テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



8/25 逗子での演奏会に向けての準備 着々と進行中です。 今日は ヴァイオリニストの鍵冨弦太郎さんにお出ましいただき ヴァイオリンとテルミンで演奏予定の ハルヴォルセンのパッサカリアをさらいました。

一体 なんで こんな曲選んじゃったんだろう~ と思う位 テルミンが弾く予定のパートの楽譜は 無理!無理!無理! のオンパレード。 かろうじてわたしが弾ける程度に かなり音を抜いてあります。 これが ヴァイオリンと一緒になって どこまで原曲の雰囲気を伝える内容になっているのかしら。。。。と すご~く不安だったんですが 鍵冨さんの変てこ事態対応能力(!?)がすごい。

テルミン初めてみたいなのに 段々話が分かってくると「テルミンで こういうの出来ませんか?」と ばんばん 要求してくる。 それが なるほど それも いいかも もしかして 昔テルミニストと共演しました? と言いたくなる位 テルミンの事を よく分かってくれます。 時には「テルミンのその音聞かせたいですから」みたいに ヴァイオリンの方を変えてみたり。

少しずつ曲をすすめていったので 最終的にこうしましょう という部分だけつぎはぎにした音源は フレーズの切れ目切れ目に 鍵冨さんの「いいですね~。」「いいですね~。」「それ いいですね。」というコメントが挟まっていて なんだか嬉しくなります。 先生に向いてると思うわ~ 鍵冨さん。 しかも こうして聞いてみると テルミン かなり ヘマだらけ(本番までに もっとしっかり練習します!)なのに 全く動じないで こう弾こうと思ったのさ~ みたいな感じにヴァイオリンを合わせてくれるので わあ これは 本番で頼りになりそうです~。

共演者を上手に見せる演奏家って いるんだなぁ と感心します。



今日のおやつ。 鎌倉鳩サブレーの相生饅頭。

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