テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



ミハウ・ソブコヴィアク

於 東京文化会館小ホール

ひょんな事から このコンサートに行ってきました。 予備知識として ポーランドのピアニストが 弾くらしい。 ショパンを。 という事だけ知って。

もう期待以上の演奏でした。 こんなに デリケートで 繊細で そして情熱的なショパンを弾くのは やっぱり こういう人でなくっちゃ☆ みたいな~。 心に訴えかけてくるピアノです。 傷つきやすい 永遠の少年 の様な演奏(お嫁さん 募集中だそうです) ショパンの中でも ポピュラーな よく知られた旋律の多いプログラムで これだけ 感動させる というのは きっと 技術力も優れているんでしょう。

そして なんとも 人なつっこい。 クラシックのコンサートで ところどころに MCが入る というのも 珍しいです。 しかも 笑いを取ってるし。

「今日のプログラム ショパンです(ちょっと かたこと) 今年は モーツアルト生誕250年ね。 だから。(会場に クエスチョンマークが飛び交う) モーツアルトばかり だと 飽きるでしょ。(会場爆笑)」

最後の曲では 終わる直前に いきなり 弾きながら 会場の方を向いて 「おじかん だいじょぶですか?」 そして ピアノの弦を直接指でかき鳴らして演奏は終わりました。

きっと 幸せな幼年期を過ごしてきた人なんだろうな(そうかしら)

大半はショパン というプログラムの中で 日本の曲2曲。
通りゃんせ それから サザン・オールスターズの Tsunami をアレンジしたものです。 Tsunami が もう感動的で。 ただでさえ 自分の好きな曲なのに 波のうねりにのせたピアノの響きが 甘く切ない思いを運んでくれます。 連れが CDを買っていたので 後で貸して貰おう(わたしは ショパンの曲を収録したCDを買った)
 
最後の オリジナル曲も タイトルが Ikebana とある様に 日本の和音を基調とした曲です。 タッチは ショパン。 和風ショパン?

コンサート終了後 CDにサインして頂いて たらこちゃんも 握手してきました☆

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