淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「Softly, as in a Morning Sunrise」

2021年11月05日 | Weblog
 夏に海の岩場に落ちて骨折した右手の小指が、まだ100%治っていないみたいで、折り曲げると痛みが走る。
 最近は体も重く、家に帰って夕食を摂ると、すぐに蒲団に入ってまったりとテレビを観て過ごしている。そんな生活だ。

 もちろん、ジムに通ったり外をランニングしたりはしているのだけれど、どうも、パッとしない。
 ここら辺りが限界なのかな・・・なんて少し弱気になったりする自分がいて不甲斐無い。

 すべてを諦めたら楽になる。ライフチェンジをして、これまでの価値観から転換し、もつとスローな生き方に変えてみる。そんなふうに巷の自己啓発書は挑発する。確かにそうなんだけど、どうもイマイチ腑に落ちない。
 あの【錆びるくらいなら燃え尽きたい!】が、心の中で絶えず大声を上げているのだ。困ったもんだ・・・。

 そんなこんなで今日はもう金曜日。
 来週末、車をスタッドレスタイヤに換えて、雪道に備えなければならない。卒業論文の締切日が迫っていてその対応に追われ、期限までに出さなきゃならない提出書類もたくさん残っている。それから、あの難題やこの難題、調整や報告、組まれている幾つもの会議や打ち合わせ・・・ああ、疲れる。何処かに逃げ出したい。

 こんなこと、いつまでやってんだ?
 もういい加減に終わらせないか?
 好きなことだけやる、そんな平凡な日常を今すぐ取り戻さないと、あとで大きく後悔するぞ。最近、頻繁にそう思うようになった。特に、寝る間際、よく考える。
 
 でもそんな感情とは裏腹に、今日の日中は穏やかに晴れ渡っている。紅葉も鮮やかだ。

 朝日のように爽やかに。
 なかなか、そういう心境にまでは至らない。
 なので、せめてジャズの「Softly, as in a Morning Sunrise」を聴いて心を鎮める。今日はウィントン・ケリーのピアノがいい。







 

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