70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

日本人に原発管理は無理だ

2011年03月30日 09時11分53秒 | Weblog

 1000年一度の大きな津波。大変な被害だ。それを最低限で止められるか、否かで国民の資質が問われる。

 日本国は科学技術が最高と信じられていた。今回の原発事故においてはもっと小さく防げたかも知れない側面がある。

 火力、水力発電と異なり、ひとたび事故がおきると、中型原爆投下に等しい被害がある。「絶対安全」の約束の元で福島県民は原子力発電を認めたのだ。この絶対安全がいかにいい加減であるかの検討をしてみたい。

 先ず、代議士は原発管理がゼロに等しい。関係役所も似たり寄ったりだ。電力会社は過度の安全対策は絶対にやらない。

 テレビに映る東電の副社長は10年前に御用済みの老衰だ。しかし幹部の指示は絶対だ。もし部長クラスで安全面を批判して、強化を提案すれば左遷か首になる。

 コスト第一主義が東電のポリシイだ。たとえばオール電化、つまり電気使用量を上げるために不動産売買会社を立ち上げ、新築、中古、あたり構わず電化に勤めてきた。

 一方、安全面では最低限で押さえていた。例えば外国の進んだ原発を参考にして改良を加えることはゼロであった。具体的には福島原発の冷却設備を最下階から最上階に改造するなどを怠った。ここの改造では原発を停止して3年間冷却し、大改造をしなければならない。

 停止、改造コストは膨大なものになる。1000年に一度の大事故であるで全ては許され終わりか。そのとき生きていた、居合わせた人が悪いのか。

 結論は日本人には原発のような超危険物を管理、運営する能力はないことか。持つてはいけない恐ろしいものを持った、作った悲劇か。

 

 

松下政経塾は役に立っているのか

2011年03月28日 08時10分31秒 | Weblog

 民主党の中にも松下政経塾の卒業生がいる。われわれは彼らの活躍を期待した。しかし日本国は倒壊へのの道をひたすら走っている。

 故松下幸之助氏の意志を受け継ぎ、今もその理念は変わらないと思いたい。しかし逸材が輩出しない。

 外部から見ていると育て方が下手だ。おそらく先生、講師陣が2,3流のか。

 卒業生自身の声も2流だ。

 教育再生の理論、実戦もないようだ。

 今回の原発事故においても、その知識は一般人と変わらない。

 耐震構造。巷の建物はその対策に四苦八苦している。使用を取りやめたところもある。

 原発という恐ろしい施設の管理、運営は超がいくつも付く難題だ。

 外国では冷却装置は一番上の階に作る。今回のように電源が切れると冷却が不能になり、核爆発を起こす可能性があるからだ。チェルノブイリで悲劇は繰り返したくない。

 もし一番上に冷却設備があればもっと簡単に済ませられたはずだ。

 危険度が超高い原発、その管理。運営について松下政経塾では勉強したのか。世界の進んだ施設を見学したのか。もししていれば冷却設備が下の階にあり、これは早急に改善すべきを認識したはずだ。そして福島原発を10年更新するに当たり、冷却装置を下の部分から最上の部分に改造を迫ったはずだ。あるいは進言できた。

 つまり冷却装置を上部に移動しない限り延長を認めないの判断が出来た。

 冷却装置の問題はテレビで出てきたものだ。この知識人に延長にあたり意見を求めたのか。

 教育崩壊にしても、しかりだ。日本には真に教育改革が出来る具体策を持っている関係者、有識者はない。少なくとも教師の声については私は高いレベルの判断をもっている。

 現在の教育現場の破壊は教師の声の弱体が大きい。声が大きく、ちゃんと出る先生の教室は破壊されていない。こんな簡単な事も松下政経塾は把握していない。

 井戸中の蛙で狭い小さなところで天狗にりたいが日本人の本質か。

福島原発、自民党の最悪のつけ

2011年03月16日 23時38分45秒 | 政治と経済

ロシヤのチェルノブイリ、アメリカのスリーマイル島につぐ、大きな原爆事故は自民党政権下の悪政の結果だ。

 冷静に判断して、福島原発の安全管理は東京電力に任せ切であった。管理する政府・自民党、お役所は全然管理能力がなかったと思われる。

 利益を第一優先する企業に全面的にお任せは、安全管理の費用を最低限に留め様とするのは明白だ。本来ならば二重、三重に安全管理をするべきところを、一重にしかしていなかった。電源が切れた場合いの冷却を一重にしかしていなかった。つまりジーゼル発電機で冷却するためのポンプを動かすだけである。

 何故かその一重も役に立たない。おそらく予行動作も手抜きであったと思われる。東電は「想定外の大地震・津波」ですべてを消し去ろうとしている。しかし緊急のジーゼルでの発電があまりにももろすぎる。こらは想定内の中型地震・津波でも役立たずであった可能性が見える。

 東電も自民党・お役人も「想定外」ですべてを消し去ろうとしている。俗に「トボケル・知らん顔」である。

 原発は設置当初から危険性が叫ばれていた。すでにチェルノブイリ・スリーマイルの教訓があった。それをコスト面からだけで強引に設置した。外国では原発から手を切っている国も見られる。安全性に疑問があるからだ。

 原発を冷やすのに3年間もかかるなんてのは今回初めて知った。現在、テレビで大活躍の有識者も犯罪者だ。3年間もかけて冷却する。これは設置条件のマイナス面で大きく明らかにしておくべきだ。少なくとも近隣に住民にはマイナス要因として知せるべきだ。このとき、現在大活躍の有識者は何をしていたのか。彼らも同罪だ。

 要するに「電力コストを安くしよう」とする政府。それに追随するお役人、有識者が今回の大事故の原因だ。

 二重、三重に冷却設備を施しておくべきであった。

 たとえば少し離れた所に冷却のためのポンプ、パイプを設置して、それを蛇腹方式でもいいから
伸ばして原発に届かせるなん案はいとも簡単である。原発は常に爆発の危機がある。だから離れたところから放水する設備は当然の考えだ。これが二重目の案だ。三重目も考えておくべきであった。

 これで一旦消えた水力発電が持ち上がるだろう。そして莫大なお金が消える。

 いまや日本は死への準備しかないのか。

 「関係者出て来い。お前らみんな死刑だ」これは当然ではないか。