読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

ご挨拶

2016-12-31 23:59:00 | ウェブ日記
「読書日和」にお越しいただきありがとうございます。
このブログでは主に小説やエッセイのレビュー、街のフォトギャラリーなどを作っています。
以下のリンクから今まで作ったレビューとフォトギャラリーを見られますのでお気軽にご覧ください。
なおこのページはトップページに表示させるため日付を未来日にしています。

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師走12月

2016-12-05 22:26:15 | ウェブ日記


先日からついに師走の12月に突入しました。
そして早くも5日が経ちました。
「今年の総決算」「一年納めの⚪⚪」などと言われるように、12月はまさにその年のクライマックスです。

街では11月の上旬からクリスマスの飾りやイルミネーションが徐々に姿を現しました
そこから1ヶ月ほど経った今、クリスマスのムードはだいぶ高まってきています
これからクリスマスイブ、クリスマスに向けてさらに高まっていくことと思います。
私は一日ごとに徐々にクリスマスムードが高まっていく雰囲気が好きです。
写真は名古屋駅の近くで撮ったもので、街路樹にイルミネーションが施されていて、名古屋もどんどんクリスマスムードが高まっています

そして年々一年が経つのが早くなっているなと思います。
よく分からないうちに年末まで来てしまった気がして、この感じだと大晦日を迎えるのもあっという間だと思います。
まだあと26日ある12月、大事に過ごしたいと思います。
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スウェーデンで起きたこと ‐移民政策について‐

2016-12-04 15:43:01 | 政治
※この記事は「移民政策について」からの続きとなります。

スウェーデンでは昨年の8月、首都ストックホルムで開催された野外音楽祭の会場で移民と見られる若い男たちが多数の女性に性的暴行を加える事件がありました。
当初、警察はこの事件を隠蔽し、起訴も報告もしていませんでした。
警察当局が作成した「内部メモ」には、警察が約50人の容疑者を特定し、 約200人を会場から追放したと記録されていたとのことです。
つまりそれだけ多くの移民と見られる婦女暴行犯を逮捕もせずにただ追い返し、事件そのものも発表せずに隠していたということです。
これはスウェーデン政府によるシリア難民を含めた積極的な移民受け入れ政策への政治的配慮があったためとのことです。

移民や難民による婦女暴行事件では、今年の1月にドイツのケルンで起きた難民による集団婦女暴行事件が最も衝撃的でしたが、スウェーデンで起きたことは警察が移民政策に配慮して事件そのものを隠蔽しようとしたところに恐ろしさがあります。
移民は悪いことをしないということにしておくために、移民による婦女暴行の事実を警察ぐるみで隠蔽していたということです。

ここで疑問があります。
移民は絶対的正義であり弱者であり何が何でも守らなくてはならない存在なのでしょうか?
それは違うのではないでしょうか。
移民は聖人君子などではなく、悪いことをする人達だというのを認めるべきだと思います。
フランスもスウェーデンも移民政策をしたことによって治安の悪化を招き元々の自国民が暮らしずらくなってしまいました。
スウェーデンの事件では移民をあくまで絶対的正義にしておくため犯人達の逮捕もせず、被害に遭った女性達に泣き寝入りを強いていたことになります。
やっていることが明らかにおかしいです。

そして日本の場合、テレビと新聞の既存マスコミの人達がまさにこのスウェーデンの事件での警察に当てはまります。
テレビと新聞の多くは「とにかく移民は受け入れるべき。これに反対する人は極右」とし、移民政策に反対すること自体を許さないようにしています。
この露骨に移民賛成に世論を誘導しようとしている点から見て、もし日本で移民を受け入れてドイツやスウェーデンで起きたような集団婦女暴行事件が起きた場合、移民擁護報道に走ることが容易に予想できます。
ネットの台頭前に比べてだいぶ力が落ちているとは言え、テレビと新聞は依然として国民に大きな影響力を持ってはいるので、そういったマスコミを移民賛成意見だけをひたすら流すような左翼思想の人達に押さえられているのはとても危険なことだと思います。
ネットの力が既存マスコミの偏向報道(一方的で偏った報道のこと)に負けないことを願っています。

そして日本国民も安易に世論誘導に乗ることなく、ヨーロッパで移民政策を行った国の治安がどうなったか、現実をきちんと見るべきだと思います。
私は日本に住む日本国民なので、当然の思いとしてまず第一に日本国民が安心して暮らせる日本であってほしいと思います。
日本の治安が悪化して暮らしずらくなり、特に女性陣が危険な状況に晒されることになる移民政策には反対です。
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「雨のち晴れ、ところにより虹」吉野万理子

2016-12-03 23:55:36 | 小説
今回ご紹介するのは「雨のち晴れ、ところにより虹」(著:吉野万理子)です。

-----内容-----
人の繋がりは優しさだけで出来ているんじゃない。
でも怖がるだけじゃ何も始まらないことだって知っている...。
夫婦のすれ違い、親子の行き違い、親友との仲違い。
きっかけはみんな些細なことなのに、想いがねじれ交錯する。
人は何度でも幸せになる資格がある。
湘南を舞台に描く六つの奇跡。

-----感想-----
神奈川県の湘南、鎌倉、逗子など、海沿いの街を舞台にした作品です。
物語は次のように構成されています。

第一話 なぎさ通りで待ち合わせ
第二話 こころ三分咲き
第三話 ガッツ厄年
第四話 雨のち晴れ、ところにより虹
第五話 ブルーホール
第六話 幸せの青いハンカチ

「第一話 なぎさ通りで待ち合わせ」
工藤渉(しょう)は妻の美也子に家を出て行かれ、別居状態になっていました。
別居の原因は何と「食」を巡る二人の考え方の違いでした。
まず家庭内では、渉が「鶏の唐揚げ」「ハンバーグ」など、シンプルにそれだけを食べたがるのに対し、美也子は「マグロとアボガドのマヨネーズソース和え」「サーモンのムニエル、ラタトゥイユ添え」など、凝ったものを作るのが好きです。
外食では渉が「ラーメン」「ファミレス」など、気軽に入れるお店を好むのに対し、美也子は高級レストランを好みます。
次第に食に対する考え方の違いが明確になり、お互いに妥協しないためどんどん亀裂が深刻になっていきました。
渉も美也子も「相手が悪い」と思っています。

渉が家庭内での料理に対する考え方について美也子を引き下がらせた場面がありました。
渉は「よし、折れたぞ。俺の勝ち」と心の中で思っていましたが、俺の勝ちという考え方が間違っていると思います。
料理を作ってもらっているのだから「何が何でも論破してやるんだ」と意地になるのではなく、もう少し妥協すべきではと思いました。
ただ美也子は美也子でわがままで、こちらも食について妥協しません。

渉の父の勝弘が二人をスターバックスに呼んで仲裁することになります。
美也子はスターバックスについても「お手軽なコーヒー」と格下扱いの心境を覗かせていました。
基本的に高級なもの以外は受け付けないようです。
この時、美也子は渉に「一緒に食事をしようと思うからトラブルになるので、食事は別々にしよう」と提案しようと考えていました。
夫婦なのに食事は常に別となると何だか家庭内別居のようで冷え冷えとした雰囲気があり、それは果たして夫婦と呼べるのだろうかと気になりました。

勝弘は食を巡る二人の対立について、次のように考えていました。

「食というのは、人間が生きて行くうえで切り離せないもので、だから人それぞれにこだわりがあって当然とは思う。だが、折り合えなくなるほど主張し合うのはまずい。」

これはたしかにそう思います。
まず人それぞれ、安くて美味しいお店が好き、高級なお店が好きなどのこだわりがあります。
ただし自分の主張だけを一方的に押し付けようとすると相手と決裂することになります。
今日は安くて美味しいお店にしよう、その代わり次は高級なお店に行ってみようなどの、両者の妥協が必要です。
また、この仲裁の舞台になった逗子駅前のスターバックスと日影茶屋というお店を巡るエピソードは興味深かったです。


「第二話 こころ三分咲き」
鎌倉の高校三年生の母親に対する思いの物語でした。
冒頭、「この高校の界隈で、芸能人を見るのは珍しいことではない。鎌倉の七里ガ浜海岸にまっすぐ下りていく校門前の坂道は、テレビドラマや映画に年中登場する」とありました。
高校生の頃は芸能人で盛り上がる時期ですし、そんな高校に通っていたら頻繁に芸能人の話題で持ち切りになるだろうなと思います。

野瀬優花の母、多香子は大手予備校の人気講師でマドンナと呼ばれています。
凄く仲の良い母子なのですが、序盤で「後から考えれば、それが母との強い絆を無邪気に信じきれた最後の日だった。」とあり、この後優花が母を信じられなくなることが予感されました。

どうやら母の多香子は再婚しようと考えているようでした。
「この家は優花と私だけの家じゃなくなるかも」と相談してきました。
優花はそれがショックでその雰囲気は母にも伝わり、その場でそれ以上踏み込んだことは話さなかったです。
母はその日以来表向き朗らかにしていますが、優花は母が胸中でどう思っているのか気になっていました。

そして優花は今までにあった母とのことを色々思い出します。
思い出への懐かしさと、その母が今は変わってしまいつつあることへの悲しさを抱きながら、物語が進んで行きました。

印象的だったのが、予備校の人事部の須藤という人から家に電話がかかってきて優花が出た時のことでした。
須藤は優花の父が亡くなっていることを知っていて次のように聞いてきました。

「お父さんは、サラリーマンですか?」
「え?いえ、父は……いません」
「ああ、そうでしたそうでした。野瀬先生のご家庭の事情は知っていたのに、大変失礼しました」

私はこういう白々しい話し方をする人は大嫌いです。
言葉に誠意の欠片もないのに加え、知っているのに質問という形を取るところに人間性の卑しさを感じます。


「第三話 ガッツ厄年」
由衣、友佳子、慶子の三人で鶴岡八幡宮に厄払いに行きます。
三人とも出版社での仕事つながりで、由衣と友佳子は同期で32歳、先輩の慶子は36歳です。
また友佳子は結婚を機に退職しています。

厄払いを企画したのは由衣で、由衣は細井美帆という部下からパワーハラスメントで訴えられています。
特に身に覚えがないのに訴えられて由衣は驚いていました。
美帆は今までトラブルを起こしたこともなく真面目な社員で、由衣の方が分が悪い状況です。
予想通りこのパワハラ訴え事件には裏があり、美帆は最低な性格をしていると思いました。
欲しいものを手に入れるためなら他人を陥れることも平気でするというのは醜悪過ぎです。


「第四話 雨のち晴れ、ところにより虹」
どの話にも少しだけ登場していた常盤さんという女性がこの話で大活躍します。
「第二話 こころ三分咲き」で優花に電話をかける場面のあった須藤剛志が、人生の終末期を過ごすホスピスにやってきます。
須藤は癌を宣告され、しかも既に複数の臓器に転移していて治療は難しい状態でした。
常盤はこのホスピスで働いていて須藤の担当として世話をしてくれます。

須藤は彩という子に酷いことをしてしまった小学五年生の時のことをよく悪夢として夢に見ます。
その時のことがあり、須藤は女性と付き合うと自身の言動で相手が思いもよらない行動に出てしまうのではないかと恐れています。

ホスピスで死を待つだけの時間が一週間、二週間とどんどん過ぎていきます。
その中で、体重80kg以上で大きな体格をしていた常盤が時間が経つにつれてどんどん痩せていきました。
これは明らかに常盤が明確な意志を持って昔の姿を取り戻そうとしているのが分かり、その後どんな展開になるのか興味深かったです。


「第五話 ブルーホール」
雄貴が漁港で釣りをしていて、その後ろではオジイ(雄貴のおじいさん)と沖縄から来たというおじさんが話をしています。
オジイはダイバーでおじさんは飛行機のパイロットです。
オジイとおじさんの会話に雄貴が合いの手を入れる形で話が進んでいきました。
おじさんが語った人間についての考えが印象的でした。

「おとなしく大地に立っているのが安全だとわかっていながら、それでも自分の力を超えるところに、どうしても足を踏み出して未知の世界を見たくなる。それが人間と動物の、一番の違いなのかもしれません」
たしかに海の深くも遥か上空も人間が元々持っている力では遠く及ばない場所です。
それにも関わらずそういった場所を目指すのは人間が持つ未知の世界への探求心なのだと思います。


「第六話 幸せの青いハンカチ」
大伴(おおとも)佳苗は「逗子マリーナ」という結婚式場に大学時代からの友達の佐和子の結婚式に来ています。
佳苗は自分が佐和子に対して思っているほど佐和子は佳苗のことを大事な友達とは思っていないのではと感じていました。
色々な場面で鬱々と佐和子との友達関係について考えているのが印象的でした。
この悩みぶりはそれだけ佐和子のことを親友だと思っていることの裏返しだと思います。
そして佐和子にも同じくらい強く佳苗のことを親友と思ってほしいという思いがあるようです。

また、この話には「第四話 雨のち晴れ、ところにより虹」以来の常盤の登場がありました。
常盤の物語も完結の時を迎えていました。


全体的に心の葛藤があったりしながらも、最後は心が晴れたり悩みに折り合いを付けたりしていました。
人間には複雑な感情があるので常に心を晴れた状態にするのはなかなか難しいです。
しかし心の葛藤を経て最後は良い方向に向かっていたのがとても良かったと思います。


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ぎんや 名物豚そば

2016-12-01 22:22:33 | グルメ


国宝犬山城の紅葉日本庭園の有楽苑の紅葉を見た後、もみじ寺の寂光院の紅葉を見に行こうとしました。
この時、時刻は14時になったところでした。
既に犬山遊園駅から犬山城、有楽苑へと歩いていてそれなりに足が疲れていました。
そんな時、道を歩いていたら「豚そば ぎんや」というラーメン屋に遭遇しました。
当初は時間の都合もありこのままお昼ご飯なしで寂光院に行こうと思いましたが、「名物 豚そば」と看板に書いてあったのが目に留まり、せっかくなのでここで豚そばを食べて一休みし足を休めることにしました。
お店の写真は食べ終わって外に出た時に撮ったもので、お昼の時間帯が終わったので立て看板が「準備中」になっています。



こちらが名物の豚そばです。
そうめん並に細く、そしてしなやかな麺が印象的なとんこつラーメンです。
魚介とんこつで、かつおの香りがしていました。
とんこつでありながらスープがクリーミーで非常に飲みやすかったです。
具はチャーシュー、のり、ネギ、めんまで、一本につながっためんまが特徴的です。

偶然通りかかったお店でそんなに期待していなかっただけに、予想を大きく上回る美味しさに驚きました。
ふらっと入ってみたお店がこんなに美味しいのは嬉しいです
この後もみじ寺の寂光院まで歩く良い活力になりました。
いずれまた犬山に出掛けた際に食べてみたいです
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マメゾンのあんかけスパ

2016-11-30 21:34:29 | グルメ


あんかけスパ専門店の「あんかけスパ マメゾン」に行きました。
あんかけスパとは「あんかけスパゲティ」のことで、名古屋名物の一つとのことです。
私は愛知県に来て初めてあんかけスパの存在を知りました。
味噌カツ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、きしめん、手羽先、小倉トーストなど、名古屋には個性的な食べ物が色々あると思います

私は「カントリー」のMサイズにホウレン草をトッピングしたものを注文しました。
Mサイズは麺300gで、S、M、Lのどれか好きなのを選べます。
カントリーの具材は玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、コーンです。
トッピングのホウレン草には大き目にカットされたベーコンも入っています。

食べてみると、あんかけソースがピリッとしてスパイシーなのが印象的です。
「ソースは牛肉や野菜をじっくり煮込んだ」とあり、少し酸味もあることからトマトが入っているのかもと思いました。
そしてあんかけなのでとろみがあり、太麺のスパゲティによく絡みます。

食べてみて、スパゲティで麺300gはちょっと多いなと思いました
スパイシーなあんかけが美味しくて食を進ませてくれるのですが、300gだと後半でやや飽きてきます。
なので私的にはSサイズの麺200gにして、代わりにトッピングでハンバーグなどの肉類を載せるような食べ方のほうが良いかなと思いました。

あんかけスパも名古屋の名物ということでいくつもお店があり、メニューも豊富なようです。
機会があれば他のお店のあんかけスパも食べてみようと思います。
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もみじ寺 寂光院の紅葉

2016-11-29 21:17:25 | フォトギャラリー
※「国宝犬山城の紅葉」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「日本庭園 有楽苑の紅葉」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。

有楽苑の紅葉を見た後はもみじ寺の寂光院(じゃっこういん)に行きました。
ここはお寺の本堂が山の中にあり、たくさんの石段を上っていきます。
本堂に行く途中でも本堂でも、素敵な紅葉を楽しませてもらいました
※写真は全てクリックで拡大されます。


---------- もみじ寺 寂光院の紅葉 -----------


寂光院の麓にやってきました。
有楽苑から歩いてきたのですが結構距離があるので、犬山遊園駅から出ているシャトルバスがお勧めです。
ここから石段をたくさん上って寂光院本堂を目指します。


もみじの木が約1000本あり紅葉で有名なことから「もみじでら」とも呼ばれるとのことです


そして大きなもみじの木が多く紅葉も見ごたえがあります。




山の中にある大きなもみじの木の紅葉はまた一味違った雰囲気になっています


あと300段石段を上ると寂光院本堂という地点に来ました。
お母さんからそのことを聞いた男の子が「えー!300段!?」とうんざり気味に言っていたのが面白かったです(笑)


というわけで、300段を上ります。


幟に書いてあるように、「継鹿尾(つがお)観音 寂光院」と言うようです。


寂光院本堂に到着しました


「織田信長の眺めた 尾張・美濃」とある展望台。
愛知と言えば尾張、岐阜と言えば美濃で、この辺りは「尾張の大うつけ」から天下統一にあと一歩まで迫った織田信長と縁が深いです。




燃えるように赤い紅葉
もみじの木の、一年通してのクライマックスだと思います。




寂光院本堂。
参拝する人の列ができていました。
私もしっかり参拝しました。




既に西日の時間帯で、刻一刻と太陽の位置が下がってきています。




特に秋や冬の西日の時間帯は切なくもの悲しい気分になります。


紅葉も、昼間の太陽の光を浴びている時は明るく晴れやかな気分になるのに対し、西日を浴びている時は切なくなります。


同じ紅葉でも時間帯の差で受ける印象が大きく変わるのが興味深いです。

というわけで、寂光院の紅葉も楽しませてもらいました
犬山城、有楽苑、寂光院と一気に三ヶ所の紅葉を見て回ることが出来て良かったです。
やはり紅葉は良いと思いました


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日本庭園 有楽苑の紅葉

2016-11-28 21:24:26 | フォトギャラリー
※「国宝犬山城の紅葉」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。

犬山城の紅葉を見た後は日本庭園の有楽苑(うらくえん)に行きました。
日本庭園らしく色々な緑に囲まれた中、素晴らしい紅葉を見ることができました
※写真は全てクリックで拡大されます。


---------- 日本庭園 有楽苑の紅葉 -----------


有楽苑にやってきました。
犬山城から徒歩で行ける距離です。


さっそく素晴らしい紅葉に出会いました


もみじも黄色になるのだということを意識する色付きです。




太陽の光が紅葉を際立たせてくれます
見ているほうも明るい気分になります






緑と紅葉がよく合っています。
緑も紅葉も、秋の太陽に照らされて凄く明るくて陽の気に満ちていました




竹ともみじの紅葉の組み合わせも良いなと思います


温かさに身を包まれるような景色でした。
自然と門の向こうに行きたくなります。




明るい緑色のもみじもありました。


明るい緑には生命力を感じます


重要文化財、旧正伝院書院。
最初は「国宝茶室 如庵」かと思いましたが如庵は写真の右端に少し写っている部分です。
二つの建物がつながっているようです。






「茶花園」という場所に来ました。


生い茂る緑に紅葉が彩りを添えています







太陽の光に輝く緑と紅葉。

というわけで、犬山城に続き有楽苑の紅葉を楽しませてもらいました
日本庭園の緑と紅葉が凄くよく合っていたと思います。
次は「もみじ寺」の寂光院の紅葉を見に行きます

※「もみじ寺 寂光院の紅葉」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。


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国宝犬山城の紅葉

2016-11-27 15:00:39 | フォトギャラリー
昨日、愛知県犬山市に出掛けました。
犬山市は愛知県の紅葉スポットとのことで、紅葉の名所がいくつかあります。
私は国宝の犬山城、日本庭園の有楽苑、もみじ寺の寂光院の三ヶ所を散策しました。
まず最初に行った犬山城のフォトギャラリーをお楽しみください
※写真は全てクリックで拡大されます。


----- 国宝犬山城の紅葉 -----


名鉄の犬山遊園駅からしばらく歩き、「三光稲荷神社末社 銭洗稲荷神社」にやってきました。
ここに犬山城に行く道があります。


このずらっと並ぶ朱の鳥居を抜けていきます。


坂道を上っていきます。


この坂道の紅葉が良かったです


天気も良く、青空によく映える紅葉を見ていると自然と気分が明るくなります


犬山城に着きました


天守閣に登れるようなのでさっそく登ってみることにします。


犬山城の中は土足禁止なので靴を脱いで袋に入れ、天守閣に行くために次々と急な階段を上って行きます。
結構な急こう配で上る人と下りる人が同じ階段を行き来するので手すりをしっかり持って歩かないと危ないです。


天守閣に出ました
混雑しているので天守閣では立ち止まらずに歩いてくださいとのことだったので、歩きながら景色の撮影をしました。


広大な川は木曽川です。
木曽川にかかる橋はライン大橋、そして左奥に見える山は伊木山です。


青空に薄い雲がすらーっと棚引き、なんて爽やかな空なのだろうと思いました
ゆったりとした水面も良いです




次は地上に下りて紅葉を見て行きます。


紅葉はピークを過ぎていて、もみじの葉っぱが枯れ始めている木が多かったです。
その中でもみなさん頑張って良い写真を撮ろうとしていました。
私も良い景色を探して歩いてみました。


もみじの紅葉は緑色から黄色、橙色、赤色と、段々と赤色になっていくようです。
それらが混在した木は色彩豊かになっています。






すごく主張している葉っぱなのにどこか切なさがあるのがもみじの紅葉の魅力だと思います


晩秋の日差しを浴びながら紅葉している木々の間を歩くとかなり気持ちがリフレッシュします




逆光の太陽がもみじの葉の間から顔を覗かせています
少し撮る角度を変えると、


ワインレッドの色合いになります


イチョウの黄色が入ると一気にカラフルな色合いになりますね
もみじは紅葉、イチョウは黄葉と書き、どちらも「こうよう」と読みます。


まるで桜の花のように、小さなもみじの葉っぱが色付いています。




というわけで、犬山城の紅葉を楽しみました。
次は日本庭園「有楽苑」の紅葉を見に行きます

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※「もみじ寺 寂光院の紅葉」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。


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「想い出あずかります」吉野万理子

2016-11-26 23:35:08 | 小説
今回ご紹介するのは「想い出あずかります」(著:吉野万理子)です。

-----内容-----
海辺に住む不思議な女性と女子高生の、切なくも幸せな出会い―。
嬉しいのに涙が出て、傷ついても信じてみたい。
自分にそんな感情があることを、初めて知ったあの日。
こんなに大事な想い出も、人は忘れてしまうもの?
毎日が特別だったあの頃が、記憶の海からよみがえる。

-----感想-----
鯨崎町という海辺の町の崖の下に魔法使いが住んでいます。
魔法使いは「おもいで質屋」と言う店をやっていて、想い出を話すとその想い出を預り、想い出の価値に見合ったお金を貸してくれます。
20歳になるまでにお金を返すと思い出も返ってきますが、お金を返さなかった場合その想い出は流れてしまい二度と帰ってきません。
また、20歳になると質の想い出が流れると同時に、想い出質屋に通った記憶も消えてしまいます。

冒頭、芋川大和と遥斗の兄弟がおもいで質屋にやってきます。
小学五年生の兄、大和は既に何度か想い出を質入れしていますが、小学一年生の弟、遥斗はこの日初めて想い出を質入れしに来ていました。
魔法使いはローズピンクのマントにバンダナのような帽子、銀色の髪をくるくると縦ロールにした風貌です。

魔法使いに想い出を預けると、「想い出質屋に預けた」という記憶だけは残りますが、その想い出がどんなものだったかは頭の中から消えてしまいます。
そして魔法使いによると大抵の子が20歳になるまでに思い出を取りに来ないとのことです。

魔法使いから人生最初の想い出には一律で8880円払うと聞いた遥斗は覚えている限り最初の思い出を差し出します。
それは初めて幼稚園に行った日の母の三津子に関する想い出で、何かにつけて「遥斗ったらあの時~」と蒸し返してくる母に遥斗はムカついていました。
なのでそんな想い出なら預けたまま質に流れても良いくらいの気持ちで預けていました。
遥斗はその後その思い出を取り戻そうと思うのか、またそうなった時に取り戻せるのか気になりました。


二年が経ち、遥斗は想い出質屋の常連になっていました。
もっぱら母にムカついた想い出を次々と質に入れています。
ある日、遥斗が想い出質屋にいると、鯨崎中学二年の永澤里華がやってきます。
里華はこの秋から新聞部部長になっていて、「おもいで質屋の魔法使いに直撃インタビューをし、鯨崎中学新聞で記事にする」と意気込んでやってきていました。
里華は魔法使いが想い出質屋をやっているのが気に入らないようで、「お金を貸す代わりに想い出を取ってしまうなんて酷い」と言っていました。
魔法使いは冷静に「20歳になるまでにお金を戻しに来れば想い出は流さずにちゃんと返すと説明している」と言っていて、何とかして魔法使いに「想い出質屋がやっていることは酷い」と認めさせるんだという意気込みが言葉の端々に表れていた里華ですが最後には言い負かされてしまいました。
私的にはお金目的で想い出を質入れしに来ている時点で、その想い出はその人にとって自分の胸の内に留めておくほどの価値がないということなので、酷いのは質入れをしに来るほうなのではないかと思います。

里華は新聞記事を書くのですが、顧問の先生は当然そんなものは信じないです。
ならば他の部員に聞いてみろと言う里華に対し、おもいで質屋のことを知っているはずの他の二年生女子部員三人がなぜか「そんなものは聞いたことがない」と言い、里華は顧問の先生から空想癖の強い人扱いされて憤慨します。
やがてあさ美、美乃里、佐奈江の三人がなぜ「そんなものは聞いたことがない」と言ったのか、依頼を受けた里華のクラスメイトの相沢雪成が里華に伝えに来ます。
雪成に頼んだ理由が「揉めた時、女同士だと感情的になってうまく言えないから」なのは、たしかにその傾向はあるかもと思いました。
ただ男同士でも感情的になっていることがあり、これは男女問わず感情型の人と感情型の人が揉めた時にその展開になるということで、さらに女性には比較的感情型の人が多い傾向があることから、「女同士だと感情的になってうまく言えない」になるのだと思います。

雪成のおばあさんは交通事故に遭って入院しています。
何となく仲良くなった里華と雪成がおばあさんのお見舞いに行った時、雪成が「おばたあさんは事故ではなくひき逃げかも知れない」と言っていました。
事故にしては不自然な点があったのです。
しかしおばあさんは認知症になっていて事故当時のことも忘れてしまっていて話すことができません。
雪成は魔法使いに頼んで忘れてはいても脳には残っているはずのおばあさんの記憶を出してもらおうと考えます。
それは魔法使いがやっている「おもいで質屋」の仕事とは違うのですが、雪成は里華に案内してもらい魔法使いのところに行き交渉しようとします。
雪成の態度はとても人にものを頼む態度ではなく傲慢そのもので、まだ中学生なのを差し引いても酷い男だなと思いました。
何とかして魔法使いを説得しようとする雪成に里華が良いことを言います。

「想い出は、その人だけのものだよ。他の人が、勝手に開けたり取り出したりしちゃいけないんだと思う」

雪成は「おまえには聞いてない」などと言っていましたが、これは里華の言うとおりだと思います。
本人の意思に関係なく勝手に取り出すのは明らかに間違いです。

「いきなり押し掛けてきたオレを嫌いになったのか?」という雪成に対し、「魔法使いには、好きとか嫌いとか、そういう感情がもともとないの」と言っていました。
さらに雪成が帰った後は里華に「わたしの基準は『面白い』か、『つまらない』か、それだけだから」と言っていました。
この辺りは人間とはだいぶ違うようです。


里華は清川高校の一年生になります。
雪成も清川高校に入っていました。
小学五年生になった遥斗は相変わらず母への不平、不満を質に入れ続けています。
里華のほうは一度たりとも想い出を質に入れていなくて、遥斗と里華は対照的です。
いつか里華も想い出を質入れする時が来るのか気になりました。

ある日、魔法使いから「あなたの学校にいじめはある。現に、うちに毎日夕方来る子がいるの」と驚くべきことを聞いた里華。
その子は毎日いじめの記憶を質入れしているとのことです。
里華は誰がいじめられているのか1年2組のクラス内を探していきます。
それは白土(しらと)芽依という里華が心の中で「自由美人」と呼んでいる超越的な人でした。
とにかく行動が自由で、遅刻が多く、授業中も携帯をこっそりいじっていたり、三時間目はいたのに四時間目は消えていたりするとのことです。

芽依は同じ清川高校の違うクラスの一年生女子4人に因縁を付けられていました。
この女子4人は性格の醜悪さが滲み出ていました。
一部始終を見てしまった里華は芽依を助けるために奮戦することになります。


遥斗は小学六年生、里華は高校二年生になります。
里華と芽依は友達になっていて二人揃ってよく「おもいで質屋」に行っています。
遥斗は生意気な口を利くようになっていて、二人を「おばさん」呼ばわりし、ふざけた口調で色々言っています。
お母さんのことが嫌いだと言い、さらに「おばさんたちは嫌いじゃないの?」という遥斗に対し、里華は「好きとか、嫌いとか、考えたことない」と言っていました。
そして次のように言っていました。

「だって、もし赤の他人だったら、好きならもっとそばにいればいいし、嫌いなら離れればいい。でも、親って、どうやっても縁は切れないんだよ。そばにいたって、遠くにいたって、一生会わなくたって、親だっていう事実は変わらないんだよ。だったら、好きかどうかなんていちいち考えない方が楽ちんじゃない?」

さらに芽依は想い出について次のように言っていました。

「あたしは、里華に教えてもらったの。想い出の大切さ。自分の想い出は、他の誰でもない自分だけのもの。他人には譲れない。遥斗くんも、そろそろそういうこと、考えてもいいんじゃないの?」

お母さんのことが嫌いだと言い、お母さんの想い出を次々と質入れしている遥斗ですが、そろそろその行為について考える時が近いことが予感されました。

芽依をいじめていた四人組はしぶとく暗躍していました。
里華に事実とは違うことを吹き込んで芽依への不信感を持たせようとしていて、この四人組は本当に酷いなと思います。
ただ里華は里華で肝心なところで芽依を信じ切れずに不信を抱いてしまいます。
それと雪成はとことん最低だなと思いました。
そしてついに、里華が想い出を預けることを決意する場面がありました。
ちなみに雪成は自分が彼女に対し傍若無人に振る舞ったり邪険にしたりするのは良いが、その反対に彼女から「こんな人どうでもいいや」と扱われるのは我慢ならないらしく、どうしようもない人だなと思いました。

やがてついに、遥斗もお母さんの想い出を次々と質入れしていた行為、そして自分の心と向き合う時が来ます。
正直あんな形で向き合う時が来ることになるとは思わなかったので驚きました。
その原因は完全に遥斗にあり、取り乱しぶりが哀れでした。


最後、里華は大学二年生になっていました。
東京の大学に行っている里華は芽依に会うためと実家に帰省するために地元に帰ってきました。
20歳の誕生日を2日後に控えた里華は記憶が消えないうちに、最後に魔法使いに会おうとします。
お別れが予感される会話は言葉にも雰囲気が乗り、読んでいて寂しい気持ちになります。

ファンタジー小説ですが扱っているものが「想い出」なだけに人の感情や心について描かれていて、色々な人間ドラマがありました。
里華が「きっともう会うことはないのだ」とお別れを受け止めて、寂しさの中に夏の晴れた日に見える水色の空のような綺麗な心境を見出していたのが凄く良かったです。
想い出質屋を経て里華も、そして辛い経験をした遥斗も、この先良い想い出をたくさん作っていってほしいと思いました。


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