下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

気がついてみたら。

2008-10-31 23:59:59 | ピアノ
ピアノ記事を1ヶ月以上も書いていなかった私(^^;
ずっと「小犬」の弾き込みをしていたので、進展が無かったせいですけど。

この10日くらい、母の怪我もあって満足にピアノが弾けてないので、
あんなに頑張ってスピードアップしてきたのに、弾けなくなってたらどうしよう・・・と、
ちょっと不安な日々だったのです。

今日は30分くらい時間が取れたので弾いてみました。
最初は指がうまく回らなくて、やっぱり・・・と悲しくなったのですが、
何回か弾くうちに、また感覚が戻ってきた感じがします。
ちょっとだけ、ほっとしました、

母のリハビリを見学していて思ったことがあります。
それは、大人になって初めてピアノを始めるということは、
リハビリをすることに似ているのじゃないかということ。

子供の頃にピアノを始めるというのは、
まだ筋肉や腱も柔らかくて硬くなっていないから、スムーズに弾けるのかな?と思うのです。
でも大人は、ピアノを弾くのに必要な筋肉や腱が既に硬くなっている。
だから、上手く打鍵できないし、指の独立もできないし、脱力も厳しい。
その状態からリハビリのように少しずつ筋肉をほぐしていき、
ピアノに必要な筋肉を作り上げていくのが大人のピアノって気がします。

大人になってからピアノを始めるのは、かなりのハンデなんだと思うけど、
リハビリの現場を見ていると、不可能じゃないと思えます。
だって、昨日伸びなかった手足が今日は少しは伸びてたりするわけでしょう?
ピアノに必要な筋肉や腱だって、訓練していけば動くようになるはずですもんね。
だからハノンなんかの基礎も大事だな~と思えてきました。

大切なのは「きっとできる」と信じること。
そして、投げ出さない、諦めない、そういう気持ちなのだと思います。
楽しく弾きたいとは思っているけど、弾けなかったら楽しくない。
なので、これからも少しずつ頑張りたいと思います☆

風邪引き

2008-10-30 23:53:05 | 日常
この数日、夜間極端に冷え込んできたと思ったら、
職場でも周りの人々が風邪を引いてしまっていました。
気をつけないと大変だ~と思っていたのですが、私も引いちゃいました(^^;

症状としては喉が痛くて声が出ない&鼻づまり。
一番ありがたくない症状です。
幸い熱は無さそうなので、それが救いなんですけど・・・
今夜は暖かくして、早めに寝なければ!
こういうのって、やはり睡眠が薬ですもんね。

今週末の世間一般の3連休も、私は日曜しか休みないですし、
症状が悪化したらしんどいですもんね。
まあ、土曜日の仕事は半日だからいいとしても、
月曜・文化の日の仕事が寒い&疲れるイベント系仕事なので、そこまでには治さなくては!

何か、最近、話題が暗いな~(^^;
とりあえず天皇賞とブラジルGPを楽しみにしていようかな☆
フィギュアスケートのGPシリーズも始まってるので、それも楽しみですよね♪

泣き面に蜂?

2008-10-29 21:44:35 | 日常
今日も色々と忙しい1日でした。
やっぱり気分的にも体力的にも疲れてきます。
自分のしたいことをして睡眠不足というのは全然気にしないですけど、
あれこれ必要に迫られて・・・ということになると疲労感が違いますね。

という前振りのもと、悲しいことを記事にしなければ・・・
病院から帰りに、スーパーで買い物をしようと思ったのです。
ちょうど混んでる時間帯だったので、スーパーの出入り口に車が密集。
普段だったら余裕を持って入るのだけど、
時間に追われる気分だったので、結構無理に入ろうとしたのですよ。
その際、他の車にぶつけちゃ大変なので、ちょっと左にハンドルを切りすぎたところが・・・
ぶっつけちゃいました、入り口横のブロックに。
左後ろの下側をガリガリと(涙)

ああ~、今年は追突されたり、ぶっつけられたり、挙句の果てにガリガリ。
この車にとって最悪な年回りみたいです。
でも、どれも幸いなことに人身ではない。
もしかして、私の不運をけなげにも一身に受けてくれているのじゃないだろうか。
ありがとう~、私の車! そして、ごめんね。

この車には、数年前に北海道で買った交通安全のお守りが付けてあります。
きたきつね牧場でね、木でできたやつに、名前とか彫ってもらったの。
そのとき、売ってたおじさんはこう言いました。
「これをつけてたら絶対交通事故に遭わないよ~。
 もし交通事故に遭ったら、返品に来てくれたら返金する。
 それくらい、絶対にきくお守り。
 ずっと売ってるけど、誰も返しに来たことはない!」
確かに、「交通事故」じゃないもんね? いや追突は・・・?
でも、そこはかとなく効いてるんだと思います。
もちろん、事故に遭ったって北海道まで返品しに行く人はいないでしょうけど(笑)

しかし、修理に出すにしても、もう少し落ち着いてからだな~・・・

島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』

2008-10-28 23:57:12 | 
吉敷竹史シリーズの第3弾です。


警視庁捜査一課の吉敷刑事の元に、5年前に別れた妻・通子から電話がかかってくる。
今は釧路に住んでいるはずの通子は東京へ出てきているらしいのだが、
わけありの様子なのに「声が聞きたかった」とだけ告げて電話を切ってしまう。
吉敷は、せめて通子が乗るという寝台特急「ゆうづる」を見送ろうと東京駅へ向かう。
ガラス越しに一瞬見えた通子は、泣いているようですらあった。
翌朝「ゆうづる」車内で女性の死体が発見される。
東京で事件の概略を聞いた吉敷は、遺留品からそれが通子かもしれないと思い、
休暇を使って東北へと旅立つのだが・・・


ということで、今回はクールなイメージの吉敷の熱い部分が見られます。
ていうか、結婚してたんですね、吉敷刑事。

吉敷自身は、当時は通子のことを理解できていなかったと悔いていて、
それは刑事という忙しい生活の中で彼女と対話できなかったためだと考えています。
だから、この事件を解決することで、不甲斐なかった自分と決別できると闘志を燃やしています。
この辺は、とてもハードボイルドちっくです。

ところが。
北の大地、北海道で待っていたのは、とんでもない現実離れした事件!
誰も入ってくることのできないはずの部屋で2人の女性が殺されていた、と言うのです。
そのマンションの敷地には、義経伝説にまつわる「夜鳴き石」があり、
事件当夜は、その「鳴き声」が聞こえていたとも言います。
さらに! 半年前には高校生が「夜鳴き石」のそばで謎の撲殺をされたのですが、
未解決のその事件のときも「夜鳴き石」は鳴いていたと言うのです。
さらに、さらに!! 現れた鎧武者! そして、心霊写真!!
怪奇現象、まっしぐらという感じですね(^^;

こういう謎に、熱く立ち向かっていく吉敷竹史。
かっこいいじゃないか!!
ハードボイルド系はあんまり好きじゃない私なのですが、
このとんでもない「謎」には負けました。

まあ、思ったとおり「これぞ島田荘司!」というトリックでしたけど、堪能しました♪
この謎、御手洗に解かせてみたい気もします。
でも、彼ならスキップしながらあっさり解いてしまいそうですけど(笑)

無事に。

2008-10-27 23:44:08 | 日常
今日は右手を骨折した母の手術でした。
全身麻酔ということもあり心配なので、仕事は休みをもらって病院に詰めることに。

かなり前に、別の病気で同じく全身麻酔をしたことがある母ですけど、
今回は開腹手術じゃないので、少し気が楽です。
麻酔の技術も日々進歩しているようで、
前のときは手術室に入る1時間くらい前から点滴とかされてた気がするのですが、
今回は、普通に歩いて手術室に入って行きました(^^;

病院内で使えるPHSを受けとって、とりあえず病室で待機。
手術の始まりや終わり、非常時などに連絡をくれるわけですね。
1時間くらいしてPHSが鳴り、「今、始まりました」とのこと。
大体2時間くらいの手術だと聞いていたので、
その間に、軽く食事をして待っていました。

待ち時間用に文庫本を持っていたので、ひたすら読みながら。
こういうときは気が散るような軽い読み物は、逆に集中できないので、
思い切って島田荘司作品を持って行きましたけど(笑)

やがて2時間ぐらいで呼び出し音が鳴り、「終わりました」とのこと。
かなり順調に進んだみたいで、ほっとしました。
既に麻酔からも覚めているということで、
前のときは病室に帰ってから目覚めるまで1時間くらいかかったのでビックリ。
これだと体への負担も少ないのじゃないでしょうか。

戻ってきた母は、点滴とか酸素とかされまくってましたが、元気そうで。
聞くところによると、ぼ~っと意識の無いうちに終わった(当然ですけど)ので、
名前を呼ばれて目が覚めたときに、まだ手術が始まってないと思ったらしい(笑)
術後のレントゲンも見せてもらいましたが、見事にプレートで固定されていました。

それからは、きっと鎮痛剤とかの影響もあったようで、
母は、ず~っとぐうぐう寝てるわけですよ(^^;
でも、身動き取れないのが不安なようで、そばにはいて欲しいらしい。
結局12時間くらい、病院にいました。
当然島田作品も読み終わってしまい、残りはTVばっかり見てましたけど。

今後はリハビリとかしながら、抜糸して退院ということになりそう。
とりあえず時間作って、毎日病院に様子を見にいくつもりです。

菊花賞 結果

2008-10-26 18:35:33 | 
第69回菊花賞の結果は次の通り。

1着 オウケンブルースリ
2着 フローテーション
3着 ナムラクレセント
4着 スマートギア
5着 マイネルチャールズ

ということで。
見事人気に応えたオウケンブルースリが優勝しました!
4月という遅いデビューでしたが、ここから半年で一気に3歳馬の頂点へ。
条件戦をトントントンと3連勝した能力は本物だということですね。
これからもこの世代を引っ張っていって欲しいですね。

2着、3着は人気薄でした。
中でも、2着になったフローテーションは個人的にはすごく思い入れのある馬だったのですが、
春以降良いところが無かった成績を見て外してしまいました(^^;
でも、頑張ってくれて嬉しいです。

今回上位に届かなかった馬も、距離適正にあったところを走れば強い馬たちだと思います。
今後は古馬たちとの戦いになるけれど、頑張って欲しい!
ディープスカイが天皇賞に出るのが今はとても楽しみです♪

そして。
カジノドライヴは最下位に沈んでしまう結果となってしまいました。
今回の馬場は、ダートとはいえ芝適正も必要だといわれる高速馬場。
そのペース、追い込んでくる他馬たちのスピードについていけなかったんでしょう。
でも、彼もこれからの馬。
負けて強くなっていく馬であって欲しいと思います☆

菊花賞 出走馬

2008-10-25 18:55:17 | 
先週の牝馬は大荒れでしたが、今週はどうでしょうか?
気になる出走馬は次の通り。

 1 フローテーション   藤岡佑介
 2 ノットアローン    横山典弘
 3 アグネススターチ   赤木高太郎
 4 メイショウクオリア  角田晃一
 5 ナムラクレセント   和田竜二
 6 ロードアリエス    鮫島良太
 7 ドットコム      岩田康誠
 8 スマートギア     武豊
 9 マイネルチャールズ  松岡正海
10 スマイルジャック   小牧太
11 ミッキーチアフル   幸英明
12 ヤマニンキングリー  柴山雄一
13 シゲルフセルト    川島信二
14 オウケンブルースリ  内田博幸
15 ベンチャーナイン   武士沢友治
16 ホワイトピルグリム  川田将雅
17 ダイシンプラン    安藤勝己
18 ダイワワイルドボア  北村宏司


ということで、ディープスカイが出なかった分、
牡馬戦線も混戦模様の気がします。
で、今回は予想のようなものをする時間も無くて、
ただジロ~ッと馬柱を見ただけの印象なのですけど、一応。

◎ ダイワワイルドボア

〇 ノットアローン

▲ オウケンブルースリ

△ スマイルジャック

△ ヤマニンキングリー


安心して軸にできそうな馬がいませんよね(^^;
オウケンブルースリの勢いを信じたい気もするけど、
案外、ヤマニンキングリーがド~ッと入ってきちゃったりなんて。
と、混乱状態でもノリさんを対抗にしてるあたりが、律儀な私です(笑)

仕事で見られないので、リプレイを楽しみにしたいです♪

カジノドライヴの挑戦

2008-10-24 23:59:59 | 
今週末、アメリカで行われるブリーダーズカップクラシック。
ダート2000メートルで行われるこの世界トップクラスの大レースに、
日本から参戦するのがカジノドライヴ号(3歳牡)です。

春には同じくアメリカの3冠の最後を飾るベルモントステークスに参戦予定でしたが、
直前に挫石を発症し、出走を取り消したという経緯があるので、
今回こそは無事に精一杯走ってきて欲しいと思います。

とは言え、カジノドライヴのキャリアはまだまだ浅い。
新馬戦を日本で圧勝した後、2戦をアメリカで戦って勝利していますが、
G1レースには1度も出たことがありません。
一方で、今回のレースのライバルとなる面々は古馬も含めて歴戦の猛者ばかり。
世界のG1を5勝も6勝もしているような馬たちばかりですから、
正直、結果を望むのは厳しいという見方もあると思います。

しかし、挑戦なくして結果は無いし、良い経験だとも思います。
思い切り、世界の名馬たちに胸を借りてきて欲しいですね。
カジノドライヴはアメリカ産馬で、血統的に見ても、
曽祖父あたりで、日本の馬たちの血統と袂をわかっています。
だからこそ、アメリカでも勝てる馬なのだと思うのですが・・・

TV中継が無いのが非常に残念ですが、結果は日曜日の朝には分かるでしょう☆
頑張れ、カジノドライヴ!

本のタイトル

2008-10-23 23:59:59 | 雑記
新刊とかベストセラーは出版社や書店のポップがついていたりするし、
平積みになってる場合は、帯に内容の分かることが書いていたりします。
だから、どんなジャンルの本なのか比較的分かりやすいですよね。

また、実用書や新書などは、そのものずばりのタイトルなので、
内容もすぐに分かっちゃいますよね(^^)
歴史小説やホラー系、エッセイも専用のコーナーがあるから、大丈夫。

一番分かりにくいのが、古本屋さんで小説の文庫を漁っているとき。
ミステリもエンターテイナーも文学系も大抵同じ場所にあって、
作者名が五十音順に並んでいるというパターン。
この作家は○○系の人だ~と分かっている場合ならいいのですが、
私はたくさんの作家を知っている人間ではありません(^^;
そうなると、書名つまりタイトルでイメージを思い描くわけです。

「殺人」とか「謎」とか「事件」とかがタイトルについていると、
ああ、これはミステリだな~と分かるし、
抽象的な、あるいは詩的なタイトルであれば、文学系かな~とも思います。
すぐ内容が分かるタイトルや奇抜なタイトル、副題付きなどは、
作者あるいは出版社の「売れて欲しい」オーラが出てる気もします(笑)

一番面白いのは、本当に内容が読めないタイトル。
タイトルを見て、これってどんな話かな?と考える。
で、引き抜いて裏表紙の内容解説を読む。
ちょっとした謎(しかもすぐ答えが分かる)で、結構楽しめます♪

タイトルの付け方が素敵だな~と思うのは、北村薫氏。
とてもミステリとは思えないような言葉の選び方ですよね☆
『夜の蝉』『空を飛ぶ馬』『玻璃の天』とか。
実は、夏に出た『野球の国のアリス』が気になってるんですけど(笑)

岡嶋二人『チョコレートゲーム』

2008-10-22 21:42:53 | 
日本推理作家協会賞の受賞作なのですが、
実は設定というかテーマが、先日読んだ貫井氏の『天使の屍』にそっくりなのです。
もちろん岡嶋作品が先行なのですけど、読み比べてみたくなりますよね??


近内は小説家。
妻から、中学3年の息子・省吾の様子がおかしいと相談される。
話をしようと省吾の部屋を訪れるが、思わぬ反抗にあい当惑する近内。
そのまま省吾は家を飛び出して、その日は家に帰らなかった・・・
翌日、省吾の同級生がリンチの末に殺されているのが発覚。
不安にとらわれる近内は、学校を訪れて担任や同級生達に話を聞くが、
そこで耳にしたのは「チョコレートゲーム」という謎の言葉。
そして、さらなる事件、悲劇は起こった・・・省吾の死という現実と共に。
近内は真相を求めて動き始めるが・・・


ということで。
母親が父親に息子ことを相談するという始まり方、
そして、父親が息子の死について調べ、真相を突き止めていくというスタイル。
それが『天使の屍』と共通していますよね。

どちらも最初は父親が息子に対して「理解の壁」を感じています。
仕事の忙しさにかまけて、息子と正面から向き合うことをしなくなっていた・・・
そうして、死の一歩手前の息子を理解できず、死なせてしまった。
そんな罪悪感を胸に、父親達は執念の調査を進めるわけです。

同じようなテーマを扱っていながら、肌触りは全然違います。
この岡嶋作品は、もう少しエンターテイメント側に配慮がある。
だから、事件が解決した後、こちらの父親の方が心の負担が軽くなる気がします。
『天使の屍』は、読後感もかなり重いし、悲劇度は高いですね。
(その分、ミステリの仕掛け的には深いものもあると思いますが)

さて、作中、チョコレートゲームという謎の言葉が問題になります。
そして、被害者が口走っていた「みんな、ジャックのせいだ」という言葉。
これらの謎が解けていく場面展開がかなり面白かったです。
伏線自体は親切に散らされているので、
何となく予想はついたのですけど、それでも楽しかったな~☆

しか~しっ!!!
私は文庫で読んだのですけど、不満があります!
●●がネタバラシじゃないかぁ~!
気づかなければ、よかったんですけど。ふぅ・・・