下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

法月綸太郎『パズル崩壊』

2010-11-30 23:59:59 | 
先日の短編が良かったので、
シリーズ外の短編集を読んでみました。
個性派揃いの7編&ボーナストラックが収められています。

☆「重ねて二つ」
 ホテルの密室状態の部屋で、女の上半身と男の下半身が発見される・・・
 これはいきなり凄い死体が出現です(^^;
 同じ時期に発表された島田荘司氏の『眩暈』を思い出しました。

☆「懐中電灯」
 競艇場で知り合った男と現金輸送を襲うことになった片桐。
 ある計画を胸に完全犯罪を成し遂げたはずだったのだが・・・
 これは伏線もあって、なるほど!と思わされました☆

☆「黒のマリア」
 美術商の事務所の中に発生した3重の密室と殺人事件。
 それは、この部屋にあった不吉な絵のせいだったのか・・・?
 ちょっとオカルト風味の作品ですが、TV番組のノベライズだそうです。
 有栖川氏の「切り裂きジャックを待ちながら」と同じ時の企画のようですね。

☆「トランスミッション」
 「あなたのお子さんを預かっています・・・」という脅迫電話がかかってきた。 
 だが、かける相手を間違えている犯人は一方的に電話を切ってしまい・・・
 以前に「誘拐」のアンソロジーで読んだのですが、再読も楽しめました。

☆「シャドウ プレイ」
 推理作家の羽島は、いつも夜中、就寝中の「僕」に電話をかけてくる。
 この日の羽島の話題はドッペルゲンガーで・・・
 終わり方の余韻や捩れたプロットなど、個人的にはかなり好きです☆

☆「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」
 7つもの錠前がつけられた密室で殺人が起こり、犯人は煙のように消えていた・・・
 ロスマクのリュウ・アーチャーを主人公に据えた異色作。
 これは「密室」のアンソロジーで読みましたが、再読してもやっぱり許せません(^^;

☆「カット・アウト」
 アメリカのネヴァダ州でひっそりと死んだ画家・桐生。
 ある事件のせいで15年も絶交していた篠田は、桐生の甥に会いたいと言われ・・・
 ポロック論を中心に美術論が延々と展開しますが、結末は非常にドラマチックな佳作です。

☆「……GALLONS OF RUBBING ALCOHOL FLOW THROUGH THE STRIP」
 編集者の辛辣な批判を思い出し、ひとりバーのカウンターで酒を飲む法月綸太郎。
 そして彼は駆け出しの役者だという工藤俊哉と出会う・・・
 実は長編のオープニングとして書き始めた部分なのだそうですが、
 永久に未完成になる空気が満載の、しかし雰囲気のある文章です。


悩める法月氏の揺れが、多種多彩な作品群を生み出している・・・そんな短編集です。
そんな悩まなくってもいいから面白い本格ミステリを書いて下さい!と、
法月氏に安易に言ってはいけないことが分かった作品群でした。

「龍馬伝」最終回。

2010-11-29 23:59:59 | 雑記
この1年、ずっと見てきた大河ドラマが終わりました。
長かったような、短かったような。
まさに、龍馬の一生に対する感想とも言えます。

大政奉還を成し遂げ、新しい時代への扉を開けた。
その扉の中へ、思い切り歩いていける人間ばかりではない。
そのことを龍馬が失念していたとは思えません。
でも、その扉を開けるのが自分の役目だと思ったから開けた。

その人だけにしかできないことがある。
彼が人生の中で出会った全ての人が「龍馬」という人間を作り、
その示す方向に真っ直ぐに進んだのが坂本龍馬・・・なんでしょうね。
どういう人と出会い、どういうことを学び、どういうことを成し遂げていくかを考えろ。
それはこのドラマを見た皆へのメッセージかもしれません。

暗殺のシーンは覚悟はしていても辛かったです。
でも、冒頭の夢のシーン、もうそこで龍馬の命の終わりを感じていたから、
ああ、来るべきときが来たんだなという感じでした。

そして、暗殺の真相・・・一番無難な場所に着地した感じですが、
それは脚本上、ドラマ上、犯人を登場させなければならないからであって、
本当は龍馬の開けた扉に素直に入れない人々全てが犯人なのでしょう。
あそこで彼らが暗殺を決行しなかったとしても、
また別のどこかで、別の誰かに命を奪われたかもしれません。
言わば、交代を余儀なくされた「時代」そのものの恨みが犯人なのかも・・・

龍馬、そして「龍馬伝」を生み出した人達。
1年間、お疲れ様でした。

ジャパンカップ 結果

2010-11-28 17:46:07 | 
まさかこんな結果になるとは・・・(涙)
混乱の第30回ジャパンカップの結果は次のとおり。

 1着 ローズキングダム
 2着 ブエナビスタ(1位入線降着)
 3着 ヴィクトワールピサ
 4着 ジャガーメイル
 5着 ペルーサ

強かったブエナビスタですが・・・思い切り斜め走りをしてしまいました。
パトロールビデオを何回も見ましたけど、これは言い訳できませんね。
ローズキングダムも、よくぞ再び闘志に火をつけて伸びた!と褒めたい走りでした。
あのローズキングダムの最後の伸びを見たら脚色云々で逃げるわけにもいきません。
不利なくレースして欲しかったな~・・・(泣)
そうしたら、歴史に残るようなレースになったかもしれないのに。

スミヨン騎手、右ムチ入れすぎですよ・・・
あれだけ内に斜行してたら、左ムチに変えないと。
っていうか、そんなに叩かなくてもブエナビスタは走ると思うんですけど。

ナカヤマフェスタは、やはり疲れが残ってたんですね。
陣営が出走を決めたから、ある程度の自信はあると思っていたのですが。
ペルーサも、やっぱり出遅れちゃったし、ゲートの改善が急務ですね。

これ以上ない豪華なメンバーのレースが、
ちょっと後味悪い結果になってしまいましたけど、
今日のレースを見て、3歳3強の今後の戦いが楽しみにもなりました。
もちろん、ブエナビスタにも頑張って欲しいです(ノリさんに戻って!)


【今週のシゲル2歳役職名軍団】
今週は、以下の6頭が出走しました。

・主査 (日)京都1R 2歳未勝利 →中止
・責任者(日)京都5R 2歳新馬  →11着
・統括官(土)京都2R 2歳未勝利 → 6着
・本部長(日)京都3R 2歳未勝利 →12着
・窓際族(日)京都1R 2歳未勝利 →11着
・役員 (土)京都5R 2歳新馬  →中止

土曜日の役員の受難が残念でなりませんね。
あの被害を被らなければ、勝ち負けだったのに・・・
直線、一生懸命走ってるところでの不意打ちですから、
変なトラウマにならないことを願いますが・・・無事で良かった。
一方、日曜日の主査はゲートから出てすぐ騎手を振り落としてました(^^;
今日は気分じゃなかったのでしょうか?

復活☆

2010-11-28 17:22:46 | 
もう嬉しくてしょうがないのですが、
サンディエゴシチーが東京9RキャピタルSで優勝しました♪

前走が3000Mの菊花賞。
そして、今回が1600Mということで、内心不安もありました。
やっぱり、ずっと長い距離のペースを学習してきたわけだし、
それがいきなりマイルでどうかな・・・という感じで。

でも、思うに、ずっと抑える練習ばかりしてたので、
本人もイマイチどう走ったらいいのか混乱していたのかもしれませんね。
今日は久しぶりに藤岡佑介騎手が鞍上でしたが、
マイルのペースなので引っかかることもなく、うまくサポートしてくれてました。
これでまた、サンディ君が気分よくレースに向かってくれるようになればいいな・・・

その、藤岡騎手はコメントで・・・

「久々にこの馬らしい、いい競馬ができました。
 相手もしぶとかったですが、並んで交わせると思いました。
 マイル適性がありますね。
 ただ、これまでいろいろな距離で、強い相手とやってきた経験が、
 今につながっています。
 やはり能力はありますし、いい再スタートになったと思います」

と嬉しいことを言ってくれました(リップサービスもあるのでしょうが)ので、
何とか次走以降も目処が立ったのではないかと思います☆
あとは、レース後の体調が万全であることを祈るばかりですね。

今日はサンディ君のおかげで馬券もバッチリ取れたし、大満足です☆
(ジャパンカップは外しちゃいましたけど^^;)
実は、今日の東京4Rの新馬戦でチャレンジ君の妹・フクシアがデビューしたので、
複勝馬券で応援していたのですが、見事に3着に来ました。
チャレンジ君に負けずに、活躍して欲しいですね。
でも、なんで友駿で募集してくれなかったのかな~??

ジャパンカップ 出走馬

2010-11-27 19:07:51 | 
どの馬に投票していいのか分からないほどの豪華メンバー!
注目の出走馬は次のとおり。

 1 ヴォワライシ      牡5 57.0kg M.デムーロ
 2 ヴィクトワールピサ   牡3 55.0kg M.ギュイヨン
 3 ダンディーノ      牡3 55.0kg P.マルレナン
 4 シンゲン        牡7 57.0kg 藤田伸二
 5 モアズウェルズ     牡6 57.0kg S.マイヨ
 6 ローズキングダム    牡3 55.0kg 武豊
 7 ペルーサ        牡3 55.0kg 安藤勝己
 8 ジャガーメイル     牡6 57.0kg R.ムーア
 9 ティモス        牡5 57.0kg O.ペリエ
10 エイシンフラッシュ   牡3 55.0kg 内田博幸
11 ナカヤマフェスタ    牡4 57.0kg 蛯名正義
12 ジョシュアツリー    牡3 55.0kg C.オドノヒュー
13 メイショウベルーガ   牝5 55.0kg 池添謙一
14 オウケンブルースリ   牡5 57.0kg C.ルメール
15 フィフティープルー  せん4 57.0kg J.スタイン
16 ブエナビスタ      牝4 55.0kg C.スミヨン
17 マリヌス        牡4 57.0kg D.ボニヤ
18 シリュスデゼーグル  せん4 57.0kg F.ブロンデル


ということで、外国人騎手ばかりですね(^^;
すごいメンバーだな~・・・もう頭がパニックになりそうですが。

 ◎ ブエナビスタ

 ○ ナカヤマフェスタ

 ▲ ペルーサ


もう正直、△は日本馬全部に打ちたいような気がします。
だって、実力的にはどの馬もトップクラスですもんね。
あとは展開と騎手の駆け引き次第・・・
豪華メンバーというだけでなく、素晴らしいレースになって欲しいですね☆

おにぎりの具。

2010-11-26 23:59:59 | 雑記
コンビニでたまにおにぎりを買ったりするとき、
その種類の多さにビックリしてしまいます。
新メニューが発売されていたり、期間限定物もあったり、
それぞれのコンビニが持てる力を振り絞って開発をしているんですよね。

以前、コンビニのメニューを開発する担当の人をドキュメントした番組があったけど、
味見したり、材料を探したり、工場の人と折衝したり、値段を決めたり、
なかなかにシビアな世界だと思いました。

今は、本当に色んな具材が使われるようになったし、味付けも色々あるけれど、
そういう「変り種」が定番になるってことは、案外少ないですよね。
やっぱり「梅」「おかか」「鮭」「こんぶ」は王道という感じです。

その定番に迫り、追い越した感がある唯一の具材が「ツナマヨ」。
多分発売されたばかりの時は「マジ?」という反応だったのではないでしょうか。
でも、今や、無くてはならない定番商品だと思います☆
(お寿司の軍艦巻のマヨネーズ系も同じ感じでしょうかw)

さて、なんでこんなにおにぎりの話をするのかというと、
先日初めて「卵かけご飯風おにぎり」を食べたから。
まさか、こんなものを具材にするとは・・・という感じですが(^^;
ちょっと卵っぽくなってるだけでしょという予想をはるかに超えて、
本当に生卵だったのにびっくりしました。
すごいですね~・・・

でも、これが定番に昇格することはないような気がする。
3年後に売ってるかどうかも、ちょっと怪しいかも(^^;

う~ん、書いてたらお腹へってきました(笑)

サンディ君 心機一転。

2010-11-25 23:59:59 | 
出資馬サンディエゴシチーが菊花賞以来の再登場です。

前走、いいところなく終わったサンディ君ですが、
クラシックも終わったので、心機一転、次の路線に進むことになりました。

2400とか3000が、ちょっと長すぎたようでもあるし、
折り合いに苦労している現在のところは無理な感じなので、
1600に距離を変えての登場です。

11月28日(日)東京9R キャピタルS 芝1600M

 ☆ サンディエゴシチー 藤岡佑介 55


気になる調教は・・・

 >Wコースで6F 87.1-69.7-53.9-39.2-11.3のタイムを馬なりに計時しました。

ということで、仕舞い重視な感じでしょうか。

正直、2歳時以来のマイルということで不安もあるのですが、
折り合いの心配をせずに走れる距離でもあると思うので、
この挑戦は価値があるのじゃないかと思います。

毎回思うのは、怪我なく無事に・・・ですけど、
今後の方針が立てられるようなレースであって欲しいと思います。
鞍上も、藤岡騎手に戻って、どうなるか。

ジャパンカップの直前のレースではありますが、
既にかなりの気合いが入ってしまいそうです(^^;

宝くじ。

2010-11-24 23:59:59 | 日常
今日発売された、年末ジャンボ。

買っていたときもあるんですが、最近は全然買ってません。
全く当たらないし(笑)
買うといっても、連番とバラを10枚ずつ、6000円分なので、
そんなので当たると考える方が間違ってるのかもしれませんが。
今までで、一番惜しかったのが100万円に3番違いというやつで、
そんなものは、当たってないのと同義ですけど(^^;

ニュースには、朝から並んで買ってる人たちも映っていました。
当選番号が頻繁に発売される売り場なんでしょうけど、
1度に何万円分も買ってるような人もいて、すごいな~と思いました。
不況だからこそ、でっかいお年玉が欲しいな~と思う気持ち分かるかも☆

宝くじ売り場の映像を見ていて思うのは、
買って帰る人たちが、みんな嬉しそうな顔をしているな~ってこと。
当たったわけじゃないのに、結構幸せそうなんですよね(^^)
もし当たったら・・・という妄想(笑)を1か月楽しめるのだとすれば、
案外安い買い物なのかもしれませんよね☆

今年は、1等と2等の数が去年までの2倍くらいあるらしいので、
夢を見て久しぶりに買ってみようかな♪

「龍馬伝」あと1話。

2010-11-23 17:34:16 | 雑記
いよいよ「龍馬伝」が最終回を残すのみになってしまいました。
久しぶりにちゃんと見た大河ドラマなので、感慨も深いです。

坂本龍馬のことは歴史の教科書に書かれていた以上の知識はなかったのです(^^;
幕末って、何となく現実的過ぎて、逆にとっつきにくかったというのもあるし、
それぞれの「信念」のようなものが交錯する時代だからこその息苦しさのようなものも、
あえて知ろうとしなかった原因であったかもしれません。

この前もチラッと書いたのですが、
「龍馬伝」の中の龍馬、第1部から第4部までで、大きく変わりました。
本当に見るもの全てに新鮮に真っ直ぐに反応する若者から、
各藩の重鎮にも一目置かせる凄みを帯びた男へと。
岩崎弥太郎が「龍馬は変わったがじゃ」とナレーションで言っていたけど、
それを言われなくても視聴者にもはっきりと分かった変化でした。

そして、先日の日曜日の「大政奉還」を見たわけですが、
龍馬が自分に成せることを全て終えて、徳川慶喜の決断を待っているときのシーン。
そこに、いきなり龍馬の手作りの「黒船」が出てきたのです。
それは第1章で初めて黒船を見た龍馬が、その姿を再現した模型と絵たちでした。

その模型と絵を見るときの龍馬が・・・まさに第1章のときの龍馬だったんですよね。
表情が全然違う、本当に面白いものを純粋に楽しめる笑顔。
それを見たときに、別にそういうつもりのシーンじゃなかったと思うんですけど、
私は涙が出て止まりませんでした。
これこそが本当の龍馬の本質だったんだろうな・・・って思ったから。
その本質を隠させるほどの重荷を龍馬は背負っていたんだなって思ったから。

このあと、龍馬は死んでしまうわけですけど、
全てを成し遂げた後、自由に好きなことをさせてあげたかった。
心からそう思いました。

もちろん、これ史実の坂本龍馬じゃないけれど、
一脱藩浪士として何の後ろ盾もない龍馬が、歴史の裏舞台で、
明治への流れの一端を握っていたというのは事実でしょう。

残すは最終回のみ。
あ~・・・また泣いちゃうんだろうな(涙)

岡嶋二人『コンピュータの熱い罠』

2010-11-22 23:39:23 | 
自分の中では、ほっとする感覚なのが岡嶋作品です。
どの作品も水準が高いし、大きな外れはないし、読みやすいし☆


コンピュータによる相性診断カップリングが売りの結婚相談所「エム・システム」。
夏村絵里子は、そのデータを扱うコンピュータ・センターのオペレーターだ。
ところがある日、絵里子はデータの中に恋人・市丸輝雄の名前を見つけた。
プレイボーイで鳴らした輝雄が、なぜ結婚相談所に登録しているのか?
しかも自分と付き合っていながら・・・怒りと疑惑を抑えきれない絵里子。
そんなとき、センターに顧客リストを見せて欲しいという女が現れた。
エム・システムで結婚した彼女の兄の相手が、兄を殺したのだと言うのだが・・・


ということで、コンピュータに隠された犯罪を描いた作品です。
1986年に発表された作品ですから、今となっては古い感じもありますが、
ネット社会になる前に、こんな作品を書いているのはスゴイですね。

とは言え、この作品はコンピュータの技術的なものを主に置いているものではありません。
だから、私みたいなコンピュータの中身のことはさっぱりの人間にもさくさく読めましたし、
面倒臭いことも、小難しいことも全くありませんでした。
いい感じのスピード感で読み進めることが出来ました☆

ミステリ的には特に新しい冒険をしているわけでもないし、
(あくまでも、ミステリの技巧という面でですけど)
結果も予想の範囲内ではありました。
でも、やっぱり気になったのは絵里子と輝雄の関係・・・
ラストは、やっぱりそうじゃないと駄目よね!って思いました。

ところで。
上にも書いたように、コンピュータの中身のことはさっぱりな私ですが、
多分、PCユーザーの大半が同じような状態なんじゃないかと思います。
そのコンピュータのプログラムが悪意を持って動き始めたら・・・
あるいは、悪意を持った誰かがそれを改竄したら・・・
コンピュータに依存した現代社会では、
ダイハード4.0のようなことも本当にありえるかもと、思わせる作品でもありました。