下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

ダカール君、出走!

2006-11-30 23:59:59 | 
今週出走することになりました、ダカールシチー。

12月3日(日)中京10R 沓掛特別 D1700M
  ダカールシチー  池添謙一 57

う~ん、もはや池添ジョッキーだからどうという問題でもないですけど。
本当は北村友一騎手でも良かったかな(減量だし)とも思いますが、
池添先生の読みではいい勝負、と言うことなんでしょうね。
ちょっと期待したいと思います♪

追い切りの方は、

>坂路コースで4F 55.5-40.4-26.5-13.3のタイムを叩き一杯に計時しました。

という感じです。
調子はキープと言うところなんでしょうか??
とにかく、年内は最終戦という感じもするので、無事に頑張って欲しいですね。

綾辻行人『暗黒館の殺人』

2006-11-29 23:33:30 | 
有栖川作品を読もうと思ったものの、ちょっと重いものも読みたくなって、
とうとう手を出してしまった禁断の書(笑)
3日かかってやっと読み終えました。長かった~(^^;
京極夏彦氏が乗り移ったかと思うぐらいのボリュームでしたが(京極氏よりも多いですね、この作品は)
ノベルズはハードカバー本より軽いのが救いですよね。

さて、中身ですけれど・・・ずばり暗黒館です(謎)
この暗黒館の住民達、本当に京極堂に憑き物落しをやってほしいくらいのどろどろ加減。
描写や文体も「囁き」シリーズの影響も強いみたいで(まだ緋色しか読んでませんが)
まさにこれまでの綾辻氏の作風が結晶した作品になっていると言ってもいいでしょう。

ただ、これを「推理」小説と言ってもいいのかどうか、私には疑問です。
もちろん殺人が起こる、トリックがある、例によって隠し部屋なんかも炸裂!なんですが、
そのことが瑣末なことに思えるほど、作品の主眼が別の部分にある。
作者も、どうやら「中村青司」に取り込まれてしまったようです。

「中村青司」は「館」シリーズの核となる人物ですが、
これまでの作品の中で、それは一つのキーワードとしてのみ機能し、存在しました。
まさしく記号のような、それ自体は意味を持たぬ呪文のような。
この『暗黒館』で、彼はそのステイタスを大きく変えたと思われますが、
その事実こそが、綾辻氏の真情の表れなのでしょうね。

『十角館の殺人』を読んだとき、私は
「本格を愛する綾辻氏が今後現代社会とどう折り合いをつけていくのかが興味深い」
というような趣旨のことを書きました。
既に答えは出ていますね。「折り合いなどつけない」のでしょう。

シリーズ化の予定も無かった最初の作品『十角館』の中で、
その事件の怪異性を一気に引き受けて創造された謎の建築家「中村青司」は、
シリーズが進む中で、「館」シリーズを現代社会と切り離し異世界に隔離する独自の力を得ました。
そして、その勝利を高らかに宣言するのが、きっとこの作品なのでしょう。

読み終えた次の朝=つまり今朝。
暗黒館の住民にシンクロしたのか、太陽の光がひどく残酷に思えました。
な~んて、単に寝不足で目がしょぼしょぼしてただけですけど(笑)
にしても鹿谷さん・・・このシリーズの探偵のはず・・・ですよね?(^^;

復習ばっかり

2006-11-28 23:43:53 | ピアノ
ピアノも最近復習ばっかりやってるので、書くネタも無いのが現状ですが、
そうやって復習してる割には、ミスが減らないのは何故?(涙)

吉田兼好が『徒然草』の中でも書いているように(ちょっと薀蓄っぽい?)
難しい箇所を無事に終えた後が「はれれ?」って感じになります。
復習曲は、もう完璧に暗譜で弾いてるので、
ときどき「ここの和音はどうだっけ?」とか「強弱はどんな感じだっけ?」とか、
いきなりホワイトアウトしてしまうことが多々有り。

必死になって楽譜を引っ張り出し「そうだった」なんて弾いてるのも、
あまりに頻繁になってくると情けないものがありますね(^^;

気分が乗って弾いてる途中で「次どうだっけ?」と分からなくなっちゃうと
その辺を勝手に誤魔化して弾いてしまうこともあったりして、
そういうのが無意識のうちに染み付いてたりするのかもしれない・・・
やっぱり常に正確にというのを心がけないといけないのかも。

でもね~、本当に適当でも心のままに弾いてみるのは、
すっごく気持ちいいんですよね♪ だから、直らないです(^^;

有栖川有栖『スウェーデン館の謎』

2006-11-27 23:02:52 | 
この作品もある種の懐かしさを感じさせるものでした。
雪が一面に降った中、離れで起こる殺人事件。不可解な足跡。
外部の犯行が否定的な中、その館の住人の犯行である可能性が高まるが・・・
な~んて、本当に昔の「本格もの」って感じですよね。

トリックとしては結構出尽くした感のある「雪の足跡」ですが、
これがうまい具合に料理されていて、有栖川氏のテイストになってるのはさすがですね。
そんなトリック、私だったら絶対嫌~!!と思いましたけど(^^;

今回、アリスは問題の館の隣のペンションに滞在していて事件に遭遇します。
火村は京都にいるわけなんですが、アリスの電話一本で最速の登場をするあたり、
友情なんだか、フィールドワークの鬼なんだか、って感じです。
今回は意外と子どもの扱いの上手い火村の一面も見られて楽しかったですが。

さて、次に控えているのは『英国庭園の謎』です。
短編なので、無理に一気に読まなくてもいいのは助かるのですが、
読後のおなか一杯感に乏しいのが難点ですね。今回のは果たして?

ジャパンカップ 結果

2006-11-26 17:38:21 | 
今年のJCの結果は次のとおり♪

1着 ディープインパクト
2着 ドリームパスポート
3着 ウィジャボード
4着 コスモバルク
5着 フサイチパンドラ

ということで、やりました! ディープインパクト勝利(^^)
ついでに私の一押しも◎=○で決まり♪ 嬉しいです。
ちょっと心配なのはハーツクライですけど、やっぱり体調が万全でなかったのかな。

それにしても、ディープのこれでもかという、まくりっぷりはすごかった。
あんなレースして大丈夫かなと思えるほどの激走でしたね。
これで、あと1走になりましたけど、怪我なく頑張って欲しいです。

そしてドリームパスポート、2着でしたが、相手がディープじゃ仕方ないでしょう。
本当に真面目に、素直に走る馬ですね。
毎回言いますけど、ヤネをそろそろ固定して欲しいんですけど・・・

ウィジャボードはさすがでしたね。
厳しいレースを渡り歩いているだけのことはあります。
スウィフトカレントは道中ちょっとかかり気味だったように見えましたし、
最後の直線の入り口での馬群をさばくのが遅れてエンジン全開が一歩遅かった。
今回はノリさん、いまひとつかな(^^;

バルクもすっかり大人の走りが出来るようになってきたし、
サムソンも今回は不発だったけど、まだまだこれからの馬ですし、
有馬を使うなら、またいいレースが見られそうですね。

あれ、雷!
でも今日はやっぱり祝杯です。
ディープ&武豊騎手&陣営の皆さんおめでとうございました(^^)

ジャパンカップ 出馬表

2006-11-25 18:47:01 | 
今回の注目のレース出走馬は次のとおり。

 1 ハーツクライ     ルメール
 2 スウィフトカレント  横山典弘
 3 ウィジャボード    デットーリ
 4 ユキノサンロイヤル  田中勝春
 5 トーセンシャナオー  後藤浩輝
 6 ディープインパクト  武豊
 7 ドリームパスポート  岩田康誠
 8 フサイチパンドラ   福永祐一
 9 フリードニア     ジレ
10 コスモバルク     五十嵐冬樹
11 メイショウサムソン  石橋守

出走頭数が少ないことからも分かるように、すごいメンバーです。
当然のことながら、さっぱり予想もつきません(^^;
ディープから流しても10通りで全部買えてしまうわけで・・・

◎ ディープインパクト

○ ドリームパスポート

▲ スウィフトカレント

以上、3頭にしぼって応援したいと思います。「ト」で終わるトリオ。
これは勝ち負けの予想じゃなく、単に心情の問題です。

きっとハーツも強いし、ウィジャボードだって強い。
バルクにも、サムソンにも頑張っては欲しい。
心は乱れるばかりですけど・・・

でも、勝って欲しいぞ! ディープ。←これが本音。

ジャパンカップダート 結果

2006-11-25 18:25:12 | 
今年のダート王、結果は次のとおり。

1着 アロンダイト
2着 シーキングザダイヤ
3着 フィールドルージュ
4着 ヴァーミリアン
5着 サンライズバッカス

◎=▲の組み合わせで当たっちゃいました♪(買ってないけど^^;)
それにしても、アロンダイト強かったですね。これで5連勝か~。
ずっと内にいたし、結構馬群も混んでたからどうかな?と思いましたけど、
本当にうまいタイミングで、インのスペースにすっと入れましたね。
後藤騎手のテクニック炸裂!って感じですか。
2番手集団は前が詰まってたし、横に出ることもできず厳しかったのでは?

ヴァーミリアンとリシャールは前での競馬だったけど、
リシャールはちょっと力尽きちゃいましたか・・・距離長いかな。
ダートの2100って結構スタミナいりますよね。

毎回言うけど、やっぱり新しいスターって言うのは必要ですよ。
ミーハーみたいだけど、一部のコアなファンだけが競馬を楽しむんだったら、
競馬界ってますます縮小感が・・・ばんえい競馬も厳しいみたいですし。

馬って、素晴らしいですよ~!と言いたいです。

ジャパンカップダート 出走馬

2006-11-24 23:07:01 | 
今回の出走馬は次のとおり。

 1 ヴァーミリアン    ルメール
 2 メイショウバトラー  佐藤哲三
 3 フサイチリシャール  内田博幸
 4 アロンダイト     後藤浩輝
 5 ジンクライシス    五十嵐冬樹
 6 ブルーコンコルド   幸英明
 7 シーキングザダイヤ  武豊
 8 アルファフォーレス  藤田伸二
 9 オースミヘネシー   田中勝春
10 マイソウルサウンド  角田晃一
11 ドンクール      北村宏司
12 サンライズバッカス  安藤勝己
13 ハードクリスタル   横山典弘
14 ピットファイター   デットーリ
15 フィールドルージュ  吉田豊

まず、外国馬がいない(!)というのが、分かりやすいようでそうでもなく。
何だか「あ~どうしよう!」って感じです(^^;
でも一応・・・

◎ アロンダイト

○ フサイチリシャール

▲ シーキングザダイヤ

△ メイショウバトラー

× ヴァーミリアン

選んだ根拠となることは、ちょっと内緒(あんまりアホらしいから・・・)
しかし、明日は仕事なので、また帰ってきてからのチェックになりますね。

ピアノ三昧

2006-11-23 18:36:59 | ピアノ
というほど弾いてないんですけど。今日は2時間くらいかな・・・

次に何を練習するのか、について決めかねています。
というのも、来月に私のピアノを友人たちにお披露目する機会が来そうで。
友人たちの中で、クラシックに興味のある人はあんまりいないのですが、
久しぶりにうちに集まって楽しく過ごそうということになったので、
そのついでに、2、3曲聴いてもらうことに。

あんまり下手な演奏を聴かせたら、懲りて聴いてくれなくなりそうだから、
ちょっとそのプチ発表会まで練習に励もうかなと思ってます。
新しい曲はちょっとお預けにして、ツェルニーとかやりながら。

何を弾こうかとも思うのですが、耳にしたことのある曲がいいかな、と。
ノクターン2番は有名なので大丈夫かな。
悲愴2楽章は個人的に弾きたい。
もう1曲くらいと思ってるけど、月光1楽章は長いしな~。

ま、かなり緊張もしそうですけど、友人だからボロボロでも怒りはしないだろう(笑)

有栖川有栖『海のある奈良に死す』

2006-11-23 18:23:54 | 
この作品も、なかなか面白かったです。
今回も登場人物たちの愛憎劇が、事件の背景になってますね。

「海のある奈良」の異名を持つ小浜で死体が発見されるも、
被害者の足取りは不明のまま。アリバイも成立するようで細かいところは微妙。
そんな登場人物たちのしっぽを掴むべく、火村&アリスが日本列島を駆け巡る!
かなりアクティブな展開だけど、こうした疾走感は作者の持ち味でもありますよね。

大きなトリックも注目ですが、細かなサブトリックも面白かったし、
今回は事件に迫る伏線も、結構あちこちに配されていたような。
ただし、やっぱり犯人当ては難しかったです・・・怪しい人、多すぎですし。
謎解きの中の「ああ、なるほどそうだった」というのも快感の1つですけど。

火村&アリスの友情も書き込まれてて、ほのぼのしたり、胸が痛くなったり。
『朱色の研究』にも書かれてた火村の苦悩を表す場面、この作品にも出てました。
アリスって本当にいいやつだ、とますます実感。
火村の心の奥の闇について、決して土足で踏み込むことのないアリス自身、
どこかで自分の心の深遠を除いたことがあるんでしょうね。

解説で我孫子武丸氏が興味深いことを書いています。
「学生アリス」のシリーズと「推理作家アリス」のシリーズの関連について。
なるほど~、そうだったのか!

次に読む予定なのは『スウェーデン館の謎』です。
館か~・・・『暗黒館』も気になるな~・・・