やっと読み終えました♪ 時間がかかったな~。
というのは、久しぶりに一生懸命考えながら読んだからです。
アリバイトリックものは正直あんまり好きじゃないのですが、
鮎川作品の中では読まないわけにはいけない作品のようですから・・・
東京汐留駅に九州から列車便で送られた黒いトランク。
引き取り手が無いそれを開いてみると、中には男の死体が。
すぐさま送り主である近松を手配するが、既に彼は行方不明に。
やがて自殺したと見られる近松の遺体が発見され、事件は解決と思われた。
しかし近松の犯行と自殺を信じられぬ妻の由美子は、鬼貫警部に相談する。
果たして鬼貫は事件の謎を解き、頭脳戦を制することができるのか!?
これまた昔(昭和24年)の設定ですから、現在とは事情も違いますが、
やはりタイムスリップした気分で読みましょう。
今なら東京―福岡も飛行機で一飛びですが、昔は列車しかないのですよね。
犯行も捜査も、じっくりとゆっくりと時間が過ぎていくのが新鮮な感じです。
時刻表を使ったアリバイトリック。久々にチャレンジしてみました。
時刻表が点在しているので、ページをめくるのももどかしく。
真剣にやったからか、交通手段が限定されていて今のものと比べるとシンプルだからか、
列車のトリックは解けました♪
さらに黒いトランクの謎ですけど、これもバッチリ♪
ミステリ読んでて、思ったとおりの展開になっていくと嬉しいですね(^^)
それもこれも、非常に論理的な解決なので味わえる楽しみです。
伏線もちゃんと提示されて、この一文が大事なんだよねというのを発見できる喜び♪
なるほど有栖川氏がファンだったというのも頷けますね。
鬼貫警部の名前は知っていたのですが、想像していたキャラクターと違っていました。
もっと職人肌の真面目一徹な警部さんかと思っていたのですが、
とても知能派かつ機知にも富んでいて、おまけに紳士。
彼の隠れたロマンスを窺い知ることのできるこの作品を読んで、
また機会があれば、他の鬼貫登場作品も読んでみたいと思いました♪
さあ、次は何を読もうかな・・・
というのは、久しぶりに一生懸命考えながら読んだからです。
アリバイトリックものは正直あんまり好きじゃないのですが、
鮎川作品の中では読まないわけにはいけない作品のようですから・・・
東京汐留駅に九州から列車便で送られた黒いトランク。
引き取り手が無いそれを開いてみると、中には男の死体が。
すぐさま送り主である近松を手配するが、既に彼は行方不明に。
やがて自殺したと見られる近松の遺体が発見され、事件は解決と思われた。
しかし近松の犯行と自殺を信じられぬ妻の由美子は、鬼貫警部に相談する。
果たして鬼貫は事件の謎を解き、頭脳戦を制することができるのか!?
これまた昔(昭和24年)の設定ですから、現在とは事情も違いますが、
やはりタイムスリップした気分で読みましょう。
今なら東京―福岡も飛行機で一飛びですが、昔は列車しかないのですよね。
犯行も捜査も、じっくりとゆっくりと時間が過ぎていくのが新鮮な感じです。
時刻表を使ったアリバイトリック。久々にチャレンジしてみました。
時刻表が点在しているので、ページをめくるのももどかしく。
真剣にやったからか、交通手段が限定されていて今のものと比べるとシンプルだからか、
列車のトリックは解けました♪
さらに黒いトランクの謎ですけど、これもバッチリ♪
ミステリ読んでて、思ったとおりの展開になっていくと嬉しいですね(^^)
それもこれも、非常に論理的な解決なので味わえる楽しみです。
伏線もちゃんと提示されて、この一文が大事なんだよねというのを発見できる喜び♪
なるほど有栖川氏がファンだったというのも頷けますね。
鬼貫警部の名前は知っていたのですが、想像していたキャラクターと違っていました。
もっと職人肌の真面目一徹な警部さんかと思っていたのですが、
とても知能派かつ機知にも富んでいて、おまけに紳士。
彼の隠れたロマンスを窺い知ることのできるこの作品を読んで、
また機会があれば、他の鬼貫登場作品も読んでみたいと思いました♪
さあ、次は何を読もうかな・・・
ストーリィだけ読んでも、すごく面白そうだもんっ。
しかも、ちゃんと推理しながら読んで
ばっちし当てるなんて
やりますなぁ~(笑)
でも、黒いトランクって鬼貫警部なんだー
知らなかったな~♪しかもロマンスですか!?
ロマンスっていうイメージ無かったナァ。。。
気になります!!!
彼は独身主義者なんです。
火村といい、御手洗といい、結婚しない探偵さん多いですよね。
ホームズも結婚しないし、金田一耕助も。ポワロも。
結婚生活は、探偵さんに似合わないのでしょうか?(笑)
鬼貫警部はロマンチストだからこそ結婚しないんですよ(^^)
『黒いトランク』には彼の過去の恋が書かれています。