テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



ぷらイム中心に。

 
演奏会場、はまぎくホテルのロビーにあった絵。ロビーには、ペッパー君もいます。女の子バージョンのペッパー君って初めて見ました。台詞では自分の事を「僕」と呼んでましたが。そこは簡単に書き換えられないらしい。


もう一つの演奏会場、森の図書館。こじんまりとした素敵な場所でした。個人宅なので、外の写真だけ。。


前回行かなかった展望台、筋山展望台にも行ってみました。今は殆ど行く人もないのか、草ボウボウの中をかき分けて行く。。。ぷらさんは、最初、駐車場で待ってる、と言ってたくらいです。でも行ってみたら、すごく良い眺め。

 
今回はお天気が悪かったので、青い海と青い空、という景色ではなかったのですが、山に霧がかかって、何とも幻想的です。到着した最初の日も、行く道が、夢幻境に来たのかしら、という様な濃い霧に包まれた山や谷。美しかったです。

昨年は入れなかった東京大学国際沿岸海洋研究センターも、入れる様になっていました。3階部分だけ改修して、今も研究所として活動中です。たまたま研究員の方と鉢合わせて、改修終わった研究所の中や、屋上まで案内して頂きました。



 
1階、2階は、整備が間に合わないのか(きっと、町中、新しい家の工事の方が優先なのでしょう、と思います) 遺構として残すかどうかの結論がまだ出ていないのか、殆ど手つかずで、天井とか崩れてきそうだし、いくらなんでも入ったら危険でしょう、という部屋には、手書きで注意書きが書いてあります。

 

 
ここに、大勢の人が働いていた、そんな時間を思い浮かべてしまう風景。天井には放置されたままのプロジェクター。丁度、外では、学校のチャイムが鳴り響いていました。

折角なので、昨年と同じ風景ですが、海洋研究センターの反対側、ひょっこりひょうたん島の写真も^^
 
昨年は、工事がまだ真っ最中で、堤防の右と左とで海の色がまるで違ったのに(工事中の海の方は、海底の土砂を巻き上げた土色をしている)今年は、右も左も澄んだ海。砂浜ではないので、海の水の透明度が高い。


堤防で、釣りをしている方に何が連れるのか聞いてみましたら、はて?という返事。何が釣れるのか分からず、暇だから釣りをしているみたい。そういえば、ドローンも置いてありました。大槌の人ではないのかな。。。灯台の所で釣りをしてる方は、ソイという魚が釣れる、と教えてくれました。

PETEはいつも写真を撮っていて遅れるので、PETEのカメラには、とっとと先を歩いているぷらイムの写真が多い。


昨年建ったという、宮沢賢治の詩碑。暁穹への嫉妬。これはいい詩です^^ いつか作品にしてみたい。昨年は、三陸に建つ賢治の詩碑の何かサミットみたいな物があったそうで、はまぎくホテルが会場になっていたそうです。最初話を聞いた時は、家もまだなのに、詩碑?と思いましたが、町の活性化、という意味では良いのかもしれません。


案内してくださったガイドさんの仮設住宅にある集会所。もう9月にはここを出られるので、お写真いいかしら^^ 山の方に行くと、仮設住宅が沢山建っていますが、この一画は、何となく壁面もオシャレ。それでも、中は四畳半二間だそうです。そこに家族で6年半。大変だったろうなあ、と思いますが、住宅費がかからないので、今となっては、もうずっとこのままここでいい。。。という方もあったり、なかなか難しい問題もある様です。

 
新しい役場の所に、今年の1月に建てられた、東日本大震災津波物故者納骨堂。説明には421人の行方不明者を含む1285人が犠牲となりました、とありますが、先日、行方不明者の数が420に減ったそうです。それをすごく大事な事の様に話すガイドさんのお話に、行方不明者の数、は、単なる数ではなく、×420倍の人間の人生と哀しみがあるんだなあ、と改めて思わせられました。3月11日の津波到来の時刻に、窓から太陽の光が入る様に設計されているそうです。


神戸市の「1.17希望の灯り」から分灯した灯り。大槌の町を見下ろせる場所に建っています。碑には、「やさしさ、思いやり、仲間、絆の大切さを忘れることなくともに歩んでいきましょう。」とあります。

最後、昨年、行き損なった城山公園! 大槌城の跡です。ここは、眺めがよくて気持ちいい~☆ お休みの日にはピクニックに来たくなる様な場所です。演奏会もやってますよ、と仰ってましたが、テルミンは電気がないと鳴らないのが残念。こんな所で演奏したら、絶対気持ちいい。
 

 

まだまだ先は長いなあ、と思いますが、大槌の新しい顔を発見できて嬉しいです。筋山展望台の所にも大きな桜があったし、いつか桜の季節に行きたい。

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