下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

森博嗣『工学部・水柿助教授の解脱』

2012-11-10 17:24:57 | 
水柿助教授シリーズの第3弾。
あくまで「小説」だが実話に近いというシリーズの完結編です。

久しぶりに読書感想を書こうと思ったのですが、
サボっている間に読んだ本は、記憶も薄れつつある状態です(^^;
再読してから細々と書いていかなきゃな~・・・

しかし本作品は、ストーリーというより、構成というより、
雰囲気が命の作品なので、うろ覚えでも大丈夫(のはずw)

例によって長いタイトルの5話が入っています。

 《第1話》
  まだ続きがあったのか奇跡の帰還を遂げるやいなや
  子犬ぴょこぴょこみぴょこぴょこ柴犬になるコーギーの怪

 《第2話》
  親馬鹿小馬鹿猪鹿蝶馬鹿にも数々あるけれど
  壁を越えて這い上がってくる本当の馬鹿には金メダルをなんて馬鹿なことを

 《第3話》
  リフォームのビフォア・アフタで散財へと突き進み
  ますます社会からボイジャしたセレブな二人と一匹

 《第4話》
  いかにして密室に巨大なパスカルを入れたのかという疑問に対して
  真摯な態度で答える箇条書きこもごも

 《第5話》
  壮大なる宇宙と存在の路傍に夢見る意思の仄かに微小なるや
  さしずめ花弁に落ちる滴のごとくなりぬ


ということで、ものすごいお金持ちになった水柿君と須磨子さんのその後です。
確かに、もう働かなくても自分で何もしなくてもいいだけのお金があったら、
毎日の様々なことは全部「趣味」の類になっちゃいますね。
実際には、そういう感覚は想像も出来ないんですけど。

まあ、運転手付きの車を雇える人が、車を買って自分で運転したら趣味だし、
園芸業者を雇える資力の人が、自分で庭を作ったら、それも趣味ですもんね・・・
でも、いろんなことに制限がないのって、面白みに欠けるのかな?
そんなことを考えさせられる、彼らの境遇。

そんな彼らが犬のパスカルを買って、メロメロになってるのも、
ある意味、制限を与えてくれる存在だからじゃないかな~と思ったりもします。

そして。
完結編ということで、小説を書くのをやめることにする水柿君なのですが、
その辺は、実作者の森先生の真情吐露な感じがして、
寂しい反面、理解もできなくもない。(しちゃいけないのかな)
ちょっと複雑な読後感でした。

と、ここまで深刻な感想を書いてきましたが、
もちろん前作までのように、駄洒落やユーモアも満載で、
読んでる間は「そうボケるのか」とニタニタしながら読んだものでした。

ハドソン君 2戦目

2012-11-03 17:01:26 | 
今日は仕事休みだったのですが(そのかわり、明日仕事・・・)
ちょうどこのタイミングで出資馬ハドソンシチーの2戦目がありました。
京都9Rの秋明菊賞への出走でしたが、結果は5着でした☆

前走後、かなり調子を上げていたみたいなので、
馬券圏内を密かに期待していたのですが、なかなかそう甘くはないですね。
まだまだ時計が足りないし、走り方も安定してなく幼い感じ。
今後の成長に期待!という感じでしょうか(^^)
時々見せる、ふわふわ跳ぶような走りが、
もう少し力強くなってくれれば、タイムも縮まるかと思うのですが。
何はともあれ、まだまだこれからですね!

天皇賞は、エイシンフラッシュが勝ちましたね。
サンディ君(と書くとハリケーンみたいですが)とクラシックを走った馬だし、
復活して強いところを見せてくれて嬉しかったです♪
予想は見事に外してしまいましたが、いいレースが見られて良かった。

それはそうと、一気に寒くなってきましたね。
この間まで、昼間は暑い~とか言ってたはずなのに、
もう、お布団とか毛布とか出しまくりです(^^;
服も一気に冬めいてきて、でも、まだまだ秋だし・・・って感じで、
朝、何を着ていくか悩ましい日々です。

そのせいか、周りも風邪発生率が急激に高まっています。
ちょっと乾燥する感じですもんね、空気が。
喉とか、痛めやすい季節かも。

ということで、今、ちょっと気に入ってる飴が、
明治の「温か しょうが のど飴」です☆
これが、本当に何だかぽかぽかと温かくなってくる気がするんですよ。
生姜湯が飴になったみたいな感じで、いい感じです。
しょうがの好きな人は、試してみる価値がありますよ♪

と。
妙な宣伝をしたところで、今日はこの辺で失礼します(笑)