下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

フィギュア ジャパンオープン2007

2007-04-30 23:21:19 | スポーツ
今年も開かれました。北米、欧州、日本の3地域対抗戦。
3地域の代表男女2人ずつのフリーの演技で得点を競うというもの。
出場はアマに限らずプロも出ることができます。

ちょっとしたお祭りイベントということで楽しく見たのですが、
一夜明けてみると「日本連覇!」とか大げさなことになってるのでびっくり(^^;
思うに、そんなにフィギュアの世界で価値のある大会じゃないから、
勝ち負けにこだわるのは違うよな~とか思うわけです。
スタンスとしては、やっぱり「お祭り」だよな・・・

世界フィギュアも終わり、本来スケーターたちにとって秋まではオフシーズン。
途中にイベント等はあるものの、興行的な意味の強いものだったり、
観客の前で滑るという経験の場だったりするわけで、競技ではありません。
ピークも過ぎているし、疲労も蓄積しているし、ベストの演技ができなくて当然なので。
だからジャンプ失敗!とか、逃げ切って優勝!とかいう問題じゃないのです。

折角の自由な雰囲気、そういう空気を大切にしないと選手が窮屈な思いをします。
競技会ではできない思い切ったスケートができる機会だと思うのに、
失敗とか、優勝とか、殊更に言われると萎縮しちゃいますよね?
例えばこういう機会に、安藤選手にも4回転チャレンジしてもらえたらいいし、
浅田選手にもトリプルアクセル2回とかやってもらいたいかも。
(もちろん失敗しても気にしないってことで)

あんまり優勝とか言って権威付けしちゃうと、
外国のトップクラスのスケーターは出てくれなくなっちゃいますよ・・・

フィギュアスケート人気は歓迎ですけど、
結果オンリーとか、得点主義みたいなのは本来の楽しみ方じゃないような気がします。
この人気が一過性にならないために、今が大切じゃないかな~。

天皇賞 結果など

2007-04-29 18:53:12 | 
長距離のレースにしては、ゴール前の大混戦。
実力伯仲の白熱したレースが繰り広げられた今回の結果は次の通り。

1着 メイショウサムソン
2着 エリモエクスパイア
3着 トウカイトリック
4着 アイポッパー
5着 トウショウナイト

ま、まさかエリモエクスパイアが来るとは! 福永騎手侮れません。
(なんか、毎回同じようなこと書いてる気が・・・w)

スタート前、何だか分からないうちに池添騎手がゲート内で落馬というハプニング。
幸い馬には関係なく、池添騎手が痛い思いをしただけだったみたいですが、
若干でも待たされた他の馬にとっては、あれが無ければという陣営もいたかも。
実際、アイポッパーなんかは集中力切れたような騎手コメントでしたね。

さて予定通りユメノシルシの先行で始まったレースですが、
2番手マツリダゴッホは、ちょっとリズムが合ってなかったかな。
その辺が若さかなというのもあるし、距離もやっぱり長かったですね。

サムソンは中段のやや後ろにつけていましたが、
実はこのすぐ前にエリモエクスパイアがいるんですね。
う~ん、人気薄でマークされてなかったから福永騎手、狙ってましたね。

最後の直線に入ると、粘る中段先行組と追う後方組が乱れて一気に混戦状態に。
トウカイトリック、ハプニングをものともせずいい足色。3着も納得ですね。
しかし、メイショウサムソンとエリモエクスパイアの接戦は見所ありました。
相手なりに走ってくるのがオペラハウス産駒という感じもしますね。
絶対的な馬の能力というより、相手のいるレースの中での強さを感じます。
あそこから最後のゴール板前で差し返した根性には脱帽です。

アイポッパーは上がり一番時計だったけど、レースが違いましたね。
もうちょっと早く前に絡んでたら結果が違ったかもしれません。

今回の横山騎手のゴッホの結果は残念でしたが、
サムソンが勝ち、トリックも健闘したので満足のレースでした♪
次週はNHKマイルカップ。次代のベストマイラーとの出会いがあるかも(^^)

届け~!

2007-04-28 19:24:12 | ピアノ
応援してる追い込み馬のゴール前みたいなタイトルですけど(笑)
でも届いて欲しいのは「指」です。

「トロイメライ」の9~12小節も何とか止まらずに弾けるようになり、
次の13~16小節に取り掛かっていた、この2日ばかり。
思っていたより複雑だったのですが、何とかたどたどしく左右が合うようになりました。
どうしても止まっちゃうところがあるんですけど、それは暗譜が不完全だからです。
ここはもう少し部分特訓しなくちゃいけませんね。

そして!!
17~21小節は、最初の主題部分と全く同じなのでワ~プ!(^^)
残りはたったの3小節♪・・・ですが・・・

22小節目が・・・見ないようにしていた「離れすぎ和音」なんです(涙)
右手も左手も厳しい! 10度ですよ、10度。
左手は・・・ソ・シ→→→シ(届かない!)
右手は・・・ファ・ソ→→レ→→ラ(無理!!)

9度でもギリギリなのに、延長指サックでもない限り届くわけないです(^^;
仕方が無いので、何とか誤魔化せないかと画策中。
音をカットしてしまうというのもよく使う手ですが、今回は厳しいですね。
和音の雰囲気が全然違ってしまいますから・・・
右手のラが旋律なので、そこはちゃんと弾けなくてはなりませんし。

一応、左手はソ&シ、右手はラを最初に弾いてペダルを踏み、
すぐ続けて左のシ、右のファ&ソ&レを繋げて弾いたらどうかと思ってますが、
果たしてどうなることやら・・・

ここさえクリアできれば、あとはペダルをつけて楽想を練って・・・に入ります♪

天皇賞 出走馬

2007-04-27 23:59:59 | 
いよいよ春の天皇賞です。去年はディープインパクトの応援に行ったのでした・・・
さて、今年の出走馬は次の通り。

 1 マツリダゴッホ    牡4 横山典弘
 2 ファストタテヤマ   牡8 武幸四郎
 3 ユメノシルシ     牡5 吉田豊
 4 アドマイヤモナーク  牡6 村田一誠
 5 アドマイヤタイトル  牡5 四位洋文
 6 メイショウサムソン  牡4 石橋守
 7 トウカイエリート   牡7 川田将雅
 8 アイポッパー     牡7 安藤勝己
 9 ウイングランツ    牡7 秋山真一郎
10 トウショウナイト   牡6 武士沢友治
11 マイソールサウンド  牡8 角田晃一
12 トウカイトリック   牡5 池添謙一
13 ダークメッセージ   牡4 佐藤哲三
14 ネヴァブション    牡4 北村宏司
15 デルタブルース    牡6 岩田康誠
16 エリモエクスパイア  牡4 福永祐一
 
返す返すもドリームパスポートの故障は残念ですけど、
かなりいい勝負になりそうなメンバーが揃ってきましたね!
その意味で、難しいとも言えます・・・

◎ メイショウサムソン

○ トウカイトリック

▲ マツリダゴッホ

△ アイポッパー

△ ダークメッセージ

デルタブルースとネヴァブションが無いと思っているわけではなくて、
大いに贔屓目が入っています(笑)
気分的に、サムソン・トリック・ゴッホの組み合わせで決まったら、
ちょっと嬉しいかなという程度なので、ご了承ください(^^;

案外、また武幸四郎騎手のファストタテヤマがきちゃったりすると、
またまたすごい馬券になりそうですけどね。

鮎川哲也『りら荘事件』

2007-04-26 23:46:58 | 
いよいよ鮎川作品にチャレンジ!ということで、何から読もうかと思ったのですが、
有栖川氏が中学生の頃最初に読んだというこの作品から読んでみることにしました♪
鮎川氏の作品は、一時は絶版(在庫なし)となっていたものも多かったみたいですが、
新本格以降の本格ミステリ復興のためか、再版されているものも出てきていますね。
これは横溝作品や高木作品にも言えることで、ちょっと嬉しいことだと思います。

8月。大学のレクリエーション寮「りら荘」に避暑に来た男女7人の学生達。
ところが翌日、「りら荘」の近くの崖下から地元の炭焼きの転落死体が発見された。
死体のそばには「りら荘」から盗まれたレインコートと、トランプのスペードのエースが。
それは、疑心暗鬼の「りら荘」で起こる連続殺人事件の幕開けに過ぎなかった・・・

書かれた時代が古いというのもあって、現代の事情とは異なる部分も多いのですが、
もちろん、その時代の警察事情や学生気質や風俗習慣を素直に受け入れて読むべきでしょう。
読者としては、いろいろと犯人を推理しながら読んでいくのですが、
一人、また一人と殺されていく人間が、何故殺されるのかの動機が見えてこないわけです。
しかも、何とか動機がありそうな人間にはアリバイがあって犯行が不可能という始末。
隠れた動機を探すのか、それともアリバイを崩すのかと混乱しているうちに、
あの人もこの人もいなくなってしまい・・・

素人探偵の星影竜三によって事件はつむぎ直されるのですが、
その非常に論理的な解決は、今までの混乱をすっきりさせる見事なものでした。
私の推理もちょびっとは引っかかっていたんですけど、まさか、こんな風だとは・・・
犯人の周到な悪知恵には、驚きを通り越して呆れるほどです。

しかし・・・孤島でも吹雪でもないのに山荘で連続殺人が起きてしまうなんて、すごいかも。
ある意味この感覚をそのまま現代に持ってきたのが麻耶氏の『闇ある翼』かもしれません。
麻耶氏も鮎川作品の愛読者だったんじゃないかな~。
作中メチルアルコールの話が出てきたときにも、ふっと思ったんですけど。
戦後の穀物不足で酒類が不足高騰して、代用にメチルアルコールを飲んでいたなんて、
何かの作品で読んでなかったら知らなかったよな~・・・すごい時代もあったものですね。
(たぶん横溝作品に書いてあったんだと思いますが、もはやうろ覚えです^^;)

有栖川氏の『有栖の乱読』に紹介されている鮎川作品のもう一つは『黒いトランク』です。
こちらはアリバイトリックものだとか。
ちょっと苦手な分野ではありますが、また読んでみたいと思います♪

あんこ

2007-04-25 23:59:59 | 雑記
仕事ばっかりしてて今日はネタが皆無なので、「あんこ」について。
別に括弧書きにしなくても、あんこはあんこなんですけど。

ご存知の通り、小豆を甘く煮てつぶしたものです。
軽くつぶして、皮の部分とかつぶれ残りとか気にせず食べる「つぶあん」と、
皮を取り除き、しっかり裏ごしして、滑らかな舌触りを楽しむ「こしあん」がありますね。

最近、「つぶあん」派と「こしあん」派のどちらが多いのかと思い、
ことあるごとに色んな人に聞いているのですが、
「どっちでもいい」という人も多い一方←アホな質問に呆れているだけかも(^^;
「こしあんじゃなきゃダメ!」とこだわる人も、
「つぶつぶが無くてあんこと言えるのか!」という人もいます。

私自身は「つぶあん」派です(^^)
にょろ~んとした「こしあん」の舌触りが苦手なもので、練り羊羹は嫌い。
小豆の感覚が残っている「つぶあん」が好きなんですよね♪
だから「ぜんざい」とかも大好きです。
かき氷に乗っている「あんこ」が「こしあん」だったら変ですよね??
(こしあんを乗せる地域もあるのかしら?)
お月見団子も、イチゴ大福も、やっぱり「つぶあん」の方が美味しい気がするんだけど。

やはり2種類がちゃ~んと流通しているのは、それぞれこだわる人が多いからでしょう。
アンパンも「粒あんパン」と明記されてますからね。
きっと「つぶあん」派の人が、何も書かれてないアンパン買って食べたとき、
中身が「こしあん」だったらものすごく悲しいからでしょうね・・・

平素はそんなどうでもいいようなことばかり考えている私です(^^;

トロい・・・

2007-04-24 23:29:36 | ピアノ
トロイメライ、本当に進歩がトロい(うわ!寒いですねw)

1~8小節、つまりリピートのところまではかなり滑らかに弾けるようになりました。
で、今週は次の9~12小節を頑張っているところです。
ところが、かなり音符数が多いし、キープ音がらみの指使いも難しい。
しかも右手と左手の掛け合いのようなところも多く、
左手から右手にフレーズが続いている部分もあったり、
とにかく左右合わせに苦労をしているのですよね(涙)

ただここを頑張れば、耳で聴いた限りでは次の13~16は同じ雰囲気で弾けば良さそうだし、
もう一度主題に戻ったところはワープできそうだし。
と楽観的な予測を胸に言い聞かせながら、取り組んでいます(^^;

1つだけ、見ないようにしているのは・・・
最後の方のジャ~ンって音楽が止まるところなんですケド。
どう考えても指届かないでしょ!って音符の離れ方なんですよね。
いや、まだ見ちゃダメだ! うん考えないぞ!←現実逃避

今月中に譜読みを終えるというのは、ちょっと無理な希望でしたね・・・

島田荘司『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』

2007-04-23 23:36:18 | 
この本は御手洗シリーズではないのですが、
島田氏が書いたホームズ譚で、なおかつ夏目漱石とのコラボということですから、
ぜひ読んで見なければと思っていた作品です。

1900年。ロンドンに日本から文部省の留学生としてやってきた夏目漱石は、
ある夜以降、窓の外でパチパチと音を出しながら「出て行け」と囁く幽霊に悩まされる。
思い余って下宿を引越し、安堵したのも束の間、再び聞こえてくる幽霊の囁き。
彼は師事していた学者からベイカー街の変人ホームズの噂を聞き、訪ねてみることに。
夏目漱石とホームズの出会いは、一夜にしてミイラと化した男の謎へとつながっていく・・・

これはもう、読み始めてすぐニヤニヤしつつ、クスクスしのび笑いつつ楽しみました。
純粋なホームズ愛の人は、怒り出しそうですけど(^^;

構成としては、夏目漱石が書いた部分とワトソンが書いた部分が交互に配置されています。
驚きは夏目漱石部分。特に前半の章は、まさしく漱石風の文体でいい味が出ていました。
いや、漱石の文体でなければ、あのホームズの描写はユーモアでなく悪趣味になっていたかも。
そういう意味では、夏目漱石とホームズを出会わせたのは大正解でしょう。

それにしても、ワトソン側も漱石側も全く同じ出来事を描いているはずなのに、
書かれている内容が、本当に全然違っているのです。これは如何に?(苦笑)
漱石一流の風刺的作風が極端な形で炸裂していると見るべきなのか?
ワトソンのホームズへの友情が、彼をスーパーマンにしたと見るべきなのか?
どちらの立場に立って読むかは読者のお好きなように・・・とでもいうように、
作品はただ、作品として並べられているだけです。

島田氏のホームズ譚への思いは、最後の章に込められている気がしました。
ああ、好きなんだな~というのがしみじみと感じられるエピソード・・・
それに、個人的にものすごく夏目漱石に親近感を持ってしまいました(^^)
最後のオチまでニヤリとさせてもらって、大満足の一冊です♪

島田氏のホームズとワトソンを見ていると、つい御手洗と石岡を重ねてしまいます。
ホームズの言動が御手洗に見え、ワトソンの言動が石岡に見える。
島田氏が以前、御手洗は日本的思考&文化の人ではないと述べていたことからも、
島田氏のホームズ解釈の結論こそが、御手洗潔だと言えるかもしれませんね。

ジョッキーマスターズ♪

2007-04-22 23:43:15 | 
今回の結果は次の通り(笑)

1着 河内洋  ゴールデンメドウ
2着 本田優  メイショウモリゾー
3着 安田隆行 パスアンドゴー
4着 加藤和宏 タマモシャイン
5着 岡部幸雄 クウェストルージュ
6着 的場均  マーズエクスプレス
7着 松永幹夫 モンテサファイヤ
8着 中野栄治 ヤマニンイグジスト
9着 根本康広 サイバートランス

いや~、面白かったですね(^^) お祭りのようで♪
まあ勝負的な妙味はあんまりないんですけど、写真判定なんかもあって。
現役を退いて数年も経つ人もいるし、本気で追えてる人はいませんでしたが、
やっぱり勝負服姿が似合うよな~と思う方もいたり。
でもやっぱりみんな、遠慮がちに乗ってたような(^^;
それでも勝っちゃう河内さんはさすがにすごい!?

しかし何よりのびっくりは、誘導馬でした!
細江純子さん、横山典弘騎手、後藤浩輝騎手の揃い踏み。
ノリさん、かっこよすぎて私は目が(はあと)になってました(笑)
写真があったら額に入れて飾りたいぐらいの勇姿&笑顔♪
や~、違う一面が見られたな~(^^)
細江さんは相変わらず美しい乗り姿だったし、後藤騎手はちょっと照れてて。
面白い企画でしたね!
関西でやるなら、武幸四郎騎手とか似合いそうだな~。

スターターが柴田政人さんだったのもちょっとびっくりでしたが、
旗、もっと振って欲しかった(^^; 緊張したのでしょうか??

なんかものすごくミーハーな記事になってますけど、
こういう企画も、ときどきなら面白いな~と思いました♪

初の試み ジョッキ-マスターズ

2007-04-21 18:00:22 | 
野球のマスターズリーグも一定の人気&指示を得ていますよね。
それに対抗して、というわけでもないでしょうけど、
競馬版マスターズが明日東京競馬場で開催されます(^^)

もちろん現役の馬には乗れないので、競馬学校の教育用馬を使って、
最終レースの後に行われるそうです。
騎手を辞めてホヤホヤの人もいれば、かなり前に引退したジョッキーもいて、
大丈夫かな~(^^;なんて思ったりもするのですが、
(岡部さんは調教師ですらないし^^;)
でもファンにしたら、楽しい企画でしょうね。

1 ゴールデンメドゥ(牝4)   河内洋
2 ヤマニンイグジスト(牡3)  中野栄治
3 パスアンドゴー(牡7)    安田隆行
4 タマモシャイン(牡4)    加藤和宏
5 クウェストルージュ(牡3)  岡部幸雄
6 モンテサファイヤ(牝4)   松永幹夫
7 マーズエクスプレス(牝5)  的場均
8 サイバートランス(牡7)   根本康広
9 メイショウモリゾー(牡4)  本田優

こうやって並べると、いつの時代!?って感じでもありますね(笑)
やっぱり最近まで一線級で乗っていた本田さんが有利なんでしょうか?

とりあえず、事故無く、楽しく、終わって欲しいですね♪