国・・・つまり日本だけで通用する歌手・声が出来上がる。

 声の関しては日本の歌手の90%以上は偽物だ。主流は元気・馬力だけで押し切る傾向がある。だから歌手・俳優専門のジムが高い会員制で存在し、ひたすら「馬力」を磨いている。

 簡単にいえば時代遅れの鎖国だ。それは江戸時代に匹敵する。

 どんどん世界から遅れて行く。相手にされなくなる。
 

俳優仲代達也、声が出ない。

2007年10月19日 22時12分36秒 | Weblog

 黒澤映画で名をはせた仲代達也氏は、最近、NHK のテレビでお話していた。

 元々、演劇では劇の後半になると声がかれていた。

 これは体の馬力で声をだしておられたからだ。そして今、はじめから声が出ない。郷ひろみさんも同じだ。ほかにたくさんの歌手がスポーツジムで汗を流し、馬力をつけている。

 馬力は感情表現とは無関係だ。だから元気のよい歌ばかりが多くなる。

 郷さんだって、後数年で馬力が無くなり、哀れな声になる。

 何で日本の俳優・歌手はこんなに単細胞なのか。

 声の根本を学ぼうとはしない。