淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

コールドプレイ最新作「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」を聴く。これまで好きだったリリカルで静謐な質感が少し薄れた印象が・・・。

2021年11月04日 | Weblog
 大好きなイギリスのロック・バンドの一つ、コールドプレイ9枚目のアルバムが出た。前作の「エブリディライフ」から約2年ぶりとなる。
 コールドプレイは、これまでリリースされたアルバムも全部持っている。

 「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」のアルバム・ジャケットを見ただけで一目瞭然。今回のテーマは宇宙だということがすぐ分かる。
 「Everyone is an alien somewhere(誰もがどこかでは宇宙人だ)」と書かれたフレーズだけで十分だ。

 そして、なんといっても今作の目玉は、韓国のBTSとコラボした楽曲「マイ・ユニバース」だろう。
 もうすでに何度も「YouTube」で聴いてきた。
 確かに、コールドプレイらしい、ポジティブで暖かい雰囲気を醸し出している曲だとは思う。

 最初にシングルカットされた2曲目の「ハイヤー・パワー」もスピード感溢れるドラマチックな曲で、ラストに収められた10分間に及ぶ大作「Coloratura」も中々いい。

 でも・・・。
 今回の「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」、前向きで明るい曲がアルバムの大半を占めていて、それはそれでこれまでのコールドプレイの一面をみせてはいるのだけれど、もう一つの側面である、抒情的でひんやりとした透明感のある楽曲や、「アドヴェンチャー・オブ・ザ・ライフタイム」みたいなダンサブルでアゲアゲな曲がない。

 なので、個人的にはイマイチ・・・。
 これって無いものねだりでしょうか?







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