４０才で声は墓場へ ？

今、大活躍するキャスター・司会者に手紙の文章を書いている。

　殆どの人が日本人の声を相手にしない。前総理は世界一悪い声だ。大臣クラスも最悪だ。日本の国連大使はは国連の本会議での演説で声が出ない。「うん、えん・・」などをはさみ出ない声を絞り出している。

　テレビで人間が生きるを問うドラマを見た、飛行機墜落を報道する地方新聞記者の苦闘である。その主人公は演技派で有名だ。私の好きな俳優の一人だ。しかし台詞の言葉が聞き取りにくい。多分若いときは鋭く、明確な言葉が聞き取れた。大体、日本人は４０才前後から声の調子が落ちる。

　この対策はある。私の生徒は６０歳になっても声・言葉は明確だ。

　さて今、ＮＨＫである１８歳の新人歌手を「よいしょ」している。彼女の歌が流れた、言葉が不明瞭である。歌はムードであり、言葉は３番手ぐらいか。言葉が４番手、５番手は個人の自由である。しかしＮＨＫは言葉をいいかげんにしていいのか。

　売れても相手にしない。ＮＨＫにはその線引きがなくなった。哲学、ポリシイもない。

酒で憂さを晴らすしかない ？

　　飲酒でひき逃げが後をたたない。

　引き逃げ、一人死亡で死刑でもしない限りなくならないだろう。

　昔から「酒でも飲まなきゃやっていけない」と不運を嘆く人がいる。

　この人が多くなってきたのではないか。

　仕事・家庭も面白くない。やりきれない気分を酒でごまかす。そうでもしない限り生きて行けない。

　バリバリバリュウと言うテレビ番組がある。「べらぼう、極端」とも言えるお金持ちが登場する。

　職業は医学関係者が圧倒的に多い。

　医師は一般人に比べて何十倍、何百倍も価値がある仕事をしているのか。

　例えば声の悩みに医学はそんなに力がない。声帯手術は何度も繰り返される。

　薬は副作用があり、それほど効果がない。

　この点から見れば医師の収入は２、３倍であるべきだ。

　多くの人々に意識・無意識で世の中にやりきれない憤りがある。

　この憤りを少なくしない限り犯罪、事故は減らないだろう。

　「酒を飲まなくてもよい」状態を多く作り出すべきだ。

　

夢の恐ろしさ ？

俳優、歌手、タレント、声優など希望する若者は多い。

　今も名古屋から電話があった。声を使う仕事がしたい、それが夢だった。最近、親元を離れ一人住まいを始めた。これを機会に声を磨き、長年の夢を実現させたい。

　仕事はアルバイトである。家賃や食事代、光熱費・電話代、交通費などを差し引けば殆ど手元にお金は残らない。

　それでも習い事を始めたい。しかも東京へ通うと言う。名古屋から東京までは深夜バスなどで片道５，０００円ぐらいで通える。しかし習い事の月謝などはレベルが高い所だとかなりの金額になる。

　そんなに無理しても果たして満足が得られる先生に出会えるのか。

　私は兼ねがね、本物の先生・トレナーは５％に満たないと公言している。

　もし偽者、それに近い先生しか選べなかったとすれば、全てを投げ打つ覚悟はどうなるのか。

　多くの若者は本物のトレナーは１００％近いと漠然と信じている。だから誰でも門を叩けば自分の夢に近ずけさせてくれると、漠然と思っている。

　ここが不幸の始まりだ。

　昔、Ｗ大学の政経学部の学生が４年生で演劇にのめり込み大学を止めた。俗にアングラと言う、理解に苦しむ脚本・演技・演出の世界に飛び込んだ。当初は元気で生き生きしていた。しかし１年も経たないうちにボロボロになり生活も演技も荒れた。異性と酒に溺れ「世界を征服するような」大言を吐き散らし始めた。仲間の女性からお金たかり飢えをしのぎ、家賃も払えず、友人の住処を渡り歩いた。食事は極端に悪くなり、仲間の食べ物を奪いはじめた。

　芝居の稽古でアルバイトは出来ない。精神的にもまともな所で働く気持ちはない。

　時々、わけの分からない言葉を吐き始める。何にしろ自分が総理大臣みたいな大きな発言もある。

　そして半年後、板橋の６階建てのビルから飛び降り自殺して、一生を終えた、２０代の若さで。

　この話は１０年以上前のものだ。しかし状況はより悪くなっていると思える。　

　

声が出ない人はトロイ ？

　以前、言葉の遅れの子供の面倒を見たことがある。

　簡単な動作ができない、嫌がる。私の開発になる「分散集中の動作」を試みさせるとできない。拒絶する。親が一生懸命お手伝いしても逃げる。

　子供の能力判断講習会と言うのを開いた。３０人ほどの子供が集まった。２人の小学生の姉弟は見事に課題をこなした。母親に２人の学力・運動などを聞くと、クラスで全て１番と恥ずかしそうに言う。文武両方に優れていたのだ。この分散集中は演技の能力を判定するために私が独自に開発したものでその後、１，０００名近くに試み、確信を得た。

　さて「トロイ性格」は運動、声も良くない。どうやら声は運動能力と連動しているようだ。

　言葉の遅れを教育しているトレナーは子供にトランポリンをさせて言葉の発達を促している。

　トランポリンが上手になれば自然と言葉の遅れも改善されるらしい。

　俳優も運動能力が改善されると演技の質が上がる。

　０．１秒以下の速さで何かを表現する。これを私は希望する生徒に試みている。見事にその人の「トロさ」が分かる。

・・・・・面白いね・・・・役に立ちそうだ。

演技の元、新開発

　　私の教室には俳優を目指す若者もいる。

　声は大切なので、学びにきているわけだ。

　声を磨く。良くなる。水準以上に。しかしその声が生かされない人もいる。

　何故だ。ご本人の性格か。演技的なセンスか。悪い癖か・・・・。

　演技で一番問題になるのは「自意識過剰」である。純粋に感情の推移に身を任せられないで、意識が割り込む。例えばオーヂションで「受かりたい」と何かをプラスする。このプラスがマイナスとなる。

　上手く演じたい・歌いたいなどは自分が表現するものとは関係ない。演技の純度が落ちるのだ。

　何かを表現したい、してくださいと要求されると「構える・準備をする」そして始める。これは最悪となる。声を締め付ける原因ともなる。

　演技に突入の瞬間、０・０１秒以の速さででスタートする。

　要するに瞬間芸である。これを１秒、２秒で始めるとウソの作り物の感情となる。

　しかし瞬間芸ができない人が多すぎる。

　そこでヘンな意識が割り込まない何かを私は考えた。以前は分散集中として手、足が異なる動作をさせていた。３種類、４種類・・・・９種類までを開発した。

　今回は０．１秒・・・０．０１秒であるものに突入できるように考えた。

　先日から試みている。鈍い人が多すぎる。

　結果は出るだろう。多分良いと出るだろう。

熱海の小さな滝

隣の駅なので熱海へよく出かける。

　温泉場に川・沢はつきものだ。山梨の石和温泉は田んぼの中にあるが・・・北海道の十勝温泉も似たようだが・・・・

　さて大型スパーなどがある熱海のド真中に小さな川が幾つも流れている。よく見ると少し段差があり無名の滝と私はなずけている。

　その近くにすし屋さんがあって手ごろな値段で美味しいすしが食べられる。マグロが水っぽくないのだ。１貫単位で選らべるのがいい。

　駅前にある無料の足湯は午前中に入るべきだ、午後は満杯で入りにくい。

　９１才の義父は１週間に１度ぐらいバス・ＪＲで熱海に一人で行く。足湯には必ず入る。しかし午後、帰りには無理だと嘆いている。

　駅のすぐそばに２本の商店街、お土産やさんの道路がある。何故か駅に近いほうはお客さんが多いがもう一つはまばらである。人の心理か、２筋あると言う認識が無いのか。

　義父のお土産はアジの干物だ。多少スパーより高いが味は良い。

　熱海は現在建築ラシュだ。それらの多くはホテルを壊しマンションにするためだ。最近倒産した西熱海ホテルもマンションになると言う。温泉が元々あるし、見晴らしもよいので売り安いようだ。１泊２食で８，８００円などダンピングが多く、いつも満室とは限らないのでマンションにして売り切るわけだ。

日本はインチキ天国だ

俗に社会教育と言われているものがある。

　習い事もその範疇に入る。
　しかし歌なり、演技なり、声のトレーニングなりを学んでも満足しない。

　大人達・先生が低級なのだ。

　ある額のお金を取るだけの能力の無い先生が、その何倍もの金額を得ている。だましだ。
　
　政治家・お役にはインチキの代表かも知れない。今や医師もそうなりっつある。警察も駄目だ。
　
　若者達はそんな先生・トレーナーでも信じて学ぶしかない。まさか自分の先生がインチキとは誰も思わない。「裏切られた・だまされた」が分かるまでには随分時間がかかるわけだ。

　日本の全てにこの状態は充満している。義務教育関係者もかなり重症だ。

　全ての職業人は自分が「本物か偽者か」を問うべきだ。

　この検証が無い限り日本国は確実に崩壊する。

男女の別れは難しい

男女のもつれで殺人が起きる件数が多くなった。

　特に男性が女性を殺すのが多いと思われる。

　自分の好みや、気持ちの変わりは誰にも起きる。それが相手がある場合、生きた人間としての感情や感じ方の違いがある事を忘れている。

　私は７１才だが、時々電車の中で、昔教えていた生徒さんに似た人などがいると、まじまじと見ることがある。すると若い女の子は「このスケベ爺」などと不快感を露骨に返してくる。

　人の感情を傷つける行為を平気で無意識に若い女の子は現す。キモイ・ダサイ・ウダイなどを口に出す女性もいる。この時、相手が傷つくなどは全然考えない。いや、傷つける事が快感かもしれない。

　特に男を「振る」場合、相手を全否定すような言葉・態度を取る人も多い。もしその女性が彼の全てであれば、全否定されることは「死」を意味する。

　拒否の仕方を勉強する時代になった。

雑竹は最後まで生き残るか

　住まいの南に３０坪ほど空き地・庭がある。

　南傾斜で日当たりバッグンで、２０年以上も雑草と木で覆われていた。

　常駐するようになり、畑にすることを思い立つ。

　三分の一が草か木の根で後の三分のニが土だ。

　何しろ掘り起こした根が大きな入れ物にすぐに山となる。

　中でも竹の根は難物だ。１ｍ以上も土の中をもぐり、先の尖った根で突き進み、途中で上に枝を伸ばす。

　少しでも根を取り残すと、あらたな根を伸ばし、枝として（竹の子・細すぎて食べられないが）地上に出る。

　何十種類の中で一番生命本能が強いのではないか。

　他の草や木々が枯れても竹は最後まで生き残るだろう。

　この竹のエキスは健康に役立たないのか。熊笹はあるが・・・・。

　雑竹は健康に良いとはきかない。

子供殺人。偽物氾濫が原因

青少年の殺人が多発している。今後まだまだ増えると思われる。

　政府は道徳教育に力を入れる。莫大な予算を割いて道徳教育を進めている。

　私には大ピント外れに見える。

　教壇から先生が「道徳を持て」と叫んでも生徒には通じない。

　義務教でどんなに先生が美辞麗句を並べても生徒には浸透しない。

　子供もに何かを浸透させるためには、教師が本物に成らねばならない。

　教室、生徒間で進む「苛め」一つ見破れなくて、その教師が本物といえるか。

　その他、声を取り上げても本物の声を持つ教師は１００人に５人ぐらいだ。

　つまり大人達、親を含めて偽者ぞろいで、子供達は悲鳴を上げているのだ。

　その中の少数が殺人に走るわけだ。

　ボイストレーニング一つを取り上げても本物のトレナーはゼロに等しい。

　専門学校なども「非専門家」を育てている。

　歌手、俳優、タレントの養成所などは「偽者」しか生み出せない。極論すれば、そんなところへは「行くな」である。

　では本物は　？

　無いね。