テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 





Tokyo Cantat 2007
士の心は 志

2007.4.29~5.5

わたしが伺ったのは CONCERT-Ⅰ「歌・謡・詩、うたう日本人」
5月3日 @すみだトリフォニーホール

【古事記】鈴木輝昭「アルス・アンティカ」
【柿本人麻呂】新美徳英「常世から」より「樹の国」
【和泉式部、清少納言、紫式部、二條院讃岐、大貳三位】信時潔「女人和歌連曲」
【梁塵秘抄】柴田南雄「秋来ぬと」
【田植草紙】間宮芳生「三色草紙」
【松尾芭蕉】湯浅譲二「芭蕉の俳句によるプロジェクション」
【斎藤茂吉】西村朗「死にたまふ母」より
【百人一首】林光「帆は風に鳴り」より・「いつも風流れる川」より・「月わたし風」より

プログラムを書き並べただけで 面白そうです。

このTokyo Cantat は「21世紀の合唱を考える会・合唱人集団「音楽樹」」という団体主催のイヴェント。

「20世紀の合唱界は、約1000年にわたる西洋合唱音楽の歴史に学び、それを日本の文化の中に取り込んでいく時代でした。
そして、21世紀はそうした成果を踏まえて新たな物を創造し、それを日本固有の合唱音楽文化として世界へ発信していく時代です。」

この公演のテーマは 言葉、詩の持つ叙情性に注目し 日本人にとっては言葉とは? 歌とは? 詩とは? と 問いかける というものなんですが

西洋音楽の3本の柱。 メロディ ハーモニー リズム。

それが かなり崩壊している と見られる演目が並び その要素が とても刺激的で 面白かった。 こんな曲を テルミンでやってみたい。(難しそう。。。)

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